本日の腰痛新常識
『米国ではCTやMRIによる画像検査は5年間で43%増加し、
PETスキャンに至っては4年間で3倍に増加。
民間の大手保険会社はこうした医療費の高騰を抑えるために
放射線ベネフィットマネージャーを使って医療調査を開始した。』
http://on.wsj.com/uhkJdN
医療先進国アメリカではすでに危機感を持って医療費高騰を防ぐための
取り組みを行っています。
日本もそろそろ本腰を入れて医療費削減に着手すべきではないでしょうか。
不必要な画像診断こそ医療費高騰を招いていると思います。
それと同時に不必要な放射線被ばくも軽視できません。
先日、肉離れを起こした中学生。
病気があり運動は医師から禁止されているのですが、
だんじり祭りが大好きで、医師も仕方なく許可を出したそうです。
初日は一生懸命走ったそうですが、
途中でふくらはぎに激痛が走り、歩く事も出来なくなったそうです。
何とか最後のパレードだけでも参加したいという事で
休日にあけている当院を探して来院されました。
軽い肉離れでしたので、超音波治療とテーピングで保護して祭りにあと半日参加しても
良いと許可を出しました。次の日来院しましたが
思いのほか痛みが少なく、歩いても問題ないくらいでした。
本人も施術後屈伸をしたり歩いたりしてもらいましたが「もう痛くないです」との事。
大事に至らず良かったです。