本日の腰痛新常識
『1966年~1996年に発表された急性腰痛患者に対するアドバイスに関する論文を
レビューした結果、安静臥床は効果がないばかりか回復を遅らせるが、
日常生活を続けると職場復帰が早く、慢性化を防ぎ、再発率も低下することが判明。』
http://1.usa.gov/iKlS4V
約50年前に出された論文です。
世界最新の腰痛治療ガイドラインの内容ですので、
医療関係者で知らない人はいないと思います。
急性腰痛の場合、安静にすることで回復が遅れます。
痛みに負けないで、日常生活を続けてください。
昨日、デイサービスが終わってから実家に行ったのですが、
近所のおっちゃんが以前から脊柱管狭窄症で整形外科に通っているけど
一向に良くならず、シビレがひどく腰の痛みも出てきたそうで、
整形外科では「もう治らない、注射をするくらいしか出来ない」と言われたそうで、
「一度見たって」と頼まれたので、急遽実家に来ていただき施術をしました。
約10分程度でしたが施術をした後
「あれっ上向きで寝てもいたくないしシビレもマシになってる」
と変化が出たことに驚いておられました。
この方の場合、お尻の筋肉が硬くなり血行を悪くしていたのと、
便秘で胃腸の疲れが出ていたことが腰の痛みやシビレの原因でした。
この様に腰下肢痛や痺れの原因が腰にだけある事はあまり考えられません。
根本的な原因を見つける事で回復は早くなりますので、
もし今痛みが続いていて困っている方は諦めないでくださいネ