腰の痛みでお困りのあなたへ、根本から改善する方法があります。

by | posted in: 院長ブログ　出来るだけ毎日更新(^^)v | 0
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腰の痛みって自分しかわからないので辛いですよね・・・。
 
 
 
腰の痛みは、杖を突いているわけでも、包帯を巻いているわけでもないので周りの人から認知されにくいですよね。
しかも、痛みは人によって感じ方が違うので、理解されにくいかも知れません。
当院に来院されている患者さんも
 
「この痛みは理解されない」
「こんだけ痛いのに仕事減らしてくれない」
「痛いのに電車で変わってもらいにくい」
 
などの話をよく聞きます。
 
確かに、痛みって自分にしかわからないですよね。
杖を突いたり、腕を三角巾で吊っていたら「ケガしたのかなぁ」とわかりやすいですが・・・。
 
そんな腰痛はなぜ起こっているのでしょう？
なぜなかなか改善しないのでしょう？
 
そんな腰の痛みが根本から改善する為の方法についてまとめてみました。
最期までお読みいただけたら嬉しいです。
 

腰痛とは

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腰痛を日本整形外科学会のHPで調べると2つ書いてありました。
 
腰（脊柱）に由来するもの
先天異常や側弯症、腰椎分離症など主に成長に伴っておこるもの、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など主に加齢により生ずるもの、腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。

腰以外に由来するもの
解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気、変形性股関節症などの腰以外の整形外科の病気によるものがあります。加えて身体表現性障害、統合失調などの精神疾患や精神的なストレスによる心理的な原因による場合もあります。

大きく分けると、「腰に原因がある腰痛」と「腰に原因が無い腰痛」に分けられます。
引用にある原因とされているものの中には、実際原因ではないものが含まれています。
変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症などは海外の研究では腰痛の原因ではないことが科学的に証明されていますので、もしこのブログを読まれている方の中で、診断されている方も安心してください。
腰痛の85％は「非特異性腰痛」と言い、原因がはっきりしないものです。
 

欧米で発表された論文

 腰椎の変形が腰痛の原因でないことは半世紀以上も前から証明されてきた。最も古い対照試験は1953年に実施された腰痛患者100名と健常者100名の腰部X線写真を比較したもので、両群間の変形性脊椎症の検出率に差はなかった。http://1.usa.gov/lCMbXb

急性腰痛患者200名、慢性腰痛患者200名、健常者200名を対象にX線撮影で仙骨底角を比較した結果、3群間に差はなかったことから、腰部前彎と腰痛とは一切無関係なので、医師は腰部前彎に関するコメントを控えるべきと警告。http://1.usa.gov/jLuOXd

上記は欧米では常識となっている論文ですが、腰痛の変形も、骨盤の変形も腰痛の原因ではないことが半世紀以上前からはっきりしています。
この事から考えても、「骨盤のゆがみ」が腰痛の原因ではないのです。
骨盤がゆがんで見えるだけの事です。それはカラダの筋肉が関係しています。

 

腰痛の原因

 
では、腰痛の本当の原因とは何でしょう？
 
 

過去の記憶

 
過去、ある動作で腰を痛めた場合、同様の動作をした際腰に痛みを感じることがあります。
例えば、草引きをした時に腰を痛めると、草引きをしたら腰が痛くなることがあります。
同じような動作、例えばゲートボールをしても腰は痛くないという方もおられます。
 

日常生活でのカラダの使い方

 
日常生活において、カラダのある部位にだけ負担がかかるような姿勢が長時間続くような場合、腰に負担がかかり痛みを感じることがあります。
例えば、長時間椅子に座って業務に追われている(この場合ストレスも関係しますが・・・)
 

過去のケガをかばうクセ

 
例えば昔、運動をしていて足首を捻挫したような場合、逆の脚に体重がかかるクセが付いてしまい、片足加重になり腰に負担が罹り痛みを感じることがあります。
 

長時間の同じ姿勢

 
立位でも座位でも、長時間同じ姿勢が続く場合、背中やおしりの筋肉が過緊張し、腰回りの筋肉の血流が悪くなり痛みを感じることがあります。
 
 
この様な理由で腰の痛みは起こっている可能性が高いです。
 
 

腰痛を解消するためのコツ

 
上記したことを、意識することであなたの腰痛は解消できるのです。
それでもなかなか解消できないという方におススメの方法があります。
 

過去の記憶

 
過去の記憶を消すことは出来ませんから、過去に腰痛を起こしたことをするときに、「好きな音楽を聴きながら作業する」 ことで解消できます。
 

日常生活でのカラダの使い方

これはなかなか自分ではわからないことですので、専門家に聞いてみましょう。
 

過去のケガをかばうクセ

これも自分では忘れていることもありますので、カラダの専門家に聞いて今自分がどういう癖があるのか聞いてください。
 

長時間の同じ姿勢

座っていても立っていても、長時間同じ姿勢が続くことは腰にとって負担にしかなりません。
座っている方は、30分に1度立ち上がって前後屈をしたり、屈伸をしたり腰を動かしましょう。
立っている方は、その場で足ふみをしたり、歩いたりしておしりの筋肉を動かしましょう。
 
 
この様な簡単な動作で腰痛は解消できる可能性があります。
しかし、痛いからと言って安静にしたり、湿布を貼ったり、痛み止めを飲んだり、腰痛ベルトを使っていると解消できないどころか、逆にどんどんと腰痛はひどくなります。
 
是非専門家に相談して少しでも早く解消してくださいね。
 
柔道整復師　村西謙一　監修
 

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