起きた時にバンザイしている・・・これって⁉


皆さんおはようございます(^O^)/

2018年12月11日(火)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

皆さんはどんな姿勢で寝ていますか?

以前にも寝方について書かせて頂きましたが、

先日来られた患者さんから、

「最近寒いのに朝起きた時にバンザイしてるんです」

と話されていました。

そこで、もう一度寝る姿勢について書いてみたいと思います。

良ければ合わせてお読みください。

 

寝る時の姿勢どれが正解?

 

 

目次

【SOSのサイン⁉】

【バンザイ姿勢を防ぐセルフケア】

【それでも】

【まとめ】

 

 

SOSのサイン

 

 

皆さんはどのような姿勢で寝ているでしょうか?

・仰向け

・横向き(左右)

・うつぶせ

・座って

等いろいろな向きで寝ておられると思います。

【寝る時の姿勢どれが正解?】でも書かせて頂きましたが、

 

まずはしっかりと眠る事が大切です

 

あなたが一番寝やすい姿勢で寝てください。

 

逆に、朝起きる時はどうでしょう?

 

・上を向いたまま

・横を向いている

・下を向いている

・バンザイしている

 

ここで問題にしたいことは「バンザイの姿勢」です。

普通は仰向けで寝ていると手は下におろされた状態だと思います。

しかし、朝起きた時にバンザイしている時はカラダが疲れ切っている状態です。

バンザイの姿勢は、首・肩・背中上部の筋肉が伸びて、肩こりや眼精疲労がひどい時に行うストレッチとしては最適です。

デスクワークなどで前傾した姿勢が長時間続くと首・肩・背中の上部の筋肉がこわばり血行が悪くなるのを

自然と寝ている間に回復させるための大げさに言うと自己防衛反応です。

短時間の万歳の姿勢はストレッチとして最適かもしれませんが、

寝ている間ずっとこの姿勢でいると睡眠の質が下がり、逆に血行が悪くなってしまします。

なぜなら、バンザイの姿勢は肩から指先にかけての動脈が引き延ばされます。

その為、腕が疲れ、血液の循環も悪くなり、筋肉が固まってしますのです。

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の原因にもなります。

他にも、気道が狭くなる為、いびきをかきやすくなり、睡眠時無呼吸症候群の原因ともなります。

血行が悪くなり肩や腕が冷える為、翌朝も疲れが残り、それがまたバンザイの姿勢で寝る原因となり

それが続けば続く程、悪循環となるわけです。

 

 

バンザイ姿勢を防ぐセルフケア

 

 

首・肩・背中の強いコリや眼精疲労がたまる事がバンザイ姿勢を取ってしまう根本的な原因です。

朝起きた時に、バンザイの姿勢になっている方はカラダがSOSのサインを出しているのです。

カラダのケアが必要です。

 

 

〇 寝ている時ではなく起きている時に意識してバンザイストレッチ

 

〇 寝る前にぬるめ(38~40度)のお風呂につかったりシャワーの時は足湯(40~42度)をする

 

〇 ホットタオル(あず〇のチカラ)などで肩や背中の筋肉を温める

 

1日や2日では改善しないかもしれないですが、少し続けてみてください。

 

 

それでも

 

 

それでも、バンザイ姿勢がなおらないという方は、根本的にカラダの不調を取り除く必要があります。

一時しのぎの、もみほぐしやマッサージでは根本的な不調の改善は出来ません。

マッサージについてはこちらを合わせてお読みください。

「マッサージって良いの?悪いの?」

血行が悪くなって、こり固まった筋肉は3~4回程度の整体で改善します。

しかし、疲れがたまりやすいカラダになってしまっているために

当院では、3カ月から半年ほど月に1回程度のメンテナンスをする事をお勧めしています。

 

赤ちゃんはバンザイ姿勢⁉

 

バンザイ姿勢で寝る事はカラダが疲れ切っていると書かせて頂きましたが、

では赤ちゃんの場合はどうなのでしょう?

生まれて間もない赤ちゃんがはよくンザイ姿勢で寝ています。

これはまだ、体温調整が上手く出来ない為布団から手を出して熱を放出しているのと、

小さな肺を目一杯使う為に、肺が広がりやすい姿勢を取っている為なのです。

力が脱力している赤ちゃんはバンザイ姿勢が自然な姿勢といえるでしょう。

大人とは少し理由が違うのです。

 

 

まとめ

 

 

 

朝起きた時、バンザイの姿勢をしている方は、

首・肩・背中の上部の筋肉の緊張をほぐそうとしているSOSのサインです。

短時間のストレッチなら効果的ですが、

睡眠中長時間のバンザイ姿勢はかえってカラダに良く無いですし、

更に疲労したり冷えたりして悪循環になってしまいます。

起きている時にバンザイストレッチをしたり、お風呂にゆっくりつかったり、

ホットタオルなどで首や肩を温めてください。

それでも改善しない場合は、根本的に体調を整える必要があります。

一時しのぎの揉みほぐしやマッサージなどはやめてくださいね。

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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