「捻挫」した時にいつまで固定しているんですか?1日でも早く治す新しい理論


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大人になって「捻挫」することは少なくなっていると思いますが、たまに来院されることがあります。

勿論、小中高生のスポーツをされて日々がんばっているお子さんは、ケガに注意する必要がありますが、注意していてもケガをする場合があります。

今回、「捻挫」について今までとは全く違う「動的安定」という理論に基づいた治療方法と「載距突起テーピング」について解説したいと思います。

この理論を学んでから、ホワイトテープで足首をガチガチに固定することは無くなり、回復も早くなっています。

 

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捻挫を少しでも早く回復して普通に歩ける全く新しいテーピング方法!

 

動的安定理論とは?

 

先ず「安定」とは、構造力学では、構造物の安定状態を「静的安定」と「動的安定」の2種類に大別します。

安定であることの力学的な定義は「多少かく乱があっても構造形状が大きく変化しないこと」を言います。

逆に不安定な状態とは、何かの微小な力可変経過がきっかけで、大きな変形に移行する、その寸前を指し非常に限定されたクリティカル(致命的状態)の事を言います。

 

これを自転車で表すとこうなります。

静的安定

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スタンドを立てて止まっている状態。スタンドとタイヤの3点支持。

 

動的安定

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ペダルをこいで前に進むと安定します。タイヤのみの2点支持となります。

ちょっと難しい表現になりましたが、「動きながら安定を図る」という事です。

 

人は常に動いている

 

実は人間は「静止」立位とも表現される立位姿勢であっても、実際には「静止」していないで、昨日的に揺らぐことで動的バランスを保っていると言われています。

これは、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 助教出り理学療法士博士(人間・環境学)でもある建内宏重

が学術発表され、発刊もされている「姿勢と歩行」に書かれている内容です。

人間は立位時、脚の2点で支持されていますが、先ほどの自転車の例同様、3点より2点の方がより安定感が増します。

では1点ではどうでしょう。

 

1点支持

コンパスの針や脚を欠損してからの義足のランナーは、「面」よりも「点」で支えられていることになります。

パラリンピックなどで、活躍している義足のランナーの地面と接地する部分はほとんど点に近い形状となっています。

これを人間の骨格に例えると「載距突起(さいきょとっき)」になります。

 

載距突起が重要

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載距突起とは、踵骨(しょうこつ)という足の骨(かかと)の骨にあり、ここには長拇趾屈筋という足の親指を曲げる筋肉が通っています。

あと重要なのは外返しの捻挫をするときにおこる三角靭帯という靭帯がついています。

載距突起の上には距骨という足の骨を載せています。

人間の躯体全体の圧力の大部分を載距突起で支え、踵(かかと)全足部力を分散し、そこで起立して歩いたり、駆けたり、跳んだり、蹴ったりする運動の原動力であり、人間の直立歩行の原点と言われています。

人間の、起立歩行に対して足を十分に機能させるためには、載距突起部位を脚の長軸に対して正確に90度を維持することが必須条件となっています。

図では「載距突起」が見えませんが、うちくるぶしの下2.5㎝あたりにあるとイメージしてください。

立位時、矢印方向に距腿関節に係る荷重の一部は、距骨を通り、指方向とかかと方向に伝わるのです安定して立つことが出来るのです。

 

捻挫をした時

 

捻挫をした時に、学校で習った方法は「安静にして」「冷やして」「固定して」「挙上して」というRICEの法則でしたし、数年前までそのようにアドバイスしていましたし、ガチガチにテーピングを巻いていました。

整骨院に通うとアルフェンスシーネや副木などで固定し、包帯を巻いて固定、もしくはホワイトテーピングでガチガチに動かないように固定するのが従来の固定方法で施術を受けた方も多いのではないでしょうか?これが「静的安定」という考え方です。

 

動的安定

 

上記の方法と正反対の方法が「動的安定」という考え方で、脚に荷重をかけて安定させることで、痛みを早期に回復させる理論です。

当院も、この方法を取り入れてから捻挫の患者さんが早期に回復しています。

今までだと1週間たっても回復しないくらいの捻挫であっても、早ければ3日で普通に歩けるようになっています。

施術方法は写真が無いので、説明だとしにくいのですが、長軸方向に圧をかけて、脚の関節を安定させる施術です。

 

テーピング

30代の男性患者さん。

スケートボードで転倒し捻挫されて来院されました。

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載距突起テーピングは、キネシオテープを使います。

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第5中足骨基部から足の裏を通って載距突起に係るように25㎝のテーピングを2枚貼ります。

不安定な場合は、写真の様にかかとにも貼ります。

これを貼ることで、その日から体重をかけて歩けるようになります。

今までの理論とは正反対の理論なんですが、ものすごく成績が良いので、もし捻挫をされた方がおられましたら一度ご相談いただけたらと思います。

因みに、捻挫はケガですので、整骨院でも健康保険が使えます

 

動的安定理論に基づく載距突起テーピング

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

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