皆さんおはようございます(^O^)/
2018年11月10日(土)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
最近トイレの回数が多くなった、急に我慢できない尿意がある、
というご相談を受けました。
そんな「過活動膀胱」かもしれない症状について書いてみたいと思います。
過活動膀胱は歳のせいだとあきらめて治療しない人も多いです。
最近、特にTVなどで尿取りパッドなどのCMもされていますので、
簡単にそういったものを使用してさらに症状が悪くなっている方も
多い様です。
又、治療として薬を使う方も増えているそうです。
目次
過活動膀胱の原因
血液は全身を回った後、腎臓でろ過されて、不要な老廃物と水分が膀胱に溜められます。
これが「尿」(おしっこ)です。
膀胱は個人差はありますが、成人で約500mlの尿が溜められるように、
風船のように伸び縮みする筋肉でできています。
子どもの頃に遊んだ「水風船」を思い出していただけるとわかりやすいと思います。
膀胱総容積の4/5程度蓄積されると大脳に信号が送られ、尿意を感じ、
排尿時は腹圧を加えることで膀胱の筋肉が働いて内圧がかかり、
膀胱頸部筋が緩み、排尿に至るというのが普通の排尿の流れです。
しかし、尿が少ししか溜まっていないにも関わらず、何らかの間違った合図が大脳に送られる事で、
過剰に膀胱が活動し、過活動膀胱と言われる症状がおこるのです。
膀胱が過剰に活動して収縮してしまうために急に強い尿意を感じます。
女性は更年期(40~55歳ころ)になると、女性ホルモンの分泌不足により膀胱の過敏性が増し、
とくに原因がないのに膀胱が収縮します。
場合によっては我慢できずに失禁するという方もおられます。
腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の違い
「腹圧性尿失禁」は咳やクシャミなどおなかに瞬間的に力が入った時に尿が漏れること状態です。
妊娠・出産で骨盤底筋という筋肉に負担がかかるとゆるみ、失禁の症状が出ることもあります。
「切迫性尿失禁」は、急に強い尿意を感じる過活動膀胱の症状です。
過活動膀胱の病院での治療
クスリによる治療
膀胱が収縮するとき、神経伝達物質の「アセチルコリン」が作用します。
過活動膀胱の原因となるアセチルコリンの働きを抑える
「抗コリン剤」というクスリで、膀胱が過度に収縮するのを防ぐそうです。
抗コリン系のクスリの副作用として「口が渇く」「便秘」などがでることがあるので、
服用前に医師に相談してください。
更年期からくる症状や神経性の場合には、女性ホルモンの補填も考えられる様です。
過活動膀胱改善のためのセルフケア
膀胱括約筋のトレーニング
かかとと踵を付けたまま指先を少し開いて立ちます。
かかとが離れないようにつま先立ちをします。
出来るだけ5本の指先に力が入る様にしてください。
かかとを下す時にお尻に力を入れ膝と膝をつけるようにして
おろしてください。
これを歯を磨きながら続けてみてください。
膀胱トレーニング
補助的にトレーニングですが、排尿の間隔を拡げるように、
尿意を感じても「あと1分、あと5分」と慌てずにこらえられるようトレーニングをします。
はじめは短く、どんどん伸ばせるように意識するトレーニングです。
※ 膀胱炎の誘発に繋がりますので、あまり我慢しすぎないように注意が必要です!
水分摂取のバランスに気を付ける
尿の排泄をしないようにと水分を摂らないことはよくありません。
脱水を起こさない為にも、1時間に200ml程度の水分は摂ってください。
その際、冷たい水、緑茶、紅茶などは利尿作用がありますので控える様にしてください。
カフェインを含まない飲み物(ほうじ茶・お白湯など)を飲むようにしましょう。
排尿日誌をつける
いつから頻尿になったか把握しておくことが大切です。
何時頃にトイレに行ったかを排尿日誌をつけておくといいですね。
目安として、正常な尿の量は1回に200~400ml、1日の総量は1,200~2,000mlです。
冷え症を予防
過活動膀胱や頻尿は冬になると多くなり寒さや冷えで悪化します。
腎臓や膀胱、胃腸を冷やさないように、腹巻きやレッグウォーマー、ソックス、カイロも使って暖かくしましょう。
冷たい飲み物は避け、温かい飲み物でカラダを冷やさないようにしましょう。
特に女性ホルモンの分泌を助けるために、良質のお味噌(空気穴の開いた容器に入っている)を使いましょう。
納豆などもおススメです。
〇 朝起きてすぐに「お白湯」を飲む
〇 砂糖はカラダを冷やします、甘いものは避けましょう
〇 ぬるめ(38~40度程度)のお湯にゆっくりつかる微温入浴
〇 発酵食品を毎日1品食べる
「膀胱炎」と「過活動膀胱」との違い
細菌が原因の膀胱炎と過活動膀胱は全く違います。頻尿の原因はさまざま。
例えば、細菌性膀胱炎のときには早く膀胱の細菌を外に出すために、
尿意を我慢せず水分を多めに摂ります。
一方、過活動膀胱のときは、膀胱の筋肉を鍛えるために少しずつ尿意を我慢することが必要。
病気が原因の頻尿には、膀胱炎のほかに尿道炎、膀胱がん、糖尿病、慢性腎不全、性感染症があります。
まずは専門の医療機関で検査を受けてください。
まとめ
過活動膀胱とは、本来膀胱に尿がたまった時に大脳に送られる電気信号が
何らかの理由で、尿がたまっていない時に送られるためにおこる症状です。
病院では様々な薬を使用して治療する様です。
又、女性ホルモンの分泌が少なくなることでも起こることがあるので、
冷え症を予防することも大切です。
当院では
過活動膀胱に限らず、内臓の働きを良くするために
カラダのバランスを整える整体を行います。
その後、内臓を温める超短波で30分内臓を温める治療を行います。
柔道整復師 村西謙一 監修
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当院は保険治療のようなお手軽さはありませんが、お一人お一人の痛みの原因を追究し症状に丁寧に向き合い、
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「出来て当たり前のことが痛みの為にできない(我慢している)」と思われるあなたの為に根本的に症状を改善する
「完全予約制」の整骨院です。
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