皆さんおはようございます(^O^)／
2018年11月8日(木)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
先日来院された50代の患者さんなのですが、
腰痛に加えて耳鳴りでもお悩みでした。
耳鳴りの症状は、他人には理解されず、つらく生活に支障をきたします。
また、精神的な負担も大きいので、仕事・家事・勉強などが手につかないという方おられます。
このまま一生治らないのではないか？と不安になる方も多くおられます。
このブログを読まれているあなたもその一人かもしれません。
耳鳴りもめまい同様、西洋医学的には決定的な治療法が無く、対症療法だけだそうです。
耳鳴りは、なかなか治りにくく、原因は不明とも言われています。
耳鳴りを治すためには、耳鳴りの症状・原因・治療について知ることが大切です。
今日は、耳鳴りを治したいというあなたのために、
耳鳴りの症状・原因・治療について詳しく書かせて頂きます。
お時間のある時にお読みください。
目次
【耳鳴りとは】
【耳鳴りの症状】
【耳鳴りの原因】
【耳鳴りの治療】
【セルフケア】
【自律神経を整える3つのポイント】
【当院では】
耳鳴りとは
耳鳴りとは、不快な音(ピー･ビー･ザー）が聞こえる現象です。
誰にでも起こる可能性があります。
耳鳴りは、大きく以下のように分類する事が出来ます。
〇 生理的(せいりてき)耳鳴り
一時的な反応で、病気ではありません。
映画が始まる前などの静かな場所で「シーン」というような音が聞こえる場合を指します。
〇 自覚的(じかくてき)耳鳴り
自分にしか聞こえない耳鳴りの事。耳鳴りでお困りの方の多くがこれに当てはまります。
音の発信源が特定できない場合が多く、高温や低温など様々な音を
感じる場所や大きさが変化することもあります。
〇 他覚的(たかくてき)耳鳴り
聴診器などを通して他者にも聞くことができる耳鳴りです。
自分のカラダが発する音が発信源になっています（呼吸音・心臓の拍動・関節の収縮音など）。
問題にならないことがほとんどですが、ごく稀に血管の病気や腫瘍が原因のものもあるため注意が必要です。
耳鳴りの症状
耳鳴りの症状は、「自分にしか聞こえない雑音がする」というものです。
どんな音が聞こえていて、どのくらい不快なのか、なかなか他人には理解してもらえません。
「腰痛」についても同じことが言えますが、つらさを共有できないという事が、
耳鳴りでお困りの方が抱える大きな悩みの1つでしょう。
耳鳴りで聞こえる代表的な音には、
セミの鳴き声のような音（ジーン）
金属音のような音（キーン）
電子音のような音（ピー）
と言う様なものがあります。
この様な雑音には個人差があります。
上記の3種類以外にも「サー」「ザー」「ヴーン」「ゴォー」など、様々な耳鳴りがあります。
自分にしか聞こえない不快な音が続くようであれば、まずは専門の耳鼻科で検査を受けてください。
最初は生理的耳鳴りであったとしても、意識しすぎると、それがストレスとなり、
慢性的な耳鳴りに進んでしまう可能性があります。
「耳鳴りにあまり意識を向けすぎない」ということも重要なポイントです。
耳鳴りの原因
耳鳴りの原因は、多くの場合特定が難しいです。
ですが、耳鳴りが起きる原因として割合が高い場所があります。
当たり前の話ですが、それは「耳」です。
耳は、おおまかに外界から鼓膜までの部分の「外耳（がいじ）」
鼓膜とその奥（内側）にある鼓室と鼻腔を結ぶ耳管「中耳（ちゅうじ）」
中耳のさらに奥にある「内耳（ないじ）」の3つに分類されます。
多くの耳鳴りに関わっているのは、「内耳」です。
1骨導･2外耳道･3耳殻･4鼓膜･5前庭窓･6つち骨･7きぬた骨･8あぶみ骨
9三半規管･10蝸牛･11聴神経･12耳管
＜音が聞こえるメカニズム＞
外から音が入ってくる
↓ ↓
鼓膜が震え内耳で電気信号に変換される
↓ ↓
電気信号は神経を通り脳に伝わる
↓ ↓
音として認識される
耳鳴りはこの過程の「中耳」か「内耳」で異常が起きた結果、
発生すると考えられます。
「中耳」「内耳」の異常以外にも耳鳴りが起きる要因として
・加齢
・疲労
・糖尿病
・ストレス
・血圧異常
・薬の副作用
・耳や脳の腫瘍
と言う様なものもあります。
糖尿病や薬の副作用、耳や脳の腫瘍なども考えられますので、
先ほど述べたように、耳鼻科で検査をする必要はあります。
では耳鼻科で検査をした後、どのような治療が行われるのでしょう？
耳鳴りの治療
耳鳴りの治療は、やはり耳鼻科で行われます。
しかし、耳鳴りの治療で、効果が確立されている方法は無い様です。
効果があるであろうと言われる方法を、いろいろ試していくというのが現状の様ですね。
先日も耳鳴りでお困りの患者さんが来られたのですが、
耳鼻科での治療のお話を聞くと、
「ビタミン剤を処方されただけで、後は無音にしない様に言われただけ」
と半ばおこり気味に話してくださいました。
耳鳴りで行われる治療法には、以下の様なものが挙げられます。
薬物療法
血流改善薬 ：血流を良くする
ステロイド ：炎症を抑える
ビタミン剤 ：内耳の代謝や神経機能の改善を促す
筋弛緩剤 ：筋肉の緊張を和らげる
抗うつ薬・抗不安薬 ：不安を和らげ眠りやすくする
ブロック療法（星状神経節ブロック）
頸椎の横突起付近にある、星状結節に、少量の局所麻酔を注射します。
TRT（Tinnitus Retraining Therapy）療法
耳鳴り順応療法と訳されます。
耳鳴りが起きる理論を理解し、強制的に小さな雑音を聞き続けることで、
耳鳴りに意識が向かないように訓練をします。
心理療法
カウンセリングなどで耳鳴りが気にならなくなるように導きます。
補聴器の使用
難聴による聴力の低下が耳鳴りを引き起こしている場合があるので、
補聴器により音を増幅させることで耳鳴りの改善が期待できる様です。
セルフケア
薬や治療も大切かもしれませんが、
それよりも先に行う必要な事があります。
それは
免疫力の改善 です。
症状を改善するには、免疫力を上げる必要があります。
いわゆるウィルスや細菌をやっつけるというイメージの免疫力ですが、
ここでは粘膜の状態の事です。
粘膜とは、カラダの防衛の最前線なのです。
ウィルスや雑菌を入ってこないようにする大切な働きをしています。
耳鳴りにお悩みの方の耳鼻咽喉領域の粘膜は、必ずしも良い状態とは言えません。
乾燥していたり、さらさらしすぎている方が多い様です。
咽鼻粘膜の状態が良くない方は、耳鳴りになりやすくもあります。
では粘膜の状態をよくするには、どうすればよいのでしょうか？
内臓の状態を良くする
内臓の中でも、肝臓・胃・小腸は皮膚や粘膜を強化する為に重要な働きをします。
肝臓や胃・小腸を調整する事で、粘膜の状態が改善されます。
耳鳴りの原因を、耳だけの問題ととらえず、全身の問題として内臓を整える事を始めてください。
その為には「身土不二」「一物全体」など
日本には古くから素晴らしい言葉が残されています。
その土地の旬のものを食べる、食べ物をそのまま全部いただくことです。
自律神経のバランスの改善
耳鳴りは自律神経のバランスが乱れている証でもあります。
耳鳴りと合わせて、不安・うつ・不眠・めまい・動悸・息苦しさなどの
自律神経失調症の症状をお持ちの方も多くおられます。
家事・育児・仕事・勉強などの日常生活も大きな影響が出ます。
自律神経のバランスが乱れると耳鳴りが大きくなったり、激しくなったり悪循環を引き起こします。
自律神経の特に交感神経が過敏になりすぎてアクセルを踏みっぱなしになっている状態の方が多いので
副交感神経というブレーキを上手くコントロールする改善が必要です。
特に、上記した様な糖尿病や薬の副作用、耳や脳の腫瘍などが原因でない場合は、
自律神経のバランスが崩れている事が耳鳴りの原因になっていることがほとんどです。
自律神経を治療する事が耳鳴りの改善にはとても重要です。
自律神経を整える3つのポイント
〇 深呼吸
交感神経と副交感神経はアクセルとブレーキのような役割で
様々な働きをします。
心臓を動かす・蠕動運動をするなど意識せずカラダを整えている
自律神経ですが、「呼吸」だけは意識してコントロールできます。
深呼吸で、自律神経をコントロールしましょう。
〇 肩の上下運動
肩を耳につけるように持ち上げ、ストンッと脱力する運動を行うことです。
数回繰り返すことで、肩周りの血行が良くなり、
温まるのと同時に、リラックスできます。
〇 お風呂はゆっくり温まる
これからの季節は少なくなりますが、もし、シャワーだけで済ましているという方は、
今日から湯船につかりカラダを温めるように心がけてください。
微温入浴で、カラダを温めることによって血液循環を促し、疲労回復もできます。
また、体を深部から温めることにより免疫力を高め自律神経のバランスも整います。
耳鳴りだけではなく、風邪などの病気にも強いカラダを作る事も可能になります。
将来健康で長生きして頂くために入浴を見なおしてください。
まとめ
耳鳴りは本当につらい病気です。
他人から理解されず、病院でも治らないと言われると一人で悩まなくてはなりません。
このまま治らないのでは？と深く悩まれる方も多くおられます。
自分の耳鳴りの原因は何なのかを知り、
免疫力を高め、自律神経をコントロールし、治療を受ける事で改善します。
どうぞあきらめないでください。
当院では
当院での耳鳴りの施術は
カラダのバランスを整える整体で、
カラダ全体を整え、その中でも首の調整をします。
又脳髄液の流れも滞っていることがありますので、
脳髄液調整も行います。
柔道整復師 村西謙一 監修
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【和泉市 岸和田市 堺市 忠岡町で腰痛・肩こり・坐骨神経痛等でお困りでしたら笑福整骨院にお任せください】
ご予約は予約専用電話0725-53-2800まで今すぐお電話ください。
当院は保険治療のようなお手軽さはありませんが、お一人お一人の痛みの原因を追究し症状に丁寧に向き合い、
保険治療ではおこなえない整体の特別な治療をあなたのおカラダに合わせて提供させていただいております。
「どこにいっても良くならない、本気で治したい」「繰り返す痛みを何とかしたい」
「出来て当たり前のことが痛みの為にできない(我慢している)」と思われるあなたの為に根本的に症状を改善する
「完全予約制」の整骨院です。
当院の治療詳しくはこちら→【当院について】
【料金（税込）】
初診時8,640円(カウンセリング料含む) 2回目以降6,480円
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