マッサージって良いの?悪いの?


皆さんおはようございます(^O^)/

2018年12月8日(土)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

「マッサージを受けたら逆にしんどくなった」

というお話を患者さんにお聞きしました。

 以前にも書いたことがあるかもしれませんが、

今日はマッサージについて書いてみたいと思います。

 

 

目次

【マッサージについて】

【なぜマッサージを受けると悪いのか】

【マッサージは悪循環】

【最適な治療とは】

【まとめ】

 

 

 

マッサージについて

 

 

「60分○○円」とか「クイックマッサージ」など

巷にはマッサージというものがあふれています。

多くのマッサージ店は『無資格』のアルバイトの方が

ちょっとの研修時間を経て施術する店がほとんどです。

整骨院でも「マッサージ」と看板に書いている所もあります。

整骨院には『柔道整復師』という国家資格を持っていますが、

『マッサージ師』ではありません。

捻挫したり、打撲した様なコリ固まった患部を『ほぐす』ことはありますが、

全身をほぐすことはあまりありません。

中にはカラダに悪影響を与えるマッサージが多いことも事実です。

 

 

なぜマッサージを受けると悪いのか

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筋肉は「筋原線維」という細い繊維が寄り集まって大きな筋肉になっています。

マッサージのいわゆる『ほぐす』という行為はこの筋原線維の細胞を力で押しつぶす行為であり、

筋繊維を傷つけ、毛細血管を損傷させているのと同じです。

美味しくお肉を食べるために、お肉を叩きますよね。

あのお肉の細胞は死んでいる為、修復され図やわらかいまま美味しく食べる事が出来ますが、

人間の筋肉は傷ついた筋繊維を修復する際、さらに強固に修復されます。

一時的に気持ち良くて柔らかくなったとしても、

揉みつぶされて傷ついた細胞や繊維などの組織は、

修復作用により、硬く肥厚したしこりになってしまいます。

柔道やラグビーをしていた方はわかるかもしれませんが、

選手の耳って、硬く分厚いしこり状になってますよね。

あのような状態になってしまうのです。

 

揉めば揉むほど、ほぐせばほぐすほど、『こり』を生成させてしまいます。

 

 

マッサージは悪循環

 

 

揉まれることによって、新たな『こり』を生み、それを又揉んでほぐしてさらに硬く大きな『こり』を作る。

この繰り返しにより本来、柔軟でなめらかなゴムのように動くはずの良い筋肉組織から、

ガチガチに硬くなってすぐにちぎれる、劣化ゴムの様になってしまいます。

せっかく、「良くなりたいと」思って治療を受けに行って、逆に悪化していくという、悪循環をたどるのです。

 

・どこに行っても石みたいといわれる

・ガチガチですねーっていわれるんです

・いつまでも治らないんです

 

と言う様な事になってしまうのです。

 

この様な理由で気軽にマッサージを受けないほうが良いのです!

 

 

 

例えばカラダがかゆい皮膚疾患の時に、気持ちが良いからとカラダをかくサービスを皮膚科ではしていますか?

虫歯で歯医者に行った時に、歯ぐきに痛み止めの注射をして、

痛みを感じなくなったから治療終わりという歯医者はどうでしょう。

 

これはもう治療ではありませんよね。

 

 

なのに、骨・関節・筋肉等の運動器系の疾患(痛みやコリ)では、

安易に注射や痛み止めや湿布で痛みを止めるだけで、

『痛みを感じていない事を「治った」と勘違い』を患者さんにさせるだけの

整形外科や整骨院が多いのです。

 

これでは治るわけがありません!

そんなことを言っても、慰安的なマッサージが好きな方もおられるでしょう。

そんなにカラダの痛みが無い方が、温泉などへ行って「マッサージでも受けようかなぁ」という事が

あっていいのではないかと思います。

気持ち良くなると、脳内から疼痛抑制物質や快楽ホルモンが分泌されますので。

カラダがかゆいところを掻いてもいいですし、ときには掻きやぶっても、ちょっとくらいなら大丈夫ですもんね。

しかししっかりと考え、勉強しないといけない事は確かです。

特にスポーツ選手などは、不適切はマッサージや痛み止めで潰されないように注意が必要です。

 

医師も柔道整復師も民間資格である整体師もしっかりと治療を勉強している人はほとんどマッサージを否定されます。

マッサージだけではなく強刺激の治療全般を反対される方も、最近では増えてきました。

しかし、コリ固まってしこりになっている部分を、ほぐして血行を良くすることも

重要な治療だと考えてもいます。

問題なのは、良質な本物のマッサージ(ほぐし)ではなく、

安易にその時気持ちがいいと感じるだけのマッサージはダメだという事です。

ではどのような治療を受けるべきなのでしょう?

 

 

最適な治療とは

 

マッサージがいかに治療ではないかはわかっていただけたと思います。

肩こりにしろ腰痛にしろ10人いたら10通りの原因があり、症状も違います。

流れ作業のように、「画像検査⇒鎮痛剤とシップを処方⇒お大事に!」や

「ベッドで少し話を聞いて⇒電気をあて⇒マッサージ⇒お大事に~明日も来てくださいね~」

と言う様なところは行かないほうが良いという事です。

 

・保険がきいて安いから

・若いにーちゃんがもんでくれるから

・薬を飲まないといけない

 

という理由で整形外科や整骨院に通っているという方もおられるようです。

先ほども書かせて頂きましたが、これは医療ではありません。

最適な医療とは、

 

〇 なぜあなたのカラダに痛みが出ているのか

〇 痛みがなくなるのは当たり前

〇 痛みがなくなってからどうすれば良いのか

 

という事を一緒に考えてくれる治療院を見付けて下さい。

その条件は、

「失敗しない治療院の見つけ方」

に詳しく書いていますので、併せてお読みください。

 

 

まとめ

 

 

痒いから掻く皮膚科や虫歯が痛いから痛み止めを注射する歯医者が

医療だという事はありません。

肩がこったから、腰が痛いからマッサージするという事も医療ではありません。

温泉などで、慰安目的で「気持ち良いからマッサージ受けよう」という事は

反対ではありませんし、コリ固まってしこりになった筋肉をマッサージ(ほぐす)

事も反対ではなく、治療の一環として行われるのは良いと思います。

しかし、安易に、安いから、保険がきくから、気持ちがいいという理由で

マッサージを受けると逆効果です。

自分に合った最適な治療をしてくれる治療院を見つけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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