ぎっくり腰は本当に辛いです、起こさないためには・・・。


急な痛みの原因は?
 
 
ぎっくり腰(急性腰痛)は不意に起きると思っていませんか?
 
「くしゃみをした時」
「靴を履こうとかがんだ時」
「トイレで立とうとした時」
「朝顔を洗おうと前かがみになった時」
「しゃがんで立とうとした時」
 
これらは、患者さんが問診の時に話してくれた理由です。
しかし、本当にこれらが原因なんでしょうか?
 
そんなぎっくり腰についてまとめてみたいと思います。
 

ぎっくり腰とは

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古くからヨーロッパでは「魔女の一撃」と恐れられている「ぎっくり腰」ですが、確かに、上記した時に腰に痛みを感じ動けなくなったりしますが、それが本当の原因でしょうか?
 
日本整形外科学会のHPには
急に起こった強い腰の痛みを指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。
とあります。
しかし、以前にも椎間板の異常は腰痛の原因ではないことを、海外の論文でご紹介しました。
 
初めてこのブログを見るという方もおられるかもしれませんので、もう一度海外の論文をご紹介しますね。
 
 

腰痛に関する海外の論文

 

平均年齢40歳の健常者60名を対象にMRIで胸椎を調べた結果、37%に明らかな椎間板ヘルニアが、53%に椎間板膨隆が、58%に線維輪断裂が、29%に脊髄の変形が認められた。無痛性胸椎ヘルニアはきわめて一般的な所見。http://1.usa.gov/RNhYhG

 

腰痛の原因はいまだに謎だが、椎間板変性を腰痛の原因と考える脊椎外科医は23%のみで、その患者に固定術か椎間板置換術を選択すると答えた脊椎外科医はわずか1%。もし自分が患者なら99%が保存療法か放置すると回答。http://1.usa.gov/katDsM

 

腰椎の変形が腰痛の原因でないことは半世紀以上も前から証明されてきた。最も古い対照試験は1953年に実施された腰痛患者100名と健常者100名の腰部X線写真を比較したもので、両群間の変形性脊椎症の検出率に差はなかった。http://1.usa.gov/lCMbXb

この様に、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)の問題では無い事が科学的に証明されています。
なので、ぎっくり腰の痛みは腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷の可能性が高いと言えます。
しかし、上記したような「くしゃみをした時」「靴を履こうとかがんだ時」「トイレで立とうとした時」「朝顔を洗おうと前かがみになった時」「しゃがんで立とうとした時」などで、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)が損傷するとも思えません。
では本当の原因とは何なんでしょう?
 
 

本当のぎっくり腰の原因

 
多くのぎっくり腰でお困りの患者さんを診てきた私が断言できるのは、「ぎっくり腰」は結果だという事です。
お話をお聞きすると必ず、急な痛みを感じる(2.3日~1週間ほど)前に、「歩き過ぎた」「急に運動した」「長時間座っていた」などの無理をされている方が多いのです。
その後、「腰が重たく感じた」「腰に張りを感じた」「腰がだるかった」などカラダはサインを出しているにも関わらず、それに気が付かなかったり、「直ぐ良くなるだろう」「俺は(私は)大丈夫」と過信したり、「いつもすぐ治るから」と安易に考えてしまっている方が急な痛みで慌てる結果となっていることが殆どです。(もちろん重たい荷物を持つなどケガの場合もありますが)
 
日常生活でのカラダの使い方やクセ、古傷をかばうなどがある部分に負担をかけ続け、自己治癒力が低下した時に、無理をしてさらに負担をかけたときに急な痛みが起こると考えられます。
 
 

ぎっくり腰を経験しない為に

 
上記したように、無理をした後、カラダが発しているサインに気が付かない場合に急な痛みに襲われます。
「以前は大丈夫だった」と言われる方も、カラダは年々衰えていきます。筋力も10代のころとは違うと思いますので、過信しないようにしてください。
 
 

セルフケア

 
ここでは、自分でできる簡単なぎっくり腰予防のためのセルフケアをご紹介します。あくまで一般的なものです。
 
 

無理をしない

 
当たり前のことですが、急に無理をするとカラダに負担がかかりますので、出来るだけ無理をしないでおきましょう。
 

微温入浴

 
特に無理をした日や、疲れを感じた時、お休みで時間のある時は、38~40度程度の微温入浴10~15分がおススメ。
 

寝る前のストレッチ

 
入浴後カラダが温まっている時にストレッチがおススメ。
 
1.上体そらし
肋骨下縁から膝まで「気持ちよく」伸びていること
2018-10-25-09-28-16
 
2.猫のポーズ
上体そらしの姿勢から、おしりを踵につけて、背中を丸くして腰が「気持ちよく」伸びていること
2018-10-19-11-10-31
 
 
ストレッチは「気持ちいい」がポイントです。決して痛いのを我慢しないようにしてください。
伸びている時に息を吐きましょう。
 
気を付けていても誰もが起こりうる可能性がある「ぎっくり腰」。普段から「予防」しましょう。 
 
柔道整復師 村西謙一 監修
 

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