～あきらめなければ結果は出ます～
皆さんこんにちは(^O^)／
2022年 1月 15日 (土)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
先日、ある患者さんのお母さんとの会話。
「この子(中学生)走ると痛がるんです」
最初は、何気なく聞いていました。
3日後、試合前のテーピングに来られた時に、本人に状態を聞くと「別に痛くない」とのことでしたが、横からお母さんが「今日また走るから痛くなると思うんです」と話されていました。
お母さんの感覚と本人の感覚は違うので、こういう会話って危険なんです。
解りますか？
本人は痛くないと思っていても、「走ると痛くなる」という言葉を聞いていると、脳にインプットされるので「走る=痛い」となる危険性があります。
特に子どもは親の話を聞いているので、かなり危険。
「～すると痛くなる」
となってしまうと、その行動をしたら痛みを感じるようになるんです。
この場合「走る」でしたが、他にもありました。
「中腰になると痛いんです」と話されていた70代の患者さん。
特に草引きの時に痛むようですが、ゲートボールの時は痛みを感じないんです。
この様に嫌な事や苦手な事をした際に痛みを感じる場合、ほとんどが脳の勘違いです。
同じ動作でも、好きなことをしている時は痛みを感じないのですから、カラダに問題があるわけでは無いと分かると思います。
脳の勘違いで引き起こされるカラダの痛みはカラダをいくら治療しても改善されません。
考え方、とらえ方を変える必要があるのです。
それを認知行動療法と言いますが、なかなか個人でするのは難しい様です。
当院では、私の言葉がけで考え方を変えていただいていますが、それでも、マイナス思考に陥りやすい方は、忘れてしまい、再度痛みを感じることもある様です。
しかし、時間はかかりますが、改善するのです。
現に70代の女性の患者さんは、「歩くと痛い」と話されていましたが、1年後「1時間歩けた」と嬉しそうに話してくださいました。
改善するまでの時間は人それぞれですが、あきらめなければ必ず改善しますので、安心してお任せください。
言葉って「言霊」とも言いますので、かなり重要です。
例えば「しんどいなぁ」と言い続けると本当にしんどくなります。「これ食べたらお腹壊すのでは？」と思うとお腹を壊します。
言葉を大切にしているとどんどんカラダは良くなりますので、言葉の使い方を気を付けてくださいね。
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