根拠のない症病名⁉


本日の腰痛新常識
『椎間関節症候群への注射療法に関する論文を厳密に分析した結果、
椎間関節内へのプラシーボ(生理食塩水)注射は、
ステロイド剤や局所麻酔剤と同等の改善効果があることから、
椎間関節症候群という病名自体が神話の可能性がある。』
http://1.usa.gov/nVAtNd

他にも、AHCPRの『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では
根拠のない診断名として、線維輪断裂・成人の腰椎分離症・筋筋膜炎・線維筋痛症・
椎間板症候群・挫傷・脊椎分離症・腰部椎間板症・椎間関節症候群・
変性関節症・捻挫・変形性脊椎症・椎間板障害/裂傷・脱臼・
亜脱臼(サブラクセーション)の15を挙げています。
これらの症病名が医師から伝えられたとしても気にすることはありません。
勿論手術の必要もありませんし、痛みは必ずなくなりますので安心してください。
先日来られた40代の女性の患者さん。
月に1度のメンテナンスでした。はじめて1ヶ月間間隔をあけたので
少し不安を感じていたそうですが、
「あっという間に1ヶ月が過ぎ、痛みを感じなかった」そうです。
痛みが出るかもという不安を感じないで生活できることは、
充実しているので1か月が今までよりも早く感じたんですね。
良かったです。