ぎっくり腰(急性腰痛)の場合の早期回復ポイントは⁉

本日の腰痛新常識
『急性腰痛患者186例を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によると、
安静臥床群、ストレッチ群、日常生活群のうち、最も早く回復したのは日常生活群で、
最も回復が遅かったのは安静臥床群だった。腰痛に安静第一は間違い。
むしろ回復を妨げる。』
http://1.usa.gov/mOolz9

もちろんぎっくり腰(急性腰痛)にならない様に予防はしなくてはいけませんが、
不幸にもぎっくり腰(急性腰痛)になってしまった場合、
安静にしていると回復が遅れます。
痛みに負けないで日常生活を送る事で早期回復につながってきます。
カラダを動かせる範囲で動かしてください。
動かせる部位を増やしていくといいですよ。
例えば足のゆびは動くOK!足首は動くOK!・・・と言う感じでやってみてくださいネ。
先日来られた20代の女性の患者さん。
半年ぶりの来院でした。かなり調子が良かったことと、
仕事が忙しくなかなか時間が取れなかったそうです。
しかし、先週位から何となく体がだるくなり、
腰のハリが出てきたそうで、来院されました。
身体を診させて頂気ご本人にも鏡で確認していただいたのですが、
カラダが右にねじれている状態でした。
そこでカラダのバランスを整える整体をしたところねじれが取れて、
まっすぐに立てている自分を見て「えっこんなことでまっすぐなるの」と驚いていました。
腰のハリも無くなりかなり楽になったようでよかったです。

骨盤矯正で本当によくなるの?

本日の腰痛新常識
『腰痛患者144名と健常者138名を対象に骨盤の歪みを厳密に測定して腰痛との関連を調べた結果、
どのような臨床的意義においても骨盤の非対称性と腰痛は関連していないことが判明。
骨盤の歪みが腰痛の原因というのは迷信に過ぎない。』
http://t.co/iEvQzim

当院でも骨盤矯正をしていますが、
骨盤矯正だけで良くなることはありません。
身体の不調は骨盤の歪みではなくカラダのねじれが原因なのです。
先日来られた50代の女性の患者さん。
右の股関節と左膝が痛いとおっしゃっていた方ですが、
先日2回目の施術を行いました。
1回目の施術の次の日には左膝の痛みがなくなったそうですが、
まだ右の股関節には違和感が残っている状態の様です。
私が思っていた以上にカラダのねじれがきつい感じで、
先週に引き続きカラダの歪みを整える整体を行いました。
すると「あれっ痛みがなくなった」と喜んでおられました。
長年かかって出てきた痛みは、
一度で取れ切らないこともあります
数回で良くなりますので安心してください。

ヘルニア≠手術⁉

本日の腰痛新常識
『坐骨神経痛を訴える椎間板ヘルニア患者60名を対象に、
ラブ法群と顕微鏡下髄核摘出術群の術後成績を1年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、
術中の出血量、合併症、入院日数、欠勤日数、改善率など、いずれも両群の間に差は認められない。』
http://1.usa.gov/p43qmF

例えヘルニアと診断されても手術する必要はありません。
手術ばかりを勧める病院は数十年遅れています。
腰下肢痛があっても保存療法で痛みは無くなるのです。
先日来られた40代の女性の患者さん。
以前から肩こりに悩んでおられて、週に3日ほど近所の整骨院に通っていたそうですが、
相変わらず肩がこる毎日。
そんな時健康保険組合から、回答書が来たので、
整骨院で相談すると「そんなものは出さなくていいです」と言われたそうです。
しかし、ほっておくわけにもいかず、
整骨院に行った理由を「肩こり」と書いて出したら、
整骨院から「何で出したんですか!」と怒鳴られたそうです。
まだそんな整骨院があったんですね・・・。
整骨院は急性のケガに対して健康保険を使ってあくまで応急処置をする医療機関です、
慢性症状については健康保険が使えない事をご理解ください。
この患者さんは、当院が自費治療をしていることをネットで調べて来院くださいました。
施術後、「今までもんでもらっていた時より、一番軽くなっています」と喜んでくださいました。
この状態を維持するためのセルフケアをお伝えしましたので、肩こりも軽減していくでしょう。
来週のご予約を取って帰られました。

根拠のない症病名⁉

本日の腰痛新常識
『椎間関節症候群への注射療法に関する論文を厳密に分析した結果、
椎間関節内へのプラシーボ(生理食塩水)注射は、
ステロイド剤や局所麻酔剤と同等の改善効果があることから、
椎間関節症候群という病名自体が神話の可能性がある。』
http://1.usa.gov/nVAtNd

他にも、AHCPRの『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では
根拠のない診断名として、線維輪断裂・成人の腰椎分離症・筋筋膜炎・線維筋痛症・
椎間板症候群・挫傷・脊椎分離症・腰部椎間板症・椎間関節症候群・
変性関節症・捻挫・変形性脊椎症・椎間板障害/裂傷・脱臼・
亜脱臼(サブラクセーション)の15を挙げています。
これらの症病名が医師から伝えられたとしても気にすることはありません。
勿論手術の必要もありませんし、痛みは必ずなくなりますので安心してください。
先日来られた40代の女性の患者さん。
月に1度のメンテナンスでした。はじめて1ヶ月間間隔をあけたので
少し不安を感じていたそうですが、
「あっという間に1ヶ月が過ぎ、痛みを感じなかった」そうです。
痛みが出るかもという不安を感じないで生活できることは、
充実しているので1か月が今までよりも早く感じたんですね。
良かったです。

ブロック注射は効果がありません⁉

本日の腰痛新常識
「慢性腰痛患者97名を対象に椎間関節ブロックの有効性を6ヶ月間追跡した
RCT(ランダム化比較試験)によると、
プラシーボ(生理食塩水)群とステロイド群の改善率に差は認められなかった。
慢性腰痛に対する椎間関節ブロックに効果はないことが判明。」http://1.usa.gov/186g87K
ブロック注射は効果がありません。
以前毎週のようにブロック注射を受けても効果がなかった方が、
当院の施術で腰痛が改善した例もあります。
「効いた」という思い込みか、
注射を患部に打つことでの刺激で改善したという事は考えられますが・・・
いずれにしても、日本の利権に絡んだ
間違った常識を信じないでくださいネ。
昨日来られた30代の女性の患者さん。
以前から腰痛があり、痛い時やだるい時は
近所のマッサージ屋さんで揉んでもらっていたそうです。
しかし年末から痛みが強くなり、マッサージを受けても一向に良くならないので、
ネットで色々探していたそうです。
何件か整骨院にも行ったそうですが、思ったほどの効果が無かったそうで、
昨日当院に来院されました。
お話を聴いて、問診をして施術、その後カラダを確認すると
バランスの崩れは無くなっていて、
「今まで終わってすぐにこんなに腰が軽くなる事は無かった」と
嬉しいお言葉をいただきました。
腰が痛い時に腰を揉むという事は一見理にかなっているようですが、
実は逆効果の場合がほとんどです。
体の不調は専門家に任せることをお勧めします。

ぎっくり腰(急性腰痛)の特効薬⁉

本日の腰痛新常識
『1966年~1996年に発表された急性腰痛患者に対するアドバイスに関する論文をレビューした結果、
安静臥床は効果がないばかりか回復を遅らせるが、日常生活を続けると職場復帰が早く、
慢性化を防ぎ、再発率も低下することが判明。』
http://1.usa.gov/iKlS4V

ぎっくり腰(急性腰痛)の場合安静にしていることが一番治りにくいという事は
50年ほど前からわかっていたことです、日常生活を続けることが特効薬です。
勿論我々治療のプロが少しでも早く痛みがなくなるようにしますが、
回復を早めるために患者さん自身が強い気持ちを持って
一緒に治すんだという強い気持ちが大切です。
痛みに負けず、一緒にがんばりましょう。
昨日来られた30代の女性の患者さん。
以前から慢性的な腰の痛みがあったそうですが、
痛くなったら鎮痛剤を飲んで、シップを貼ってごまかしていたそうです。
しかし一昨日くらいから痛みが強くなり、動くのもつらい状態になったそうです。
月曜日からの仕事に支障をきたしたくないという事で、
日曜日に開いている整骨院をネットで探して当院に連絡されました。
幸い時間を調整して受ける事が出来ました。
施術後は「これだったら明日の仕事は大丈夫そうです」と嬉しいお言葉をいただきました。
当院は土・日曜日13時まで受付しております。
なかなか当日予約は難しいかもしれませんが、
急な痛みなどは一度ご連絡してみてください。

インソールで腰痛は緩和するのか⁉

本日の腰痛新常識
『立ち仕事をしている女性の腰痛患者96名を対象に行なったクロスオーバー試験によると、
インソールの使用によって腰痛が緩和したのは44%で、3%は悪化し、51%は変化がなかった。
インソールは立ち仕事での腰痛を緩和する可能性。』
http://t.co/HrLIQ95
緩和率が44%ではインソールで痛みが緩和したのか微妙ですよね。
いま日本で作られているインソールは基本立位と座位の圧力を計測して作成されます。
このようなインソールだと、歩く時の加重の変化は無視されています。
当院ではジャパンインソールラボで作られているインソールを使用しますので、
歩く時の加重も考えられています。
どうもインソールが合わないという方は一度ご相談ください。
先日来られた50代の女性の患者さん。
右の股関節と左の膝が痛いという事で来院されました。
ご本人も原因はわからないとの事。
立位姿勢を確認したところ明らかにカラダが左に捻じれていました。
そこでバランスを調整する整体を行ったところ、
ねじれがなくなり立った時の「右股関節の痛みもなくなった」との事。
左膝は少し水腫が出来ていましたので、違和感は残っていますが、
こちらも痛みは無くなったそうです。
痛みが出ていても原因となる部位は違うかもしれません。
原因を見つけることが改善の近道です。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症にステロイド剤は効果があるのか⁉

本日の腰痛新常識
『椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄症と診断された腰下肢痛患者73名を対象とした
硬膜外ブックに関するRCT(ランダム化比較試験)によると、
ステロイド剤+局所麻酔剤群と生理食塩水+局所麻酔剤群の間に改善率の差は認められなかった。
ステロイド注射は無効?』
http://1.usa.gov/qAFypS

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で腰下肢に痛みがある患者に
ステロイド剤を注射しても効果がないことが分かりました。
ステロイド剤は「抗炎症剤」としては最強ですので効果がないという事は
ヘルニアやすべり症が原因で腰下肢に痛みが出ているわけではないという事です。
私が見てきた腰下肢痛の患者さんも腰以外の部分に原因がある方がほとんどでした。
根本原因を見つけることで改善は早まりますよ。
昨日来られた50代の女性の患者さん。
週に1回超短波(内臓を温める温熱機器)を当てに来られているのですが、
丁度月1回のメンテナンスでした。
この1ヶ月特に何の問題もなく過ごせたそうで、
「今まで感じていた腰の痛みは何だったんですか?」と
不思議そうにしておられました(笑)原因と対策さえわかれば、
少々痛みが出たとしても問題なく過ごすことが出来ますので安心してくださいネ。

急性腰痛(ぎっくり腰)には運動療法は効果がありません⁉

本日の腰痛新常識
『急性腰痛患者363名を対象に標準的治療群、運動療法群、
シャム(疑似治療)群に割り付けて1年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、
腰痛による欠勤率は運動療法群が最も高く、シャム群が最も低かった。
急性腰痛に対する運動療法は無効。』
http://1.usa.gov/nZYZXu

急性腰痛(ぎっくり腰)には運動療法は効果がありません。
しかし、安静にしていると痛みは治らないですので、動ける範囲で動くことが大切です。
昨日来られた50代の女性の患者さん。
月に1度のメンテナンスでした。
「ひと月調子よかったです」との事でしたが、
一昨日くらいから股関節に違和感を感じる様になり、
痛みが強くならないうちに、調整してもらいたいという事で来院されました。
痛みが強くなる前に調整することで痛みが出たらどうしようと
不安を感じることなく生活を楽しめますよね。
皆さんも「痛くなってから」より「痛くなる前に」が大切ですよ。

シップ・牽引・鎮痛剤では痛みは無くなりません⁉

本日の腰痛新常識
『頚部痛と腰痛患者256例を対象に、医師の標準的な治療群、脊椎マニピュレーション群、
理学療法群、シャムトリートメント群に割り付けたRCT(ランダム化比較試験)によると、
最も成績が悪かったのは医師の標準的な治療群とシャムトリートメント群だった。』
http://1.usa.gov/kfFvV6

医師の標準的な治療とは、レントゲン・湿布・鎮痛剤・牽引です。
脊椎マニュピレーション(整体)、が効果的だと科学的にも証明されています。
低周波・マッサージ・牽引ではキビや腰の痛みは改善されません。
ここで書いている「整体」とは特別な技術がいるものですので、
その辺にある「整体屋」では受ける事が出来ませんので、
ご注意ください。国家資格を持った医療機関を受診してください。
先日来られた50代の女性の患者さん。
毎月1回のメンテナンスに来られていたのですが、
昨年末は忙しくて2ヶ月ぶりでした。
その間ずっと調子が良かったそうですが、
ある日朝起きると腰にピキッと痛みが走り、
腰が伸びない状態になってしまったそうです。
来られた時に「やっぱり調子が良くても1ヶ月に1回はメンテナンスしないとあかんわ~」と
仰っていました。
腰の痛みもすぐに良くなったので良かったです。
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