季節の変わり目になると「頭痛」でお困りの方が多くなります。
「頭痛」でお困りの方の中には、「クスリ(痛み止め)」でしのいでいる方も多いと思いますが、クスリにはリスクが伴います。
一時的に「どうしても」という時だけ飲むのならいいのですが、毎日のように飲み続けている方も中にはおられます。
そうなると胃腸障害などの副作用が心配されますし、いざという時に効果が無い事もあり、量が増え続ける可能性もあります。
そういう事から、クスリを飲み続けることはしてほしくありません。
このブログでは、薬剤の副作用によるものや病気などにより引き起こされる「二次性頭痛(症候性頭痛)」に関しては省かせていただき、整骨院で改善できる「一時性頭痛(慢性頭痛)」と呼ばれる症状について、種類と分類、対処方法についてまとめています。
クスリが、財布の中で万が一の時のお守りになることを願っています。
先ずは頭痛の種類から見ていきましょう。
Contents
頭痛の種類
先ずご自分の頭痛がどういう分類に当てはまるのかを知る必要があります。
先ほども書かせていただきましたが、「二次性頭痛(症候性頭痛)」」は省き、「一時性頭痛(慢性頭痛)」だけを分類すると大きく分けて4つに分類できます。
一次性頭痛(慢性頭痛)
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
- 群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
- その他の一次性頭痛
それぞれの特徴をまとめたみたいと思います。
片頭痛
片(偏)頭痛が起こるきっかけは、ストレス、ストレスからの解放、寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの変化(月経周期)、天候や気圧の変化、空腹、肩こり、アルコールなど様々です。
片頭痛の特徴としては下記のような症状があります。
- 両親に同じような頭痛を持つ人がいることが多い
- 早い人で10歳代で発症する
- 月に平均2~4回定期的に頭痛発作が起こるが、発作が過ぎれば体調に問題はない
- 6割の人は頭の片側に痛みが起こる
- ズキズキと脈打つような痛みがある
- 動くと痛みが増す
- 痛みがひどい時には、悪心がありおう吐につながることがある
- 頭痛の時、光や音で増悪する
- 仕事や家事に支障をきたすことがある
- 頭痛の前に、生あくびや首すじの張り、空腹感などの予兆がある
- 頭痛の前に、目の前にギザギザした光が見えるなどの前兆をともなう
偏頭痛が起こるメカニズム
片頭痛が起こるメカニズムは、残念ながらまだ解明されていません。
脳の血管が収縮して前兆が起こり、その後、血管が拡張して頭痛が起こるという考えが主流ですが、最近では、最近では脳そのものに何らかの原因があるという説(中枢起源説)や、脳血管や三叉神経終末に原因が見られるとする説(三叉神経血管説)も唱えられるようになりました。
また片頭痛は肉親に同じような頭痛を持つ人が多いため、遺伝的な要素があるとも考えられています。
偏頭痛の対処方法
- 暗い、静かな場所で横になる
片頭痛は、光のまぶしさや音と動くと痛みが増すので、部屋のカーテンなどで光や音を防いで安静に過ごしましょう。 - 冷やしたり押さえたりする
ズキズキ痛みがある所を氷などで冷やしたり、圧迫したりすることで周辺の血管が収縮し痛みがやわらぎます。 - 睡眠をとる
片頭痛は眠ることで改善します。仕事中に痛みが起こった場合も、可能なら仕事を中断して仮眠をとりましょう。
ただし、寝すぎると逆効果の場合もありますので、規則正しい睡眠を心がけましょう。 - カフェインの入ったものを飲む
カフェインには血管を収縮させる働きがあるため、痛みが出そうになる前にコーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物を飲むと痛みが和らぐことがあります。
緊張型頭痛
緊張性頭痛は、頭痛の大半を占める、いわゆる肩(首)こりによる頭痛の事で、時々起こるもの(反復性緊張型頭痛)とほぼ毎日起こるもの(慢性緊張型頭痛)があります。
後頭部から首すじにかけて、重苦しい感じや、頭をベルトで締めつけられているような圧迫感が起こるのが特徴で、首筋の痛みや非回転性のめまい、軽い気持ち悪さや嘔吐を伴う場合があります。
朝は軽く、疲労の蓄積によって悪くなることがありますが、睡眠の質が悪いと、朝目が覚めた時から頭痛に悩まれる方も少なくありません。
片頭痛のようにズキズキする痛みや寝込むほど強い痛みではなく、動いても痛みは強くならず、光・音過敏や吐き気もありません。
緊張型頭痛が起こるきっかけは、大半が身体的、または精神的ストレスです。
例えば、長時間同じ姿勢をとるといった身体的ストレス、環境の変化や人間関係によるによる精神的ストレスなどによって神経や筋肉が過度に緊張し、筋肉に疲労物質がたまったり、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなったりして頭痛が起こります。
緊張型頭痛の特徴としては下記のような症状があります。
- 後頭部を中心に頭全体ががじんわり痛む
- 片頭痛のようなズキズキする痛みや寝込むほど強い痛みはない
- 重苦しい感じや頭をベルトで締めつけられているような痛みがある
- 首や肩のこりをともなうことが多い
- 吐き気を感じることはない
- 頭痛がしている時に光や音を煩わしく感じることは少ない
- 動いても痛みは悪化しない
緊張型頭痛が起こるメカニズム
緊張型頭痛の場合、反復性と慢性ではメカニズムが違います。
反復性緊張型頭痛
反復性緊張型頭痛は、頭や首、肩の筋肉の緊張から起こることが多いと考えられ、長時間、同じ体勢や無理な姿勢を続けることで、首や頭の筋肉に負担がかかり、緊張が高まることで、首や肩周りの筋肉の血行が悪化し、血管に老廃物などが溜まることで炎症が起こり、痛み物質が産生されて、頭痛を引き起こされると考えられています。
慢性緊張型頭痛
慢性緊張型頭痛は、脳そのものが痛みを感じやすいのではないかと考えられています。心配ごとや不安などの精神的ストレスが関連していることも多いです。
緊張型頭痛の対処方法
- 長時間同じ姿勢が続かないようにする
デスクワークなどであっても20~30分に一度首や肩を回したり、背伸びをしましょう。 - 温める
筋肉が過緊張して血行が悪くなっていますので、蒸しタオルや微温入浴で筋肉を温めましょう。 - 深呼吸
血行が悪くなり筋肉に酸素が供給されていない状態ですので、マスクを外して深呼吸をしましょう。その際先ずは息を吐く事です。 - 適度な運動
筋肉を動かすことで血行が良くなり筋肉が緩みます。
ラジオ体操程度の運動を続けましょう。
群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
群発頭痛およびその近縁疾患は、短時間、片側性の頭痛発作と結膜充血、流涙、鼻漏などの頭部副交感神経系の自律神経症状を伴うことが特徴で、眼周囲から前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が数週~数か月の期間群発したり、夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、男性に多いとされています。
中には「目をえぐられるような痛み」を感じる方もおられます。
群発頭痛が発生するきっかけなど未だ解明されていません。
群発頭痛の特徴には以下のようなものがあります。
- 男性に多い
- ほぼ毎回同じ片側の、目の奥やこめかみに痛みが出る
- 耐えがたい激しい痛みが数時間続く
- 頭痛と同じ側の眼が充血したり、涙が出たり、鼻汁が出たりといった症状(自律神経症状)をともなう
- 痛みのためにじっとしていられない
- 群発期といって、ある一定の時期(通常は1-2ヵ月間)、ほぼ毎日発作が起こる
- 群発期には飲酒をすると痛みが起こるが、群発期を抜けてしまえば飲酒をしても痛みは起こらない
群発頭痛が起こるメカニズム
先ほど書きましたが、群発頭痛のメカニズムはまだ解明されていませんが、体内時計機能のある視床下部の機能異常によって起こる可能性が考えられています。
また、頭痛発作時には内頚動脈の拡張が関係している可能性があるといわれています。
群発頭痛の対処方法
メカニズムが解明されていないので、詳しく言えませんが、市販薬等では乗り切れないと思いますので、専門の医療機関を受診してください。
その他の一時性頭痛
上記した頭痛以外にも、様々な頭痛があります。
- 後頭神経痛
- ホルモンバランスの崩れによる頭痛
- 飛行機痛
- 週末痛
- 二日酔い頭痛
- 眼鏡を変えた後の頭痛
- お腹が空いた時頭痛
など、様々な頭痛がありますが、ここで重要なことは「日ごろ感じたことの無い頭痛」の場合すぐに医療機関を受診することです。
- 突然前触れもなく起こった激しい頭痛
- 今までと感じたことが無い初めて経験した頭痛
- 数日のうちにだんだんひどくなる頭痛
- 明らかに頭痛頻度が増えている
- 頭痛に加え、発熱が続く
- 麻痺、しびれ、言葉のもつれをともなう頭痛
- 頭部打撲後に出始めた頭痛
- 月の半分は頭痛があり、鎮痛薬を月に10日以上服用している
この様な場合は、専門の医療機関を受診して詳しく検査を受ける必要があります。
整骨院に来院される頭痛は、上記のうち、片頭痛と緊張型頭痛です。
片頭痛は少し時間がかかる可能性がありますが、緊張型頭痛の場合、早ければその場で頭痛が治まります。
頭痛でクスリを飲んでいたりマッサージを受けている方
頭痛でお困りの方の中には、市販の鎮痛剤を悼むたびに服用しているという方も少なくありません。
しかし、鎮痛剤を多用していると、いざという時に効果が無くなります。
自分がどのタイプの頭痛なのか把握し、それに合わせた対処方法を選んでください。
頭痛の予防として、マッサージを受けているとい方も多いと思います。
それで頭痛が完全になくなっているのならば問題はないですが、マッサージを受ければ受けるほど、筋肉が緊張しやすくなり首こりや肩こりを増大させます。
その結果頭痛がひどくなることが多いですので、マッサージを受けるのはお勧めできません。
頭痛の改善方法
先ほどご紹介した対処方法を試してみて、それでも効果が無いという方は、カラダのバランスが崩れ、血行が悪くなり、自己治癒力が低下していることが考えられます。
自己治癒力が低下している状態で、一時しのぎに鎮痛剤やマッサージを受けても効果はありません。
先ずはカラダのバランスを整え、自己治癒力を高めましょう。
その為に、当院の無痛整体があります。
カラダに負担をかけずに、カラダのバランスを整え、自己治癒力を高める事かがあります。
自己治癒力が低下しているかどうかの判断は、夕方から夜にかけて痛みがあったとしても、朝80%回復していれば問題ないのですが、朝になっても前日の痛みを引きずっている場合は、自己治癒力が低下している可能性があります。
早めにご相談ください。
柔道整復師 村西謙一 監修
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