腰椎の変形と腰痛は関係がない⁉


本日の腰痛新常識
『腰痛患者378名と健常者217名の腰部X線写真を比較した研究でも、

両群間における変形性脊椎症の検出率に差はなく、加齢と共に増加する傾向が見られることから、

変形は正常な老化現象にすぎず、腰痛の原因とは考えられないと結論。』
http://1.usa.gov/msMFAV
レントゲン画像の異常と腰痛は全く関係がありません。
世界の腰痛診療ガイドラインでも、レッドフラッグ(命の危険)の場合のみ、

画像検査を推奨しています。腰痛があってもレントゲンを撮る必要は無く、

逆に放射線被ばくの危険性が高まります。気を付けて下さいネ。

 

 

 

昨日来られた40代の女性の患者さん。
先週日曜日にぎっくり腰をおこしてから2回目の施術日でした。
1週間の様子をお聴きすると、

「先生が安静にしたらダメと言われたのが印象に残っていて

日常生活をしていると2日ほどで何ともなくなった」と言われていました。

そうなんです、痛みがあるとどうしても安静にしがちですが、

動ける範囲で動くことで回復は早まります。

痛みに負けないで日常生活を過ごしてください。