~寒暖差疲労を解消する3つの方法~
皆さんこんにちは(^O^)/
2020年 9月 21日 (月・祝)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今朝は一段と気温が下がりましたね~。
私的には気持ちのいい温度でしたが、寒く感じた方も多いのではないでしょうか?
特にこれからの季節ドンドンと日中と朝晩の気温差が大きくなり、自律神経が乱れ、いわゆる寒暖差疲労を起こして体調を崩してしまうという方が多くなります。
自律神経は、気温差が5度以上あるとカラダや心に影響が出やすくなり、症状も引き起こされやすくなるので、今日の様に最低気温と最高気温が10度もあるような場合、自律神経が疲れやすくなってしまいます。
今日はどうすれば寒暖差疲労を予防できるか?について書いてみたいと思います。
目次
寒暖差疲労とは
寒暖差によって疲労が蓄積されることです。言葉の通りですね。
人間のカラダは自律神経によって機能が24時間調整されています。その自律神経が調整する機能の一つに体温があります。例えば、寒い時にブルブル震えるのは体温を上げようと筋肉を動かす反応ですし、暑い時に汗をかくのは体温を下げてカラダを冷やそうとする反応で、これらはすべて自律神経が管理しているのです。
しかし、寒暖差が激しい環境に常に身を置いていると、自律神経がこの環境に適応しようと目まぐるしく反応する為、自律神経が疲弊し、結果として体の疲労にもつながるということなのです。
この状態が長期間続くと自律神経が乱れ、それが原因として体調不良を起こし、風邪を引きやすくなったり、夜寝つきにくくなったり、なんとなくカラダがだるいといったカラダや心の不調へとつながることがあるのです。
寒暖差疲労によってカラダと心に起こる症状
寒暖差疲労によって起こる症状は、カラダと心に起こる症状に分類できます。
カラダに起こる症状・・・カラダの冷え、めまい、頭痛、肩こり、顔のほてり、だるさ、悪心(吐き気)など。
(冷えに関しては特に手足など四肢の末端が冷えやすくなます)
心に起こる症状・・・食欲不振、睡眠障害(眠れない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める)、イライラ、落ち込みなど
例えば、夏に食欲がなくなり冷たいものしか食べたくなくなるいわゆる夏バテは、この寒暖差疲労によって引き起こされる可能性が高いです。
寒暖差疲労を引きおこす原因や環境
寒暖差疲労はどのような場合に起こるのでしょう。
寒暖差疲労はその名の通り【寒暖差のあるところを行き来すること】で起こりやすくなります。
・ 朝晩の気温差が5度以上ある日が続く場合
近年、四季のある日本でも寒暖差が大きくなっているのに加え、冷房や暖房の設備が発達したことにより、家の中と外との環境が異なるようになり、寒暖差疲労を引き起こされやすくなったと考えられます。
・ 自宅や職場と外の寒暖差が激しい場合
・ 電車通勤やバス通勤で乗り換えが多い場合
等。
これは、同じ環境に身を置いていている全員が必ず、寒暖差疲労になるというわけでもありません。
寒暖差疲労になりやすい人
手足が冷たく感じる
熱中症になったことのある
普段の生活が不規則な
お酒を週に2回以上飲み、飲む量が多い
常にストレスや心配事を抱えている
この様な事が当てはまる方は、普段の生活から意識して寒暖差疲労をため込まないように対策をする必要があります。
また、季節の変わり目に毎年体調を崩す人も多いと思いますが、そのような方も寒暖差疲労がたまったことによって体調を崩しているということが考えられます。
寒暖差疲労を溜めないためにすべき事
寒暖差疲労をためないためには日ごろからどのような事に気をつけるべきなのでしょう。
〇 食事習慣を整える
まずは生活習慣を整えましょう。
特に食事は寒暖差疲労をためないための予防として重要です。
たんぱく質と食物繊維中心のバランスのとれた食事変えてください。
できれば温かいものを朝晩に摂るようにしましょう。
冷たい飲みのもやアイスなどを食べていれば内臓から冷えてしまいます。
また、豚肉や大豆といったビタミンB1は疲労回復へ効果的ですので積極的に摂取できるとよいでしょう。
〇 適度な運動
ストレッチや散歩などの軽い運動は血液の循環を良くするため寒暖差疲労を改善できる可能性があります。
通勤や通学で歩く習慣をつける、入浴後にストレッチをするなど生活の中に軽い運動を取り入れてみましょう。
主婦の方は、日常生活の中でカラダを動かすようにしましょう。
例えば、スーパーに行く時車を一番遠くに停めたり、登りは階段を使うなど。
あくまで”適度”です、無理をする必要はありません。
〇 カラダを温める
最近は温活とも言われていますね。
カラダの温め方にはいろいろとありますが、最も効果的なのが入浴です。
入浴は自律神経を整えることに加えて睡眠障害の改善にもつながります。
38~40度のぬるめのお湯に約10分つかるとよいでしょう。
また、首・手首・足首を温めることで温まった血液が全身を温めます。
寝る時や外出時にこれらの首をしっかり保温するようにしましょう。
入浴を毎日することが難しいという方は、足湯をしながらシャワーをしてみてください。
他にも、服装で調整したり、発酵食品を摂ったり、甘いものを食べないという方法も効果があります。
それについてもお試しくださいね。
如何でしょうか?
あまり無理をする必要はありませんし、無理をするとかえってストレスになる場合もあります。
あくまで自分汚ペースで無理なく続けれるようにしてください。
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