皆さんおはようございます(^O^)/
2018年12月15日(土)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
日本人男性の「平均寿命」が80.21歳になった!
昨年「平成28年簡易生命表」が公表され日本人の平均寿命は男性が80.21歳と初めて80歳を超え、
女性も86.61歳と2年連続で世界1位となったそうです。
日本人の平均寿命は世界一の水準であることは間違いありません。
これは素晴らしい事です。
しかし、平均寿命が延びたとしても寝たきりで機械に繋がれて生かされているだけの方もおられます。
私は柔道整復師として運動器(骨・関節・筋肉など)を診させていただいているのですが、
少しでも長く自分の足で歩いて、美味しいものをたくさん食べていただきたいと願っております。
そこで、今日は、平均寿命と健康寿命についてまとめてみたいと思います。
目次
平均寿命とは
一言で表すと、0歳の生まれたての赤ちゃんの平均余命となります。
出生した赤ちゃんが何年生きられるかという期待値の事です。
平均寿命の「寿命」と言うのは「天寿」ではなく、
死因にかかわらず生まれてから死ぬまでの時間の事です。
厚生労働省は毎年1回、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを表す
「平均余命」の見込みを計算していて、そのうち0歳の平均余命が平均寿命となります。
「平均寿命-自分の年齢」の間違い
「女性の平均寿命が約85歳、という事は私40歳やからあと45年生きられるわ」と聞くことがあります。
しかし、平均寿命はあくまでも「発表されたその年に誕生した人」の平均余命のことですので、
そもそも計算すること自体が間違いなので、この考え方は正しくありません。
ただし、現在アラフォーの女性の平均余命が45歳より長いのは確かです。
平均寿命とは別に「寿命」とついた言葉があります。
それは健康寿命というのですが、
健康寿命とは何なのかまとめてみます。
健康寿命とは
「健康寿命」とは世界保健機関(WHO)が2000年に打ち出した概念の事です。
健康寿命というのは、いわゆる死亡までの期間を意味する寿命とは異なり、
寿命の中でどれだけ「健康な期間」があるのかという事です。
では、日本人の健康寿命はどのくらいなのでしょう。
平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数が健康寿命になる。
少し古いですが、平成22年度の「健康日本21」の資料によると、
男性は平均寿命79.55歳に対して健康寿命が70.42歳、
女性平均寿命は86.30歳に対して健康寿命が73.62歳と、
男性9.13年、女性12.68歳もの差があります。
平均寿命通りに人生を過ごすとすれば、男性は最期の約9年、
女性は約13年は「健康ではない寿命の期間」となっているのです。
いわゆる寝たきりや要介護の状態ですね。
元々カラダが弱い、様々なストレスを抱えている、ケガをしてから寝たきりになった
というように様々な理由があると思いますが、
誰しも健康で誰の手も借りずに長生きしたいと思っていると思います。
国も「健康寿命」を伸ばす戦略を掲げています。
2014年5月に成立した健康医療戦略推進法に基づき、
日常的な介護なしで暮らせる「健康寿命」を2020年までに1歳以上延ばすなどの目標を掲げています。
戦略では、40~74歳の健診の受診率を80%に上げることも目標にした。
このほか、医療機器の輸出総額を約1兆円に倍増させ、
国内市場の規模を約3.2兆円に拡大させることなども打ち出している。
しかし、これでは「とにかく病院へ行きなさい」といわれているようなものだと感じます。
確かに早期発見・早期治療が必要な病気もありますが、
それだけではないと感じるのは私だけでしょうか?
逆に病気が見つかって入院して、足腰が弱ってドンドン活動量が減ってしまう
というようになってしまわないでしょうか。
例えば、先日来られた50代の男性の腰痛の患者さんですが、
「椎間板ヘルニア」と診断され、9月に手術をされたそうです。
しかし、一向に痛みがなくならず、先月当院を受診されました。
その方が仰っていたのが「入院してから歩けなくなった」そうです。
それまでは毎日犬の散歩で30分以上歩いて、ゴルフにも月に1回は必ず行っていたそうですが、
退院後は犬の散歩にも行けず、ゴルフも遠ざかっているそうです。
この様に活動量が減ってしまうと、足の筋肉がやせ衰えて、
ドンドン弱ってしまい、寝たり座ったりすることが多くなってしまいます。
これからも平均寿命は延びる様です。
内閣府が出している「H24年版高齢社会白書」によると
2060年には、男性84.19年、女性90.93年となり、
女性の平均寿命は90年を超えると見込まれているそうです。
ではどのようにしたら健康寿命は延びるのでしょう?
健康寿命を延ばすために
ではいつまでも自分の足で歩いて美味しいものを食べて、
ある日家で眠るように亡くなる為にはどうすれば良いでしょう。
(これをピンピンコロリといいます)
今日から出来る健康寿命を延ばすために出来る事を3つご紹介します。
〇 ウォーキング
いきなり今日から「歩け!」といわれると無理な方もおられると思います。
そこで、「ついでウォーキング」とでも言いましょうか、
そんな誰でもが出来るウォーキングをご紹介します。
例えば、買い物に行きますよね、その時に車を駐車場の一番端に置くのです。
スーパーまで”歩く”ことが出来ます。これならできそうでしょう?
試してみてください。
〇 登りのエスカレーターは乗らない
買い物や駅でエスカレーターやエレベーターがありますが、”のぼり”だけは階段を使いましょう。
下りや荷物を持っている場合はエスカレーターを利用してください。
下りの方が足への負担が多く、転倒などの危険も増えます。
〇 深呼吸
私のブログでは”深呼吸”がたくさんでてきます。
様々な患者さんを診ていて感じることが「息が浅い」という事です。
どういう事かというと、横隔膜がしっかり動いておらず、
100%肺や気管支を使いきれていないという事です。
まずはしっかりと息を吐いて、深い呼吸をする事で、
全身に空気が行きわたり、疲れも取れやすくなりますし、
しっかりとした良質の睡眠をとることが出来ます。
如何でしょうか?出来る事はあるでしょうか?
お読みいただくとわかると思いますが、
全て足の筋肉を動かすことに繋がっています。
これが健康寿命を延ばすうえで大切な事です。
カラダの70%の筋肉は足にあります。
しっかりと足の筋肉を動かすことで血行が良くなり、
内臓がしっかりと動き、美味しくご飯を食べる事が出来ます。
今、ごはんが美味しくないと感じている方は、
もしかしたら運動量が落ちているのかもしれません。
将来寝たきりで意思の疎通も出来ないようになりたくないという方は
出来る事から始めてください。
しかし、くれぐれも無理はしないでくださいね。
痛みをガマンしてしかめっ面で歩くという事は避けてください。
まとめ
平均寿命が男性も80歳を超え世界1寿命の長い国ニッポン。
それは素晴らしい事ではありますが、
反面、健康寿命は男性で約9年、女性で12年短い。
という事は健康でない期間がそれだけあるという事です。
少しでも長く自分の足で歩いて美味しいものを食べるために
足の筋肉を使いましょう
柔道整復師 村西謙一 監修
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