妊娠と椎間板の関係性⁉

本日の腰痛新常識
『妊婦54名と非妊婦41名の腰部椎間板をMRIで
比較した結果、椎間板異常は妊婦群で53%、
非妊婦群で54%、椎間板ヘルニアは妊婦群で9%、
非妊婦群で10%、椎間板膨隆は両群とも44%と
差がなかったことから、妊娠は腰にとって安全。』

http://1.usa.gov/luz28A
妊娠や前彎過剰で椎間板に影響を与えることはありません。

妊娠した時に腰痛を恐れないで、

元気な赤ちゃんを産んでくださいネ。
産後は出来るだけ早いケアをすることで
腰痛のリスクを低下させることが出来ますので、
その時はご相談ください。

 

 

 

昨日来られた40代の男性の患者さん。
1ヶ月に1回のメンテナンスでした。
先週まではかなり調子が余暇ってものの、
今週に入って腰のハリ感が強くなっていたそうです。
おカラダを診させて頂くと、
確かに腰にかなり力がはいっている状態でした。
身体を調整した後立ち上がると、
「不思議ですよね~これだけの刺激で腰が楽になるなんて」と

毎回不思議がっておられます。
腰の治療で腰をマッサージしてもらうと
確かに気持ちがいいかもしれませんが、
気持ちがいいだけで治療ではないのです。
腰に触れなくても腰の治療は出来るんですよ~。

急性腰痛と慢性腰痛の運動の効果の違い⁉

本日の腰痛新常識
『腰痛に対する運動療法をテーマとした11件のRCT(ランダム化比較試験)をレビューした結果、

急性腰痛(6週未満)に有効な運動療法は存在しないものの、

亜急性腰痛(6週~3ヶ月未満)や慢性腰痛(3ヶ月以上)には運動療法が有効であることが判明。』
http://1.usa.gov/qL98sH
慢性的な腰痛の場合、運動療法は必要不可欠ですが、

急性腰痛(ぎっくり腰)の場合は運動療法よりも日常生活の方が大切になります。

どちらにしても安静にすることが一番回復を遅らせてしまいますので、

痛みに負けないでカラダを動かせてくださいネ。

 

 

 

 

昨日来られた50代の女性の患者さん。
カラダの歪みが気になるとの事で予約されました。
お話を聴いていると、以前四十肩(肩関節周囲炎)で整骨院に通っておられたそうですが、

いまだに可動域が狭く、背中に腕を回せないとの事。

それも含めてカラダのバランスを整えました。

施術後「さっきより腕が上がる~」と驚いておられました。

四十肩・五十肩の場合早く治療すれば回復は早まりますが、

時間が経てばたつほど回復しにくくなります。

1日1回万歳をするとか、内臓の負担を減らすことで予防も出来ますので、

ご自分のカラダの声を聴いてくださいネ。

本当に必要な手術ですか?

本日の腰痛新常識
『分離辷り症患者44名を対象に、PLF(腰椎後側方固定術)群とPLIF(後方侵入腰椎椎体間固定術)群の術後成績を2年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、複雑で大がかりなPLIFよりも比較的単純なPLFの方が成績は良いことが判明。』

http://1.usa.gov/oW84Rp
新しい手術方法より従来からあるものの方が成績がいい様です。

しかし、手術で良くなるとは限りません。(腰痛の85%は原因不明)

手術を勧められても焦らず、じっくり考えて無駄な手術は受けないようにしましょう。

 

 

 

 

 

先日来られた30代の女性の患者さん。
以前ヘルニアの手術を受けられたのですが、腰の痛みと足の痺れにお困りでした。

それまでは腰が痛くなったら病院で鎮痛剤とシップを処方してもらうだけだったそうですが、

なかなか良くならない為ネットで探して当院にお越しになりました。

施術後「立ち上がる時に腰が痛くない♪」と喜んでくださいました。

かなり長い期間腰痛でお困りだったので、根本改善には少し時間がかかりますが、

施術後に変化が出ているので、良くなるでしょう。

腰痛の原因はヘルニアや背骨の変形ではない⁉

本日の腰痛新常識
『腰痛経験もなくX線所見も異常のないボランティア受刑者50名を対象に、

腰部椎間板造影を行なったところ、全例に異常所見が確認された。

重大な合併症の危険を冒してまで侵襲的な椎間板造影を行なうメリットはどこにあるのか? 』
http://1.usa.gov/iUPQWz
何度も書いていますが、腰痛の原因はヘルニアや腰椎の変形ではありません。

なぜ腰痛で整形外科を受診すると「レントゲンを撮りましょう」となるのか?

レッドフラッグ(命の危険)以外のレントゲン撮影は全く必要ありません。

レッドフラッグ(命の危険)は腰痛の5%にも満たないことも覚えておいてください。

 

 

 

 

昨日来られた30代の男性の患者さん。

寝違えたのかわからないが首が痛いとの事。
検査をすると首はそんなに悪くないのですが、
股関節が気になる・・・そこで股関節を調整してバランスを整えると、

「首が回る」と驚いていました。

どこに問題があるのか調べてみると、

患者さんが思っていることと違う結果も出たりします。

治療をしていてそれも面白いですね。

腰痛とストレッチの関係性⁉

本日の腰痛新常識
『航空機製造会社に勤務する3,020名を対象とした4年以上にわたる前向きコホート研究では、
腰の柔軟性を測定することで過去の腰痛歴や将来の腰痛発症率は予測できないことが判明。
腰痛疾患に対するストレッチの有効性に疑問あり。』
http://1.usa.gov/nrEjPB
カラダの柔軟性と腰痛が無関係であることが科学的に証明されました。
当院にもヨガインストラクターの方が受診されております。
しかし、健康やストレス発散の為にはストレッチなどの軽い運動は必要だと
考えられますので、大いに活用してくださいね。
昨日来られた40代の女性の患者さん。
3回目の施術でした。それまでは変化を感じたとしても
仕事中に座っていると腰から下肢に痛みを感じていたそうなのですが、
今週は「ほとんど痛みを感じることなく過ごすことが出来た」との事。
身体が変わってきていることを実感して頂けました。
長年の癖から痛みが出ているカラダはすぐに変化しなくとも、
必ず変化し痛みが知らないうちに消えていることも良くあります。
あきらめずに続けることが大切ですね。

椎間板ヘルニアに対する脊椎固定術は成績が悪いです⁉

本日の腰痛新常識
『腰下肢痛を訴える椎間板ヘルニア患者69名を対象に、椎弓切除術群と椎弓切除術+固定術群の術後成績を3年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、優または良と評価できた割合は椎弓切除術群が71%で椎弓切除術+固定術群が53%だった。』

http://1.usa.gov/pNHEa3
当院にも整形外科で「固定する手術を勧められたけど、
手術が嫌なのできました」という患者さんは多いです。
そもそも腰痛の原因はヘルニアではないのに、
なぜ椎弓切除術や固定術を行う又は進めるのでしょう?
無駄な手術は受けない様にしてくださいネ。
昨日来られた40代の男性の患者さん。
2週間あけての施術でした。
元々腰の痛みが強く、病院でブロック注射を受けていましたが、
一向に痛みがなくならないと言って来られた方です。
来院当初は歩くのもやっとで、
痛みがやわらいでも仕事で座っていると痛みが増してくるという状態で、
施術間隔をあけることを不安に感じておられ、
2週間に1度施術をしていました。
しかし、昨日「2週間全く痛みなく過ごすことが出来たので、3週間あけてみます」と
前向きなお言葉をいただきました。
初回に立てる施術計画から少しずれたとしても不安を感じている時に
無理をするのではなく、患者さんの気持ちを考えながら
これからも施術していきたいと思います。

腰痛の原因をしっかりと見極めましょう⁉

本日の腰痛新常識
『椎間板摘出術を受けた患者46名を2年間にわたって追跡調査した結果、
職場復帰には心理的因子(抑うつ状態)と職業上の
心理社会的因子(職場での精神的ストレス)が深く関与していて、
画像所見や臨床症状は無関係であることが判明。』
http://1.usa.gov/osP4XY
椎間板ヘルニアは心理社会的因子(精神的ストレス)が原因であると判明しました。
何でもかんでも手術をすればいいものでは無いのです。
根本原因を追究しましょう。
先日来られた40代の女性の患者さん。
1ヶ月に1回のメンテナンスの日でした。
この1ヶ月の様子をお聴きすると、
「腰の痛みも全く出ずに仕事をがんばることが出来ました」と話してくださいました。
痛みがあると、集中できないので仕事がはかどらないですので、
集中することが出来て良かったです。

骨盤矯正では腰痛は治らない⁉

本日の腰痛新常識
『発症後1年以内の腰痛患者144名と健常者138名を対象に、骨盤の歪みを厳密に測定して腰痛との関連を調べた研究により、どのような臨床的意義においても、骨盤の非対称性(歪み)と腰痛とは関連していないことが証明されている。』
http://1.usa.gov/kIBHZm
何度も書かせて頂いていますが、骨盤矯正では腰痛も肩こりも治りません。

骨盤矯正で腰痛が治るのであれば今頃骨盤矯正が腰痛治療の基礎になっているはずです。

そうなっていないという事は、骨盤矯正では治らない証拠です。

今腰痛でお悩みの方は「腰痛治療専門」と書いていない治療院に行くことをお勧めします。

 

 

先日来られた40代の女性の患者さん。
1ヶ月に1度のメンテナンスでした。この1ヶ月の様子をお聴きしたところ、

「頭痛が全くなかったので良く寝れました」との事。

当院では痛みがなくなることは当たり前で

痛みがなくなってな何が出来たのかという事が大切だと思っています。

あなたは今お悩みのカラダの痛みがなくなったら何を楽しみたいですか?

「いつの間にか骨折」が腰痛の原因とは限りません⁉

本日の腰痛新常識
有痛性の骨粗鬆症椎体骨折患者を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によると、
骨セメントを注入する経皮的椎体形成術群(38例)と模擬手術群(40例)の術後成績に差は認められず、
両群とも急速に痛みが軽減した。椎体形成術はプラシーボに勝てず。
http://1.usa.gov/jPz9Pb
いつの間にか骨折とTVでは騒がれていますが、
その治療法として骨セメントを注入する手術は
プラシーボ効果しかないことが判明しました。
いつの間にか骨折が腰痛の原因だとは限りません。
適切な治療を受けてください。
先日来られた50代の女性の患者さん。
腰の痛みと膝の痛みにお悩みでした。
膝には水が溜まっている為、かなりうずいていたそうですが、
施術後かなり楽になったそうで、1週間後の施術日には水もかなり減って
「うずくことが無くなって良く寝れるようになった」と喜んでくださいました。
夜寝れ無いと仕事にも影響が出て、
回復も遅くなるので寝れるようになって本当に良かったです。
当院では痛みを取るだけでなく痛みがなくなった後に
患者さんが仕事をがんばりたい、趣味をとことん楽しみたいと言う様な
出来るようになることを応援しています。

レントゲン検査が必要なのは⁉

本日の腰痛新常識
『腰痛患者421名をX線撮影群と非撮影群に割り付け、9ヶ月間にわたって追跡調査した結果、
非撮影群に比べるとX線撮影群は痛みの持続期間、活動障害、健康状態の成績が悪く、
受診回数も多かった。不安や恐怖は治癒を妨げている。』
http://1.usa.gov/ihdsPJ

レントゲンを撮る必要のある症状はレッドフラッグ(命の危険)がある場合で大丈夫です。
感染症や癌、馬尾神経症候群などのレッドフラッグは全腰痛症状の数%ですので、
レントゲンを撮る必要は全くありません。
まずは整体や鍼灸治療を受けてみましょう。
昨日来られた30代の女性の患者さん。
2週間あけて3回目の施術でした。
前回まで腰の痛みが強く、2週間も明けるのが不安そうでしたが、
どうしても家庭の都合で開いてしまうので、
自宅で出来る簡単なセルフケアをお伝えしていました。
するとあれだけ不安がっていたのに来られた時に「全然大丈夫でした~」との事。
聞くと、次の日には腰の痛みが軽減しどんどんと調子が良くなってきたそうです。
時間のかかる症状でもあきらめなければ回復します。
そのお手伝いが出来て私も嬉しかったです。
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