~手術を選択する前に~
皆さんこんにちは(^O^)/
2020年 5月 26日 (火)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
坐骨神経痛・・・よく耳にすると思います。
先日来られた60代の女性の患者さんなんですが「病院で坐骨神経痛と言われた」という事で来院されました。
なぜ病院で治療を続けなかったのかお聞きすると「手術しようと言われて、どうしても手術は嫌だったから」
だそうです。
お孫さんがまだ小さい事、入院手術の間仕事を休まなければいけない事などすぐに対処する事は出来なかったそうです。
整形外科は名前の通り外科なんですよね。
なので、元々手術をする事が専門です。
開業されている整形外科の先生はほとんど手術をされないので「整形内科だ」と以前ある整形外科の先生にお聞きしました。
手術は専門の病院でするのがほとんどです。なので、ほとんどは検査をしてクスリを出すだけ。
それでも手術を勧めるという事はもしかしたら、手術室をかりて手術される先生なのかも知れません。
しかし、手術って簡単に勧められますが、「手術しましょう」「はいわかりました!」と簡単には答えられないですよね
私もこの業界に入る以前は坐骨神経痛で悩んでいて『手術』を勧められたこともあります。
・どうしていいかわからない
・ずっとお尻から太ももの裏がしびれている
・どちらかの足だけ重たい感じがする
等お困りの方のお気持ちはよくわかります。
今日はそんな『坐骨神経痛』について自分で出来る改善方法をまとめてみました。
やったからと言ってすぐ「症状が無くなった!」とはいかないかもしれないですが、試してみる価値はあるともいます。
是非お試しくださいね~。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれなどの症状のことを指します。
多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれがあらわれるだけでなく、麻痺や痛みによる歩行障害を伴うこともあります。
と整形外科では言われています。
ここにある様に、病気やケガではなく『症状の総称』なのです。
他にも、
原因は年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアが多く、高齢になると、ほとんどが腰部脊柱管狭窄を原因として発症します。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニアとも腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって坐骨神経が圧迫され、
下半身に痛みやしびれを引き起こします。
と日本では言われていますが、しかし!
『椎間板ヘルニア』や『腰部脊柱管狭窄症』と診断されてもしびれや痛みのない方も多いです。
一概にこれが原因とは言えないと海外の論文では発表されています。
『椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた
健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。』
http://1.usa.gov/iN3oKG
これは国際腰椎学会でボルボ賞を受賞した有名な論文です。
この様な事は海外では一般的に常識になっています。
まとめると、
坐骨神経痛のような腰下肢痛(腰から足にかけての痛み)は腰に原因はありません。
私が治療家として30,000人以上の患者さんを診させていただいた結果と
私自身の腰から足にかけての痛みやしびれがなくなったことも踏まえて
坐骨神経痛の原因はズバリ!
お尻の筋肉 です。
カラダのバランスが崩れたり、その他の原因でお尻の筋肉が、硬くなり、血行が悪くなることで足に血液が送られなくなる事で、痛みやしびれが出ているのです。
ではどのようにして坐骨神経痛を改善したらいいのでしょう?
カンタン改善方法
坐骨神経痛を改善するためのストレッチをご紹介します。
行う前に守っていただきたい事があります。
それは、痛いのをガマンして行わないという事です。
あくまでストレッチは筋肉を伸ばすものですので、
『気持ちがいい』と感じる程度でOKです。
痛みを感じると、筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
逆効果ですので、その点だけご注意ください。
〇 座って行うお尻のストレッチ
椅子に座ります。
くるぶしを太ももに乗せるように足を組みます。
息を吸い背中を伸ばします。
組んだ足におへそをつける様にカラダを前に曲げながら息をゆっくり吐きます。
吐き切ったらカラダをおこします。
〇 寝転んで行うストレッチ
上を向いて寝ます。
両方の膝を立てます。
片方の足の外くるぶしを膝に掛けます。
立てている方の膝の裏を両手で持ちます。
息を吸います。
息を吐きながら両手で持っている足を胸に近づけます。
吐き切ったら足を戻します。
〇 立った状態でのストレッチ
低めの椅子や台を用意します。
かかとを椅子の上に置きます。
膝を少し曲げます。
息を吸います。
息を吐きながらお尻を後ろに引きます。
吐き切ったら緩めます。
如何でしょうか?
この3つのストレッチを10秒×3セット程度行うことで
お尻から足にかけてのしびれがかなり改善されます。
注意する点は
・息を止めない
・痛みを感じる所まで行わない
・息を吐く時は10秒程度かけてゆっくり吐く
という事です。
決して無理はしないでくださいね。
他にも、お風呂にゆっくりつかる、長時間同じ姿勢を続けない
という事も効果的です。
それでも改善しないという方は、一度ご相談ください。
当院では
柔道整復師 村西謙一 監修
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【和泉市 岸和田市 堺市 忠岡町で腰痛・肩こり・坐骨神経痛等でお困りでしたら笑福整骨院にお任せください】
ご予約は予約専用電話0725-53-2800まで今すぐお電話ください。
当院は保険治療のようなお手軽さはありませんが、お一人お一人の痛みの原因を追究し症状に丁寧に向き合い、
保険治療ではおこなえない整体の特別な治療をあなたのおカラダに合わせて提供させていただいております。
「どこにいっても良くならない、本気で治したい」「繰り返す痛みを何とかしたい」
「出来て当たり前のことが痛みの為にできない(我慢している)」と思われるあなたの為に根本的に症状を改善する
「完全予約制」の整骨院です。
当院の治療詳しくはこちら→【当院について】
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