『脊柱管狭窄症』と診断された60代の女性の患者さんの場合


皆さんこんにちは(^O^)/

2019年  12月  10日  (火)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

いきなりですが、

 

 

皆さんは『脊柱管狭窄症』という症病名を聞いたことがあるでしょうか?

 

日本整形外科学会のHPを見てみると

 

この病気では長い距離を続けて歩くことができません。
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、
背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。
しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。

原因は、

 

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、
背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。
脊柱管は背骨、椎間板、関節、黄色靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。
年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、
黄色靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くなって(狭窄)、
それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。
椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いようです。
また背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、前に曲げると広がるので、間歇性跛行が起こるのです。

日常生活上の注意
日常生活で姿勢を正しく保つ事が必要です。
神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎますので、
歩く時には杖をついたり、シルバーカーを押して腰を少しかがめるようにしましょう。
そうすると楽に歩けます。
また、自転車こぎも痛みが起こりにくいので、よい運動になります。

治療
手術ではない治療としてはリハビリテーション、コルセット、
神経ブロックや脊髄の神経の血行を良くする薬などがあります。
これらで症状が改善することもあります。

しかし、歩行障害が進行し、日常生活に支障が出てくる場合には手術を行うこともあります。
また両足に症状が出ている場合には改善することが少ないので手術を行う場合が多いわけです。
最近は内視鏡を使った低侵襲手術も行われています。

 

と書かれています。

 

 

なかなか難しいことが書かれていますね。
声を読むと、治る気がしませんし、何歳であっても杖を突いたり
シルバーカーを押さないとあかんのか・・・と気がめいってきます。
何歳になっても、年齢以上に若く見られたい方は
シルバーカーなんて絶対嫌ですよね(笑)

 

実は先日、「病院でMRIを撮って脊柱管狭窄症と言われた」という
60代の女性の患者さんが来られました。
「腰を曲げたら楽なのですが、年を取ってみられるのが嫌だ」
という事でした。

 

 

2.3年前から、腰に痛みが出るようになり、

丁度その頃自転車で転倒し、それもあって整形外科を受診。

レントゲン検査では骨に異常はない為、

念のためMRI検査をしましょう。

という事で検査したところ

『脊柱管狭窄症』と診断されたそうです。

その時は、湿布・ロキソニンを処方され、

週に2.3回はリハビリに来るように指導されたそうで、

言われた通り、毎日シップを貼ってロキソニンを朝晩のみ、

リハビリにも言われた通り通ったとの事。

リハビリでは、電気・ホットパックをしてもらったそうです。

しかし、腰の痛みは一向に良くならず、

腰を伸ばすと痛くなり、段々前かがみになってきたので

リハビリに通わず、近所の整骨院を受診。

「カラダが硬いですね~」と言われ

健康保険で診てもらって(違法請求)

マッサージ・牽引・電気をしてもらっていたそうです。

そこも週に2.3回、1年ほどは通ったそうですが、

全く変化なく、痛みで前かがみになり、歩くのも辛く、

仕事にも支障をきたしていたそうです。

「もうなおらんのかなぁ・・・」と

あきらめていた時に、スーパーで買い物中に以前職場で一緒だった

友人に会った時に、当院を紹介されたという事で来院されました。

 

 

来院時はこんな感じでした。

腰が曲がり、カラダは左にねじれ、脚長差も出ていました。

後ろからの写真ですが、腰が曲がっていることが分かります。

脚長差もあり、写真を撮っている間ほんの1分ほどですが

辛そうでした。

「まだまだ働きたいし、孫の面倒も見ないと」

「せめて年齢通りに見られたい」

と話されていました。

今までの経緯をお聞きし、検査をしたうえで

当院で施術方法をお話して施術開始。

結論からお話しますと、

写真ではわかりにくいかもしれませんが腰が伸び、脚長差も無くなりました。

施術後立ち上がる時に、「あれ?痛くない・・・」と不思議そうでした。

10分も立っていられないという事でしたので、わざと立ったまま

説明をしていたのですが、「これだけ立てた事なかったのに・・・」

と少し自信を持っていただけました。

カラダの変化が目に見えてわかる場合とわからない場合があります。

この方の場合は目に見えてわかりましたし、

ご本人も施術前と施術後の違いを感じていただけましたので

ドンドン良くなっていきます。

 

 

例え『脊柱管狭窄症』と診断されても

カラダは良くなります。

それは「カラダが治りたがっているから!」

変な言い方かもしれませんが、

捻じれている状態、曲がっている状態、

などはカラダにとってバランスが悪い状態です。

少しくらいのねじれや歪みは自分の調整できるのですが

痛みが出るような、特に朝の痛みが出るような場合は

自己治癒力が低下し、回復したくても出来ない状態ですので

早急に対応する必要があります。

なかなか治らない『脊柱管狭窄症』でお困りの方は

ご相談くださいませ。

 

 

 

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

 

 

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