1・8・15・22・29日の土曜日の午後
2・16・23・30の日曜日の午後
5・12・19・26日の水曜日
9日の日曜日は勉強会参加の為休診いたします。
本当に老化が腰痛の原因なのか⁉
本日の腰痛新常識
『港湾労働就職希望者208名、急性腰痛を発症した港湾労働者207名、
6ヶ月以上続いている慢性腰痛患者200名を対象に、
腰部のX線写真の異常検出率を比較した結果、
3群間の加齢による異常検出率に差は認められなかった。』
http://1.usa.gov/jVFqUC
レントゲンなどの画像検査で見られる椎骨の異常は、
腰痛に関係ないばかりか、老化にも関係ないのです。
昨日来られた40代の女性の患者さん。
昨日で3回目の施術日でした。2回目までは「まだ○○したら痛い」と
不安そうにしておられたのですが、昨日は院に入るなり
「全然大丈夫です、あの痛みは何だったんでしょう?」と笑顔が出ていました。
どうしても痛みがあると不安になりますが、
その不安に負けないで、日常生活を続けてくださいネ。
腰痛の場合画像検査は必要か⁉
本日の腰痛新常識
『60歳の一般住民666名を対象に胸椎と腰椎のX線写真を分析した結果、
腰痛経験者の58.7%に、未経験者の57.5%に変形性脊椎症が確認されたが、
両群間の検出率に差はなかった。老化よる脊椎の変形は腰痛の原因ではない。』
レントゲンの異常と腰痛との間に因果関係がないという論文は世界でたくさんあります。
欧米ではレッドフラッグ(命の危険)以外は画像検査は必要がないので、
検査をしないそうです。
画像検査で、放射能被ばくしていては本末転倒です。
先日来られた30代の男性の患者さん。
今までは、マッサージ屋さんなどでマッサージを受けておられたようですが、
なかなか時間が合わず、ネットで色々調べて、当院の口コミを見て来てくださいました。
カラダを確認してから、当院の治療方針をお伝えし、
納得いただき施術開始、カラダのバランスを整えると
「あれっ?これだけで痛みがなくなるんですか?」と驚いた様子。
今までは腰を中心にマッサージを受けて来られたので、
当院の弱刺激には驚かれると思います。
カラダは非常に繊細です。
マッサージをすればするほど筋肉は硬くなり、痛みは繰り返されます。
出来るだけ弱い刺激でカラダを整える方が良いと私は感は考えます。
失敗しない治療院の見つけ方
頭痛、首の痛み、肩こり、肩の痛みや腰の痛み、腕、肘、カラダの不調など家事や育児、仕事に支障をきたす痛みや不安を感じた時に、最初に考えることは、「病院に行くのか、整骨院に行くのか」と悩むことはないでしょうか?
まずは病院!という方が今の時代は多いですね。
当院に来られる患者さんの中には、「病院に行ってレントゲンを撮ったけど異常がなく、クスリとシップで様子を見ていたけどなかなか治らず、仕方がないので近所の整骨院に行ったけど、腰のマッサージと電気でその時は気持ち良いけど、次の日には痛くなる」という方も多くいます。
そのような方がよく考えられるのは、
「治療院(整骨院)ってたくさんあるけど、どこに行ったら良いのかわからない」
「本当に治るのかなぁ」
と言われる方も多いと思います。
整形外科や整骨院・鍼灸院だけでなく、整体院・カイロ・マッサージ屋さん・アロマセラピー・リラクゼーションサロンなどたくさんありすぎてどこに行けば迷う方も多いですよね。
自分のカラダの事ですし、行ってみて「うわっ、失敗や」という残念な経験をされた事がある方もいるかもしれません。
「治療院(整骨院)は結局行かないとわからない」
というのも間違いではありません。
しかし大切なのは良い治療院・悪い治療院を探すのではなく、あなたのニーズに本当に合っているかということです。
ここでは、「根本からと治したい」という思いを持つ方がどういった基準で選べばいいのか、我々治療院側の意見も踏まえて紹介いたします。
①国家資格を持っている
医師・柔道整復師・鍼灸師・按摩・マッサージ師などの国家資格を持っている。これはかなり重要です。持っているから必ず安心・安全というわけではありませんが、最低3年間カラダ(骨・関節・筋肉などの運動器)について専門的に(解剖学・生理学・一般臨床学・整形外科学など)学び、実技の研修を行い、なおかつ国家試験に合格して初めて国家資格は与えられます。もちろん整体院などで国家資格を持たない方でも素晴らしい先生もいます。しかし中には脱サラして1週間程度の研修を受けただけで開業するケースもあるのです。以前来られた患者さんで、マッサージ屋さんでマッサージを受けた次の日に腰が痛くなったと言って来られた方もいます。そういった危険性を避けるためにも、「国家資格所有者」が最低限必要な要素ではないでしょうか。
国家資格を持っていればいいというわけではありませんが、最低ラインの基準になります。
ホームページなどで確認してください。記載が無い場合は候補から除外することをお勧めします。
②完全予約制であるかどうか
院の受付方法で「完全予約制」と「来た順番」というのがあります。
前もって「予約」を取ってその時間に合わせて通うのが「予約制」でいつでもお気軽に行けるのが「来た順番」です。
思いついた時や時間が出来た時に行けばやってくれます。
「来た順番は」電話などで確認する必要もないので非常にお手軽です。
「完全予約制」と「来た順番」の間に「予約優先制」というものもあります。
とりあえず「予約」しておくと待ち時間が少なくて済み、「予約」をしていなければ待ち時間が長いこともあります。
当院も開業当初は「予約優先制」でしていましたので、混み合う時にもお断りをして待って頂くこともありました。
しかし本当に治したいという気持ちのある方は「完全予約制」の院へ行くべきでしょう。
なぜならその方が絶対に治療効果が高くなるからです。
理由は次の通りです。
①集中して治療が出来る
一生懸命に治療しているつもりでも、「この後ベッドにあの人を誘導して電気当てて」とか「待合いには今何人くらいいるかなぁ、だいぶ待ってもらってるなぁ」というように目の前の患者さん以外の事を考えてしまうこともあります。忙しくバタバタした中での初診患者さんの問診中でも同じです。時間を気にして聞かなければならない所とを端折ってしまったりと、手を抜いているつもりは無くても心ここにあらずという事もありました。
「完全予約制」ではその様な事が無くなり、問診や検査の精度も上がり治療効果が高まります。
②待ち時間が無くなるので計画的に通院できる
待合いにも患者さんがいてると、1日の来院数が多くなるので、「気に入ってもらっている」と勘違いしていましたが、実は待たせるという事は「患者さんの大切な時間を奪っている」ということに気が付きました。
「私は時間に余裕があるからいくらでも待つよ」という人は中にはいましたが、これって気を使っているだけですよね。
よほど時間に余裕がある方でも、いつもどれくらい待つか分からないという状態ではカラダを治すためとはいえ計画的に通えないはずです。
真面目に治療をやっていてわかったのですが、これでは「きちんと治す」ことは出来ません。
急性外傷(ケガ)はもちろん、肩こりや腰痛・股関節の痛みなど特に慢性疾患は1回の治療で治る事は難しい為、特に計画的に治療を進めていく事で根本改善につながります。
「完全予約制」にする事で治療ペースや来院時間をあらかじめ決めることが出来ます。その為大切な時間を無駄にしなくて済みますし、あなたの為の時間ですからプライバシーも保てます。
又、計画的に通院していただくことで改善率が大幅に上昇します。
手軽さを求めるなら「来た順番」の院でも良いと思いますが、本当に自分のカラダを根本から改善したいという方は「完全予約制」の院を選びましょう。
③治療の専門院であるか
最近では整骨院などでも美容やエステ、アロマテラピーを導入する院が増えてきました。
美容鍼などもTVで取り上げられていますね。
様々なニーズがあるのでそれにこたえることは良いと思います。
数日の研修しかしていない素人がエステをやるより、専門知識を持つプロの方が効果も高いかもしれません。
ですがそういった院の治療技術が高いかどうかは全く別です。
院の設備(機械)や技術が美容系の勉強ばかりになっていて治療には向いていないかもしれません。
また、〇分〇〇円という料金体系のところは、リラクゼーションが主ですから、「治したい」という方には合わないと思います。
長く揉んでもらっても治る事はありません。これは知識のある医療人ならあたり前の事です。
これもホームページなどで確認できますので、行く前に一度調べてみてください。
④保険外の治療を行っているか
健康保険が適用される治療というのは本当に最低限の保証でしかなく、早期回復は見込めません。
特に整骨院の場合は「骨折」「脱臼」(の応急処置)「捻挫」「打撲」「挫傷」などの急性外傷(ケガ)にのみ健康保険が適用されます。
整形外科なら「歩けたら良い」、歯医者でしたら「嚙めれば良い」などです。
健康保険には国民の最低限の健康生活を守るセーフティネットの役割がありますが、あくまで最低限の保証ですので、健康保険で定められている治療料金は低く設定されているため、多くの患者さんを診ないと院の経営が成り立たないという問題生じます。
その為1人にかけられる時間には限度があります。
歯医者でも銀歯は保険で白いセラミックを使ったような綺麗な歯を入れるのは自費です。
病院でも、本当によくなる治療は「自費治療」となっています
「二度と痛い思いはしたくない」「根本から改善したい」「自分のカラダを大切にしている」といった強い思いのある方に応える為には、オーダーメイドの根本治療が必要です。
本当に根本から改善したいという希望に応えるには保険外を使わず自費診療を受ける必要があるのです。
これらの点を注意していただければ、「根本から改善したい」というニーズを満たすための確率がかなり高まると考えられます。
実際、治療院側から見た場合
「上記の条件を満たしていないときちんとした治療を行うことが出来ない」のです。
細かくお話を聞いて(問診・検査)、あなたに合った治療を考え、出来る限り最高の知識と技術を集中して行い、セルフケアをお伝えしそれを実践して頂き患者さんとの二人三脚での治療で、「根本改善」するための環境を整えていることが本当に大切なのです。
ですから当院は「完全予約制」とし、「自費治療」を行っているのです。
当然、私は「柔道整復師」という国家資格を持っています。
あなたが「二度と痛い思いをしたくない」という強い気持ちがあれば、一度当院にご相談ください。
腰椎の変形と腰痛は関係がない⁉
本日の腰痛新常識
『腰痛患者378名と健常者217名の腰部X線写真を比較した研究でも、
両群間における変形性脊椎症の検出率に差はなく、加齢と共に増加する傾向が見られることから、
変形は正常な老化現象にすぎず、腰痛の原因とは考えられないと結論。』
http://1.usa.gov/msMFAV
レントゲン画像の異常と腰痛は全く関係がありません。
世界の腰痛診療ガイドラインでも、レッドフラッグ(命の危険)の場合のみ、
画像検査を推奨しています。腰痛があってもレントゲンを撮る必要は無く、
逆に放射線被ばくの危険性が高まります。気を付けて下さいネ。
昨日来られた40代の女性の患者さん。
先週日曜日にぎっくり腰をおこしてから2回目の施術日でした。
1週間の様子をお聴きすると、
「先生が安静にしたらダメと言われたのが印象に残っていて
日常生活をしていると2日ほどで何ともなくなった」と言われていました。
そうなんです、痛みがあるとどうしても安静にしがちですが、
動ける範囲で動くことで回復は早まります。
痛みに負けないで日常生活を過ごしてください。
腰椎の変形と腰痛は全く関係がありません⁉
本日の腰痛新常識
『腰椎の変形が腰痛の原因でないことは半世紀以上も前から証明されてきた。
最も古い対照試験は1953年に実施された
腰痛患者100名と健常者100名の腰部X線写真を比較したもので、
両群間の変形性脊椎症の検出率に差はなかった。』
http://1.usa.gov/lCMbXb
椎体の変形と腰痛は関係がない事は日本以外では常識です。
レントゲンで「変形してます」と言われても安心してくださいね。
原因は他にありますよ。
昨日来られた50代の女性の患者さん。
膝の痛みで通院中です。来院当初は歩くこともままならず、
弟さんに車で送ってもらっておられましたが、
今では20分かけて歩いて来院されています。
まだ、急な動きをすると痛みが出るようですが、
「体重をかけるのが怖くなくなってきました」と喜んでおられました。
膝の痛みの場合ヒアルロン酸やコンドロイチンなどを注射、
あるいは服用しなくとも簡単ではないですが改善します。
手術を勧められても、手術を受ける前にあきらめないでくださいネ。
急性腰痛(ぎっくり腰)で一番早く回復するのは⁉
本日の腰痛新常識
『急性腰痛患者186例を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によると、
安静臥床群、ストレッチ群、日常生活群のうち、最も早く回復したのは日常生活群で、
最も回復が遅かったのは安静臥床群だった。腰痛に安静第一は間違い。むしろ回復を妨げる。』
http://1.usa.gov/mOolz9
今の時期、本当に増えています、急性腰痛(ぎっくり腰)・・・
急性腰痛(ギックリ腰)は安静にすることで治りが遅くなります。
痛いのはつらいですが、なるべく無理してでも日常生活を普通にすごすようにしてください。
最初は足の指→足首→膝というように、少しづつ動かしてみてくださいネ。
先日来られた50代の男性の患者さん。
元々酷い腰痛で整形外科でブロック注射を受けていたのですが、
当院に来られるようになってかなり痛みが緩和しました。
今までは会議などで長い時間座っていると、
動けなくなるくらい痛みが強くなっていたそうですが、
お聞きすると「長い時間座っていても痛みは出なかったです」と喜んでくださいました。
デスクワークでお仕事をされている方は、
集中しなくてはいけない時に腰が痛くナット集中できず、
仕事のペースも上がらないので痛みが出ない様にしないといけないですよね。
椅子や机の高さを調整したり、クッションなどを変えても
なかなか腰痛が治らないという方は、一度ご相談くださいませ。
骨盤矯正では腰痛は治りません⁉
本日の腰痛新常識
『発症後1年以内の腰痛患者144名と健常者138名を対象に、
骨盤の歪みを厳密に測定して腰痛との関連を調べた研究により、
どのような臨床的意義においても、
骨盤の非対称性(歪み)と腰痛とは関連していないことが証明されている。』
http://1.usa.gov/kIBHZm
骨盤矯正に関する科学的な証明です。
骨盤の歪みと腰痛は関連がないことは世界中で有名な話です。
当院でも、骨盤矯正と言っていますが、カラダ全体のねじれを整えることです。
最近は「骨盤矯正専門」などと宣伝している整骨院などもあり、
「骨盤矯正で治りました」と言っていますが、
マッサージをしたり温めたりと、骨盤矯正以外の事をすることで改善しているのです。
そもそも人間のカラダは左右対称ではありません。
骨盤が非対称であっても当たり前の事なのです。
間違った情報をうのみにすると、治るものも治らなくなります。
もう一度言います 『骨盤矯正では治りません!』
正しい治療を受けたいという方は今すぐ0725-53-2800までお電話をください。
昨日来られた40代の女性の患者さん。
先週の連休中にぎっくり腰をおこして来院された方の2回目の施術日でした。
1週間の様子をお聴きすると、念のため仕事は休んだそうですが、
家事などはこなして安静にはしていなかったそうで、
「言われた通りカラダを動かしていたら普通にしていたら痛みは無いです」との事。
そうなんです!ぎっくり腰の場合安静にしていることが一番回復が遅れるのです。
この方はお仕事が重量物を運んだりするという事でしたので、
無理はしない様にお伝えしておりました。
又、この方の場合は感受性が高いので、「こうしたら痛い」というよりも
「こうしても大丈夫」と考えれていました。
早く回復することは、感受性を高めてカラダを動かすことです。
新しい技術が正しいとは限らない⁉
本日の腰痛新常識
『椎間板ヘルニアと診断された下肢痛患者328名を
チュブラーレトラクター椎間板摘出術群(新開発の低侵襲手術)と
標準的顕微鏡下椎間板摘出群に割り付けたRCT(ランダム化比較試験)によると、
疼痛改善率はチュブラー手術群より顕微鏡手術群の方が優れていた。』
http://bit.ly/roIaXm
日本でも最近チュブラーレトラクター椎間板摘出手術ですが、
標準的顕微鏡下椎間板摘出術には勝らないことが分かりました。
新しい技術が優れているとは限らないんですね。
昨日来られた60代の男性の患者さん。
タイミングが合わず、1ヶ月ぶりのメンテナンスでした。
この方は、当院では特殊でゴルフに行ったあと、
2週間に1回はメンテナンスを受けに来られます。
ゴルフの後は疲れるという事で・・・好きなゴルフを毎週1~2回はラウンドされています。
しかし、この方も来院当初は違う整骨院に行っていたそうですが、
そこでは「ゴルフ禁止」を言い渡され、落ち込んでいました。
そのころ、当院を知り合いに紹介されたという事で来られたのですが、
「どうしてもゴルフがしたい」という強い気持ちが肩と腰の痛みを感知っせたと思います。
昨日もその話をしていたのですが、
その方も「やっぱり治してもらおうより治したいという気持ちが大切やなぁ」
と話されていました。
それと「ここまで出来た」と思うことも大切だとも仰っていました。
確かに、例えば10段階中「まだ3痛い」と思うか「7痛く無くなった」と
思うかによって変わってきます。
皆さんも感受性を高めて積極的になってくださいネ。
腰痛の世界での常識、日本では?
本日の腰痛新常識
『イギリスの腰痛診療ガイドラインは心理社会的因子について次の4つの事実を指摘している。
(4)心理社会的因子はこれまで考えられていたよりもはるかに早い段階で重要な意味を持つ。
ゆえに、患者の心理的・職業的・社会経済的因子に目を向ける必要がある。』
http://bit.ly/nfz2B2
一昨日からの続きです。
AHCPR(アメリカ医療政策研究局)を引き継いだ形の腰痛診療ガイドラインです。
2001年の時点ですでにここまで言及していたのです。
日本では、いまだに生物学的損傷ととらえている医療関係者がいます。
間違った情報に惑わされないでくださいネ。
先日来られた60代の女性の患者さん。
大好きなスポーツで膝を怪我されて、来院されていたのですが、
今では1ヶ月に1回のメンテナンスで調子がいいようです。
先日も来られた時に「カラダの調子がいいわ~」と喜んでくださいました。
いつまでも好きなことが続けられるようにこれからもお手伝いさせて頂きます。