気候や天候に左右されないカラダをつくるポイント2つ


寝る前に行う頭・首のケア

 

天気が悪いと気持ちも落ち込むという方もおられます。また、カラダの調子が悪くなる方も多いと思います。

・何となくしんどい

・何となくだるい

・気持ちが乗らない

・古傷が痛む

・やる気が出ない

など、当院に来院される方の中にも、このように話す方もおられます。

今日からしばらく、雨のようですし、もうすぐ梅雨に突入します。

体調が悪くて、仕事を休んだとしても、家事は休めない。

体調が悪くても大切な会議があるから。

体調が悪くても、私しかいないから。

と頑張る方も多いでしょう。そんな方が少しでも、天気に左右されず自分らしく過ごせるために2つのポイントをまとめてみました。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

季節の変わり目や気温差で体調を崩してしまうメカニズム

 

私たち哺乳類のカラダは、天気や気温などの環境が変化しても体内環境を平常通りに維持するために『恒常性(ホメオスタシス)』という機能が働いています。

例えば、外気温が真夏に39度まで上昇するような時でも、私たちの体温がつられて同じように高くなるわけではなく、毛穴を開き、汗をかいたりする事でそれぞれの平熱を保とうと働きます。

これは恒常性を維持するために脳が司令を出し、体温を維持するための働きをしているのです。

 

カラダの恒常性を維持するため脳にプログラムされていますが、これが崩れると自律神経のバランスにも大きく影響してしまいます。

自律神経のバランスが乱れると、例えば外気温の変化によって爬虫類などの変温動物の様に体温も一緒に変化してしまいます。

我々哺乳類は変温動物ではありませんので、自律神経のバランスが乱れると、のぼせたり冷えたりしてしまいます。

天候の変化が多く寒暖差もある今のような時期にこのような状態になると、体調不良に陥ってしまい、回復しにくくなってしまいます。

 

 自律神経のバランスが乱れていないかセルフチェック

 
 
 季節の変わり目に体調を崩しやすい方は、自律神経のバランスが乱れてしまっている方が多いです。
まずは以下の項目に当てはまるものがないかセルフチェックしてください。
 
 
〇 上半身はほてりやのぼせを感じ、下半身特に、足元は冷えていると感じる

〇 冷えやすい、エアコンが苦手

〇 寝つきが悪い、バタンキューで寝てしまう

〇 朝すっきりと起きられない、スヌーズで何度も目覚ましを止めてしまう

〇 寝ても寝ても眠い、日中眠気に襲われる

〇 些細な事でもイライラする

〇 無性に不安になる時がある

〇 些細なことでも考え込んでしまう

〇 ストレスを感じやすい

〇 何となくやる気がおきない

〇 疲れやすく疲労感が抜けない

 
〇 原因もわからないカラダの不調を感じる
 
 
1つくらい当てはまる程度なら大丈夫ですが、複数当てはまるという方は、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。
 
 
 

 天気や気温などに左右されないカラダをつくるポイント

 
 
 
 天気や気温などに左右されないカラダを作るには、様々な方法がネットなどで紹介されていますが、一番簡単で、一番重要だと思う事をまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。
 
 
 
 

〇 規則正しい生活をする

 
一番簡単なんですが、一番難しいといわれるかもしれません。しかし、自律神経のバランスを整えるためにはなんといってもこの『規則正しい生活』がとても大切なんです。朝、出来るだけ同じ時間に起きてカーテンを開け朝日を浴び、夜はぬるめのお湯(38~40℃)を張った湯船につかり、寝る前はスマホを見ず、リラックスした状態でベッドに入る。出来ていない方はやはり自律神経のバランスが乱れやすいです。特に、寝る直前までパソコンやスマートフォンを見ていて寝る時間も遅い方は、交感神経が優位の状態が長くる為、睡眠の質が低下し、疲労感が抜けにくくなってしまいます。寝る前にベッドの中でスマートフォンを見る習慣があるという方はベッドは寝るところなので、他の場所で見るように変えてみましょう。
 
 
 

〇 寝る前に頭・首・背骨をほぐす

 
一度乱れてしまった自律神経のバランスを整えるためには、睡眠の質を高めて十分な睡眠時間を摂ることが大切です。交感神経優位な状態(車に例えるとアクセル踏みっぱなし状態)で過ごしていると、血行が悪くなる為、頭皮、首、肩、背中まわりの筋肉がこわばり固まりやすい状態になります。ずっとディスプレイを見続けて目が疲れている、頭が痛いという方の多くは頭皮の硬さ、首や肩の凝り、背中の張りなどの症状が出やすいのです。これらを放置したまま睡眠を摂ろうとすると寝つきが悪くなり、睡眠の質も悪くなってしまうので、ケアしてから眠る必要があります。(中にはベッドに貼ったらバタンキューで寝てるという方もおられますが、パソコンに例えるとコンセントを抜いて強制終了しているのと同じなので寝つきが悪いのと同じく睡眠の質が低下してしまいます)
 
 
 寝る前にできる簡単セルフケア
 
 

・ 頭部のケア

 
  1. 指を開いた手のひらで頭を包みます(出来るだけ頭全体を包む感じ)

  2. 側頭部(耳の上)を頭頂の方向へ引っ張る

  3. 引っ張った頭皮を元も戻す感じで何度か繰り返す

 
頭皮を動かすことで頭部の血流改善が図れます。痛くない程度に行ってください。
 
 

・ 首のケア

 
  1. 少し上を向いて顎を挙げます

  2. あごの骨から鎖骨までを手のひらでなでるように軽擦します

  3. 左右行ってください。

 
これも痛くない程度に行うことが大切です。さする程度です。
 
 
 
 
この2つのセルフケアで、首回りや頭がポカポカしているという方は成功です。
お風呂の中でつかりながらでも出来ると思います。ぜひお試しください。
 
 
 それでも、「なかなか改善しない」「寝つきが悪い」などと言った症状でお困りの方は、カラダと神経が休まる無痛整体をご用意しています。
一度ご相談くださいませ。
 
 柔道整復師 村西謙一 監修
 

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初診時8,800円(カウンセリング料含む)  2回目以降6,600円

 

施術動画

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