こんなニュースを見ると気になります


~お互い様~

 

 

 

 

皆さんこんにちは(^O^)/

2020年  6月  12日  (金)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

私は、柔道整復師になる前、障がい者施設で働いていました。

その影響は今でも自分の中に残っていてこのようなニュースを見ると気になって読んでいます。

 

「多機能トイレしか使えない人がいます」あなたは知っていますか?利用者の9割が”待たされている”現実を

 

 

 

 
 私が施設で働いていた時は「障害者用トイレ」と言っていましたが今は「多機能トイレ」というそうです。
 
当時、ある障害者に聞いた話ですが
 
「トイレ使用中なんで前で待ってたら15分くらいして男の人と女の人が出てきた・・・」とか
「トイレ行こうとしたらおばちゃんが「先行かして」と割り込んできた」とか
「行きたいのにいつまで待っても出てこない」
 
という事はよくあった事です。
今では「多機能トイレ」ですから、障害者ではなくても様々な人が利用するでしょう。
 
一般のトイレより、設備がいい場合があるので、絶対に使用しないで下さいと言っているのではありません。
「もしかしたら外で待ってるかも」と少し考えていただきたいですね。
 
スーパーの駐車場も同じことが言えます。
車いすスペースは絶対に停めるべきではありません。
 
「ちょっとくらい」「近いから」と言う様な理由で店舗入り口の近くの車いすスペースに車を停めると
もしかしたらすぐ後ろに待っているかもしれません。
 
本当に困っている方がいるかも知れませんので、気をつけたいですね。
 
逆に、『駐車禁止除外指定車』の認定を受けている方も、きちんと使いましょう。
あくまで駐車禁止場所には余程緊急でなければ停めてはいけませんし、水戸黄門の印籠ではないので当たり前の様にしようしないでくださいね。
(以前、難波の駅前のロータリーに停めて買い物に行かれているのを目撃したことがあります・・・)
 
どちらも『お互い様』の気持ちを持っていると、こんなニュースも出てこないと思います。
 
 
カラダが弱いから守られて当たり前だというのではなく、出来る事はやればいいですし、声が出るのであれば声を出しましょう。
 
日本では小学校から別々になって隣りに障害を持っている人が住んでるけどどんな人かも知らんし
どう接していいかわからんという状態ですので、難しいかもしれませんが、困ってそうなら声をかけてあげて下さい。
 
声を掛けても反応がないかもしれませんし、何を言っているのかわからないかもしれません。
しかし、少し意識すれば理解で来ることもあると思います。
 
 
今日は全く治療の話ではありませんが、気になるニュース出来たので私の気持ちを書いてみました。
 
私は、強度近眼ですのでメガネがないと日常生活はおろか歩くこともままなりません。
障害を持った方は、車いすがないと歩けないだけです。
どちらも同じだと思うのです。
 
歩み寄る事でより良く生活できるようになると思います。
 
 
 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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