～呼吸以外で自律神経を整える方法～
皆さんこんにちは(^O^)／
2020年 11月 16日 (月)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
自律神経って皆さん聞いたことがあるともいます。
このブログでも何度か書かせて頂いていますし、TVなどでもよく取り上げられています。
自律神経が乱れる事で体調を崩してしまう方も多いですので、今日は呼吸以外で自律神経を整える方法について書いてみたいと思います。
自律神経ーーー【交感神経】 緊張
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ーー【副交感神経】リラックス
の2種類があります。
この2種類の神経がうまく機能することで健康なカラダを維持しているのですが、これが乱れると様々なカラダの症状が出てしまいます。
交感神経はいわゆる緊張状態になる時に優位になるので、細い血管の周囲の筋肉が収縮して血管を圧迫します。
収縮している先には血液が届きにくくなるので、体温も下がります。
副交感神経はリラックスしている状態で働きますので、筋肉が血管を圧迫しないので、細い血管まで十分な血流がある状態になります。細胞に酸素や栄養が届いて活発になり、体温も上がります。
これを覚えておくことで、自律神経を自分でコントロールしやすくなると思います。
ポイントは温めると副交感神経が働き冷えが解消され、逆に冷やすと交感神経が優位になりカラダも緊張状態になります。
この切り替えを上手くすることで自律神経が正常になり、体調を崩すことがありません。
今の時期に、カラダを冷やすことはしないと思いますので、手っ取り早い冷え対策としてはカラダを温めることです。
微温入浴（40度前後)や足湯(42度前後)手湯などでダイレクトに手足を温めると即効で効果が上がります。
手足などの末端を温める事でカラダの芯も温まり、内臓の冷えや肩こりも改善するのは、末端で温まった血液が全身を巡る為です。足の裏は汗腺が多いですので靴下を履いていると逆に冷える事があります。素足でレッグウォーマーなどで対策するのもいい予防法です。
他にも、カラダの中心おへその少し下に使い捨てカイロや湯たんぽなどでじっくり温めると、お腹を通過した血液も温まって末端の冷えが解消するという方法もおすすめです。ただし暖房の効いた部屋でカイロを使うのは止めましょう。
もう一つ大事な温めるべきところは首です。太い血管が通っているので、ここを温かくすることで全身を巡る血液を効率的に温められます。同時に首を経由して全身に広がる2つの自律神経にも関わる場所です。
首には迷走神経という、内臓機能をコントロールする副交感神経の束が通っています。首の血行が悪いと迷走神経の働きも低下し、全身のバランスが悪くなります。
又、首のつけ根には星状（せいじょう）神経節という交感神経の集まりがあり、血流が悪いと同じく自律神経のバランスがくずれたりアレルギー症状が強く出てしまいます。(花粉症の治療などにここを刺激して改善を促します)
首を温めることで、冷えによるコリを解消し、血行がよくなると、交感神経も副交感神経も整うという効果があります。夜TVを見ながらホットタオルなどで温めるのはいい方法ですし、外出時ネックウォーマーやマフラーで首筋の冷えを予防するのもおすすめです。
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