不定愁訴について～検査してもわからないカラダの不調～

 

 

〇　体調が悪くて、病院を受診して検査を受けても「特に異常はないですね」と言われた方

〇　血液検査をしても原因がはっきりしない方

〇　内科でも異常がないから心療内科を勧められた方

〇　詐病と疑われた方

〇　まるでウソを付いているかのように扱われた方

 

これらは、当院を受診された「不定愁訴」でお困りの方が問診で話してくれたことです。

検査ではわからないカラダの不調。

会社の同僚はもちろん、家族でも理解してもらえないしんどさ。

「自分は大丈夫」と思っていてもいつ何時、発症するかわからないのが「不定愁訴」です。

そんな不定愁訴についてまとめてみました。

 

 

 

体調不良を感じて病院で診察・検査を受けても、特に異常は見つからず不調の原因がわからない症状の事。
具体的な症状や、期間・頻度は個人個人違い、単一症状が長期間続く人もいれば、複数の症状が不定期にあらわれる人もいます。
病院で検査を受けたけれども、特にこれと言った異常は見つからず、周りからは「気のせい」と言われたり「そんなん私もや」と同調圧力をかけられたり「がんばりや」励まされたりすることで、「まるで私だけが悪いみたい」と自分を否定したり、「もっと」とか「～しなければ」と更に自ら追い込んでしまい症状がさらに悪化してしまう方もおられます。

 

 

笑福整骨院に来院される患者さんの中で不定愁訴と言える症状としては、カラダのだるさ、頭痛、肩こりが多いですが、それら以外でも、手足の冷え、便秘、めまい、むくみ、全身倦怠感、息苦しい、わけもなくイライラする、気分が落ち込む、眠れないなどの不調を訴える方がおられます。

 

 

 

何らかの病気が原因で起こるケース以外は、はっきりと「これだ」と特定できませんが、心身のストレス、不規則な生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが要因となり、自律神経のバランスが崩れたときにあらわれることが多いといわれています。

 

 

 

症状は年齢、性別を問わずあらわれますが、ホルモンバランスの乱れが原因であらわれるケースは、男性よりも女性に多い傾向がみられます。その理由は、女性のカラダがホルモンバランスの影響を受けやすいため、内臓、血管、呼吸、体温など体内のさまざまな機能を調節する自律神経バランスの崩れにつながり、不調を引き起こすと考えられています。

月経に伴う症状ととして診断されるのが、「PMS(月経前症候群)」と言い、イライラしたり、不安になったり、カラダの痛みにつながったりします。
45～55歳前後の女性は「更年期症状」と診断されることが多いですが、多くの場合カラダの冷えが原因です。
上記のようにある特定の時期に起こるのではなく、自律神経のバランスが乱れ、心身に不定愁訴の重い症状が出た場合、病院で検査を受けると「自律神経失調症」と診断されてしまいます。10代に多い立ちくらみや脳貧血などの「起立性調節障害」も自律神経失調症のひとつと捉えられています。

頭の重さは男女差はあまりないのですが、男性に比べ女性は筋肉量が少なく、とりわけ首が細くて長く、なで肩の女性は、見た目はとてもスマートで優雅に感じられたとしても、一方では首に大きな負担がかかっていると言えます。

それに加えて、スマホやパソコンを長時間見続けることが多い昨今。首や肩に負担がかかりやすくなります。首や肩の筋肉が緊張してコリを生じると、自律神経にも影響を及ぼすのです。

 

 

不定愁訴改善方法　食品

 

笑福整骨院は病院ではありませんので、服薬治療はできません。ただ、食品のアドバイスはできます。

多くの不定愁訴の場合「鉄分の不足」がカラダの表れている方が多いですので、鉄分を多く含んだ食品を摂ってください。

 

赤身の魚や貝類に多く含まれています。
牛フィレ肉・カツオ・マイワシ・鶏卵・アサリ・カキなど。
豚や鳥のレバーにも多く含まれていますが、あまりお勧めはしません。

植物性

小松菜・ほうれん草・枝豆・そら豆・大豆・豆乳・厚揚げなど。
昔はひじきも多く含まれているといわれていましたが、それは鉄鍋で炊いている為に多かっただけで元々は多く含まれていないそうです。

その他

鉄製の鋳造物をお湯を沸かしたりご飯を炊くときに投入する。

※　サプリやプロテインなど様々なものがありますが、先ずは食品で摂るようにしましょう。

※　こどものプロテインなどは必要ありません。

 

不定愁訴改善方法　セルフケア

 

日々の生活習慣の見直し

個人差はありますが、女性が社会生活をするうえで、ホルモンバランスの影響を受けずに生活していくのは難しいです。
また、現代社会では、多くの人が自律神経のバランスが乱れる何らかのストレスを抱えています。
不定愁訴は、「ムリをしないで！」「少し休んでね！」という、カラダとココロからのサインです。
不定愁訴を予防するためには、まずは生活習慣のリズムを作りましょう。

起きる時間と寝る時間を決めるだけでも、ルーティーンが出来るので、リズムが作りやすくなります。

適度に休みを取り心身共にリラックスする

主婦の方も、働いている方も「自分の時間」はありますか？「家族の為に」と一生懸命になりすぎていませんか？
仕事をしている主婦の方も、専業主婦の方も家事は休めません。
たまには家事を休んでウィンドウショッピングをするとかお風呂にゆっくりつかる、趣味を楽しむなどしてください。

毎日の食事の見直し

食事の偏りよりもストレスにつながりますし、栄養バランスが乱れると心身にいい影響はありません。
特に暑いこの時期は、炭水化物過多になりすぎます。タンパク質を意識して摂るようにしてください。
また、毎日使う調味料を見直してみましょう。
家族で全員味が違う事は当たり前です。仕事の内容やスポーツなどで必要な栄養はみんな違いますから、基本だけ作りあとの味付けは任せましょう

毎朝朝日を浴びて深呼吸する

雨や曇りの日でも、朝起きたら、カーテンと窓を開けて大きく深呼吸をしてください。
体内時計がリセットされ、1日が始まります。

 

いかがでしたでしょうか？いきなり病院で服薬に頼るのではなく、先ずは食事とセルフケアで体調を整えてください。

それでも、なかなか改善しないという方は、当院の無痛整体で筋肉と神経を緩めませんか？

 

笑福整骨院の施術は