治りやすい人治りにくい人、病気になりやすい人ならない人


皆さんこんにちは(^O^)/

2020年  3月  5日  (木)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

皆さんは『自律神経』という言葉を聞いたことがありますか?

私のブログでも、過去に何度か書かせて頂いているので、

「知ってる」という方も多いと思いますが、

それでもまだ、「何それ?」という方もおられるともいます。

 

皆さんは不思議に思ったことは無いですか?

なぜ、眠っている間も『呼吸』をし続けているのか?と。

これは『自律神経』が働いているからなのですが、

呼吸だけではなく内臓器官のすべてをコントロールしている神経なのです。

つまり、自律神経は人間にとって最も大事なものなのです。

さらにここ数年、自律神経の研究が急速に進んだおかげで、

その働きが、私たちの健康に大きな関係がある事がわかってきました。

 

少し『自律神経』の解説をすると、

 

『自律神経』には『交感神経』と『副交感神経』の2種類があります。

 

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『交感神経』は、自動車にたとえるならアクセル。

血圧上昇、気分の高揚、自律神経が働いている時は、心身ともにアクティブになります。

ただし、緊張度も高まります。

いわゆる興奮状態に近いかもしれませんね。

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『副交感神経』は、ブレーキのようなもの。

血管は適度な状態で緩み、血圧は低下、気分が落ち着いていきます。

肉体はリラックス=弛緩の状態になります。

自動車であればアクセルを踏み続ける事はありません。

又、ブレーキを踏み続けていると前に進みません。

 

どちらがいいという問題ではなく、

交感神経と副交感神経がバランスの良い状態にあることが、

自律神経にとってとても大切な事です。

交感神経と副交感神経のバランスは1日の中で、たえず変動しているのですが、

ざっくり言えば、朝から日中は交感神経が優位に働き、

夕方から夜にかけては副交感神経が優位に働きます。

何度も言いますが、どちらかが優位がいいというものではなく、

バランスが崩れると、心身に支障をきたします。

 

自律神経を計測すると、大きく次の4つのパターンに分かれるそうです。

 

1. 交感神経も副交感神経も両方:高
2. 交感神経が高・副交感神経が極端に低
3. 交感神経が低・副交感神経が極端に高
4. 交感神経も副交感神経も両方:低

 

『ちょっと調子が悪いな』という時は、2・3の状態で、自律神経のバランスが崩れた状態になっています。

一方で、最も良いパフォーマンスを出せるのが1で、疲れやすく体力もない状態が4.と言えます。

ただし、全てをこれに当てはめる必要はありません。

例えば、あなたの回りにアグレッシブな方っていませんか?

いわゆる『熱い人』は交感神経が優位な状態になっています。

試合中のスポーツ選手も同じです。

一方で、周囲がインフルエンザでバタバタ倒れていても、

ひとりだけかからずにピンピンしている人は、

免疫力が高いのですが、たいてい副交感神経が優位に働いています。

 

いわゆる健康な人というのは、

このバランスが微妙に変化しながら、1日を過ごせている人です。

一番理想を言えば、

朝起きると、交感神経が優位に働き始め、

心身が活発な活動をするのに適した体内環境となり、

夕方以降は、副交感神経が若干優位な状態になって、

心身が静かに休むのに適した体内環境を維持することが

良い状態と言えるでしょう。

 

交感神経をアクセル、副交感神経をブレーキにたとえているのは、

そうした理由からです。自動車もそうですが、

どちらが大切ということはありません。

ブレーキが効くからアクセルを踏めるわけですし、

いくらブレーキが優れていても、アクセルがおかしければ前進しません。

大切なのは、『交感神経』と『自律神経』のバランスなのです。

 

 

不健康な人を診察・検査すると、皆一様に自律神経のバランスが崩れていることもわかってきました。

つまり、自律神経を整えることが健康で過ごすための大きな鍵と言えます。

何も病気だけの話ではありません。

腰痛や肩こりなども、自律神経が関係しています。

痛めやすい人、痛めにくい人、治りにくい人、治りやすい人の

その違いを決定づけているのはまさに『自律神経』なのです。

上手くコントロールできると、健康で腰痛や肩こりも無く、

普通に生活が出来るのです。

 

ストレスは心身に悪影響を与えます。

特に自律神経のバランスを乱す大きな要因で、

結果的に、『これ悪いよなぁ』『あかんよなぁ』『やめなまずいよなぁ』

と思いながら我慢したりすると体調を崩してしまう、という事があります。

例えばタバコやお酒、炭水化物や甘いデザートなど。

健康に悪いと思いながら、飲んだり食べたりすると、

それだけでストレスになります。

『悪い事をしている』と感じるのではなく、

『今を楽しんで』その後でリカバリーする様にしてください。

自分を律するばかりが健康な生活ではありません。

『今の自分』を受け入れ、それを補う情報を知って下さいね。

 

 

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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