皆さんこんにちは(^O^)／
2019年 12月 16日 (月)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
『ぎっくり腰』でお困りの方も多いのですが、
先日こんなことがありましたので、
『ぎっくり腰』の際の健康保険について書いてみました。
先日来院された40代の女性の患者さん。
ぎっくり腰でお困りでした。
いつもは近所の整骨院に行っておられるそうですが、
そこが休みだった為に、
急きょ来院されました。
来られた時は足を引きずる様に
壁を伝いながらでしたが、
帰る時には普通に歩いて帰られるくらいに
痛みは無くなっていました。
施術室で次の予約もするという感じでしたが
受付で、支払いの時に言われました。
「えっこんなにするんですか？」と。
「ぎっくり腰はケガではないので自費治療です」
「えっでもいつも行くところは保険が効きますよ？」
「それは違法請求ですので、うちでは出来ません」
「でも、上手くやるって先生が・・・」
「それは違法請求を上手くやるという事です」
「保険が効かないんでしたらうまくやるところに行きます」
という会話がなされました。
ぎっくり腰ってケガではないんですよね～
ましてやこの方の場合、
『仕事中にしゃがんだときに痛めた』
という事ですので、健康保険も使えません。
労働災害になる可能性がある為、
もし保険を使うなら、労災保険が適用されます。
(この状態では労災も認められないと思いますが・・・)
「うまくやる」整骨院が良いわけありません。
あくまで整骨院は骨折・脱臼(応急処置)・捻挫・打撲・挫傷
に対して健康保険で処置が出来る国家資格を持った柔道整復師
が業として行うところですから。
何でもかんでも健康保険が使えるわけではありませんし、
健康保険は「最低限の治療」を全国どこでも同じ治療を受けるためのもの
ですから今回のような、「仕事中しかもケガとなる起因したものがない」
場合は健康保険も労災保険も適用されません。
勘違いしてほしくないのですが、
全てが健康保険を使わないと言っているのではありません。
ましては当院のもうけを考えて『自費治療』をしているのではありません。
国家資格所有者として最低限の法律は守る必要があるのです。
最近よく聞くようになった『コンプライアンスの順守』です。
昔、赤信号みんな渡れば怖くないと赤信号を渡っていましたが
それでもし事故を起こした場合、車では無く歩行者が悪くなります。
まぁ大企業が守っていない事を私のような小さな自営業が守らんでもいいかも知れんせんが・・・
それと同じで、みんながやっているから、どこの整骨院も保険でやっているから
ではこの業界はダメになると思います。
正直、経営者としては失格かもしれません。
(薄利多売ではないので利益は少ない・・・＝借金が増える😢)
確かに窓口負担が大きくなると家計を圧迫する気がするかもしれません。
しかし、健康保険は皆さんの給料から天引きされていて、
しかも医療費が43兆円を超えるという状態。
結局は自分に負担がかかってしまうのです。
同じ負担がかかるのであれば、保険で毎日の様にマッサージしても治らない
よりも、最終的には月1回程度の自費治療を受けたほうが
経済的にも時間的にも良いと思いませんか？
今後は風邪薬など市販薬で補填できるものは病院でも健康保険外になる
という意見もとおりそうですよね。
(風邪の時は休息をとるのが一番のクスリですが。。。)
又、本来の健康保険の経緯に戻し、外傷だけにするという意見も出ています。
元々『健康保険』は戦争で被害に遭われた方の救済で始まったのが趣旨です。
しかし、今では生活習慣病の方が使う医療費が多くなっているそうです。
※生活習慣病とは、肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病（成人型）、
高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、
肺扁平上皮がん、慢性気管支炎、肺気腫、循環器病、歯周病、
アルコール性肝疾患などのこと。
生活習慣を改善すれば、病院にかからなくても症状が改善されるはずなのですが、
私の知り合いにも、糖尿病の方が「薬飲んでるから大丈夫」といって
脂っこいものや甘いものを好きなだけ食べています。
こんなことでは、医療費の削減にはつながりません。
少し脱線してしまいましたが、
自費治療を行うようになってから、一人ひとりの患者さんと
深く付き合えるようになってきました。
最初にも書いた通り、健康保険は「加入者全員に最低限の治療」を保障するもの。
しかし、自費治療は「最高の治療」を提供できます。
ただ単に痛いところを揉むだけではないのです。
患者さんと向き合い、本当の原因を突きとめ、痛みが出ないカラダを作り、
将来にわたって健康を相談してもらえるそんな院です。
実際、腰痛で来院された患者さんと数回話をして施術させて頂くうちに
嫁姑問題が解決できたこともあります。
脳梗塞が見つかったことも、子どもの進学相談をされた事もあります。
単に愚痴を聞く事もありますが(笑)それでスッキリするなら大歓迎です！
当院はあなたの今のカラダの痛みを和らげるだけではなく、
痛みであきらめたことに再度チャレンジしていただき、
将来にわたって笑顔で健康で不安なく過ごせる環境を作らせて頂きます。
長くなりましたが、今の時期『ぎっくり腰』の要因は数多くあります。
・忘年会などでの暴飲暴食
・冷え症
・くしゃみや咳
など、明らかにけがではないものも多いですので、
整骨院に行って「うまくやる」というところは違法請求をしています。
あなたにも不利益になりますので、ご注意ください。
又、痛いからといって整形外科を受診して画像検査をされる方もおられるかもしれませんが
命の危険(レッドフラッグ)がない場合は必要ありませんので、
余計な放射線被ばくをしない様にそれも合わせてご注意くださいませ。
柔道整復師 村西謙一 監修
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【和泉市 岸和田市 堺市 忠岡町で腰痛・肩こり・坐骨神経痛等でお困りでしたら笑福整骨院にお任せください】
ご予約は予約専用電話0725-53-2800まで今すぐお電話ください。
当院は保険治療のようなお手軽さはありませんが、お一人お一人の痛みの原因を追究し症状に丁寧に向き合い、
保険治療ではおこなえない整体の特別な治療をあなたのおカラダに合わせて提供させていただいております。
「どこにいっても良くならない、本気で治したい」「繰り返す痛みを何とかしたい」
「出来て当たり前のことが痛みの為にできない(我慢している)」と思われるあなたの為に根本的に症状を改善する
「完全予約制」の整骨院です。
当院の治療詳しくはこちら→【当院について】
【料金（税込）】
初診時8,660円(カウンセリング料含む) 2回目以降6,600円
【受付時間】
月・火・木・金9：00～12：00 16：00～20：00
土・日8：00～13：00
祝日 9：00～12：00 16：00～19：00
〒594-0042 和泉市箕形町3-7-16
こんな感じでした。
かなりの脚長差・・・
こんな感じになりました。
脚長差が無くなりました