皆さんこんにちは(^O^)／
2019年 11月 30日 (土)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
早いもので今日で11月も終わり。
今年もあと1ヶ月を残すだけとなりました。
皆さんにとって今年はどんな年でしたか？
残り1ヶ月・・・
これからの時期は『忘年会』もあり
胃腸の調子を崩してしまいやすい季節です。
食べるものも美味しい時期ですので、
食べ過ぎた次の日は、少し軽めの食事にしたり
絶食する事で、胃腸の負担を減らしてください。
というのも、毎年、これからの時期になると
胃腸の調子を崩して『ぎっくり腰』を起こして
来院する方が増えるからです。
その原因についてまとめてみたいと思います。
目次
お腹と背中の筋肉のバランス
お腹と背中にそれぞれ筋肉がついていますが、
お腹の筋肉は、腰を前に曲げる働き、
背中の筋肉は、腰をそらす働きがそれぞれあります。
この働きのバランスはだいたいですが、
お腹が3に対して背中が7と言われています。
そのバランスが崩れると『腰痛』になるのです。
お腹には脂肪がつきやすいですから、
その為、太っている人に対して
「痩せなさい」と指導されるのです。
まぁ太っているからといって必ずしも
腰痛を起こすという事はありませんが・・・
当院の患者さんで・・・
先述した通り、この時期は『忘年会』が多くあり、
普段以上に食べ過ぎ飲み過ぎになりやすい時期です。
当院の患者さんの中には、
「今年の忘年会は20回くらいある」というつわものもおられます(笑)
その方は、年1.2回腰痛になって来院されるのですが、
決まってこの時期(笑)
ほとんど来院されませんが、11~12月になると連絡が入ります。
そうならない様にアドバイスさせて頂いていますが、
メンテナンスをススメていますが、なかなか仕事が忙しく
来れないそうです・・・😢
ではなぜこの時期になると決まって『腰痛』を感じるのでしょうか？
忘年会時期の腰痛
忘年会というと皆さんは何を連想されますか？
・お酒・鍋・暴飲暴食・嫌々・接待・・・・
飲み食いだけでもいろいろ連想されます。
はっきり言える事は、普段以上に
『胃腸に負担を掛ける』という事ですね。
この胃腸に負担を掛ける事が腰痛と関係が深いのです。
胃腸に負担を掛けるという事は
第1に、
胃腸がいつも以上に消化吸収にエネルギーを使います。
その為、他のカラダの部分の修復にエネルギーを割けないのです。
第2に、
胃腸が疲れると腹圧が上がります。
お腹の筋肉は背中の筋肉よりも力が弱いので、
腹圧が高くなった時に、背中よりもお腹に中から外へ圧力がかかります。
お腹が前に突き出るような状態ですね。
皆さんもお腹を前に突き出してみてください。
背中が反りませんか？
これが『腰痛』の原因になります。
第3に、
アルコールを飲んで寝てしまうと、
睡眠の質が悪くなってしまいます。
そうなる事で、成長ホルモンの分泌が少なくなり、
カラダを回復させる力が弱まるのです。
まとめると、
忘年会で『暴飲暴食』→アルコールで睡眠が浅い
→回復が遅れる→胃腸に負担がかかる→腹圧が上がりお腹が突き出る
→消化吸収にエネルギーを使う為他の回復が遅れる
という感じですね。
では、このような状態でも、『腰痛』を感じなくなるようにするには
どうしたら良いのでしょう・・・
忘年会時期の腰痛を緩和する方法
日頃からメンテナンスをして、腰の負担を減らすことが大切なんですが、
なかなか時間がない、痛くないと治療に行かないという方もおられると思います。
暴飲暴食の原因となる『忘年会』に行かなければいいのですが、
そんなことできませんよね～(笑)
「すべて断りたい」という方もおられるかもしれませんが・・・
まず、『忘年会』は参加する前後の食事に気をつけるです。
急なものは置いておいて、忘年会の日時はあらかじめ決まっていると思います。
忘年会前日の日の夜、あるいは当日のお昼、次の日のお昼
などの食事を消化の良いものにするのです。
特に忘年会の後は、食べたくなかったら食べなくてもいいです。
塩水だけでも良いですよ。
① 忘年会前後の食事で調整
お酒を呑んで寝ると眠りが浅くなって回復が遅れるのですが、
少しでも深く眠る為に、寝る前にお水を飲む事もおススメします。
可能なら、忘年会の後半は薄めのアルコールが良いのですが、
出来ない場合もあると思いますので、
寝る前にコップ1杯のお水を飲んでから寝る様にしてください。
② 寝る前にお水を飲む
少しでも消化吸収が早いと、それだけカラダへの負担も減らすことが出来ます。
なので、忘年会の次の日の朝、布団の上でストレッチなどの簡単な運動をしてください。
1.お腹を伸ばして、背中を丸めてストレッチ
呼吸を止めない様に、痛みを感じない程度に伸ばしてください。
少しd目汚お腹の筋肉を緩め、腹圧を下げます。
2.深呼吸
アルコールで弱ったカラダは
呼吸が浅くなってしまいます。
なので、しっかりとはき切ってから
一杯に吸い込むようにしてください。
いかがでしたでしょうか？
一応簡単に出来る事ばかりあげてみましたが、
やはり暴飲暴食を控えるのが一番だと思います。
付き合いでどうしても断れない時もあると思いますので
『忘年会』の前後で胃腸を休める日を作って下さいね～
柔道整復師 村西謙一 監修
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