本日の腰痛新常識
『腰痛患者378名と健常者217名の腰部X線写真を比較した研究でも、
両群間における変形性脊椎症の検出率に差はなく、
加齢と共に増加する傾向が見られることから、変形は正常な老化現象にすぎず、
腰痛の原因とは考えられないと結論。』
http://1.usa.gov/msMFAV
世界の腰痛診療ガイドラインではレッドフラッグ(命の危険)のあるもの以外は
なるべくレントゲン撮影をしない様に勧告しています。
日本だけがやたら目ったらレントゲン撮影をしています。
世界の腰痛診療ガイドラインで推奨されているのは、整体治療と鍼灸治療です。
外反母趾の治療に通われている50代の女性の患者さんです。
当初外反母趾を気にされて相談を受けたのですが、内反小趾もありました。
皆さんの中には難も知らない方が多いと思いますが、
内反小趾とは外反母趾の小指バージョンで、
小指の爪が外を向いている状態です。
どちらも足の横アーチが崩れている状態ですので、
外反母趾同様治療をしていましたら、
「最近小指の爪が上を向いているのに気が付きました」
と喜んでおられました。
母趾はまだ少し時間がかかりそうですが、このまま治療をしても変化が出てきそうです。