～旬のものを食べる事は良い事ですが・・・～
皆さんこんにちは(^O^)／
2020年 10月 23日 (金)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
秋もどんどん深まり、美味しそうなものが出回る季節になっています。
新米などの穀物に加え、果物、魚など旬を迎えるものが多く食卓が豊かに実る季節。
出来れば地産地消、一物全体で食べる事が良いのですが、ついつい食べ過ぎてしまう時期でもあります。
秋に旬を迎える食材は糖質が多いという特徴があります。サツマイモ、栗、ブドウ、梨、柿、お米など。
旬のものを食べるのは、カラダに良い事ですが、栗ご飯にさつま芋の煮物、食後に梨や柿を食べていると糖質過多になってしまいます。
過剰な糖質は、中性脂肪となり肝臓や脂肪細胞に蓄えられてしまう為、見た目的な問題に加え内臓的な問題も起こりやすくなるので、美味しい食べ物が増えはじめるこの時期には注意してくださいね。
これからの時期は、特にカラダに脂肪を蓄えようとして頭が働きます。
これは、狩猟時代が長かった人間の遺伝子に組み込まれていることなので仕方がないのです。
地球の歴史を1年に換算してみると、狩猟をしていたのが1月1日から12月30日まで、農耕を始めたのは12月31日になってから。それだけ飢餓常態でいる事が普通だったのです。
冬は獲物が取れにくいですから、秋のうちにカラダに蓄えようとする働きがあるので、ついつい食べ過ぎるというのはある意味仕方がない事です。
しかし、飢餓状態の時代ならいざ知らず、飽食の時代にカラダに脂肪を蓄える必要はありません。
でも、この時期旬を迎える食材はとても美味しいですので、我慢することは難しいという方もおられるかもしれません。
1年のうちでも最も美味しい食べ物があふれるこの季節。旬の素材だけでなく、チョコレート菓子やクリーム系のおかずなど、寒い日に食べたくなるような濃厚な季節限定商品なども増えていきます。食に対する誘惑がそこら中にあふれ、あれもこれもひと口試してみたくなるという方も多いと思います。
何かのご褒美にひとつ食べるだけなら良いのですが、いつのまにか甘いものやこってりしたものを買い食いすることが止められなくなってしまうパターンも多いですね(昔の私がそうでした)。こういった食材は、脳内麻薬を分泌させ依存症になるので注意が必要です。ある意味お酒やたばこ以上に危険なものです。
そして、鉄欠乏性貧血気味の女性は、生理前に秋の甘く濃厚な食べ物を過食してしまう傾向にあります。これは妊娠準備のためにカラダが栄養を欲しているので仕方がない事なのですが、さらに甘いものなど糖質が増えることで、タンパク質や食物繊維などの他の食べ物を食べる量が不足し、質的栄養失調に陥りやすくなります。
乾燥したものを細かく砕いて白ごはんにかけてもいいですし、生のものを食べるのもいいです。
水で洗っても適度に塩見が残るのでなんにでもあうと思います。
喉が渇いていなくても、カラダに水分は必要です。
喉が渇いていなくても、時間を決めて水分補給をするようにしてくださいね。
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