マッサージが好きな方・・・気をつけて下さい!


皆さんおはようございます(^O^)/

2019年  10月  4日 (金)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

先日もお問い合わせいただいたのですが、

「そこはどんだけもんでくれるの?」

こういうお問い合わせはザンネンながら

だいたい強くマッサージをされてきた方、

あるいは強い刺激も治療が好きな方が多いです。

 

 

私は、肩こりや腰の痛みの時にマッサージはNGだとお伝えしています。

なぜなら・・・治らないどころか余計にひどくなるから。

 

「肩こりがひどくて週1回はもんでもらってるけど、

全然よくならない」という方が来院されます。

確かにマッサージ受けるとその時は気持がいいですし、

肩や腰が軽くなる感じがします。

しかし、それで肩こりや腰痛が治ったという事を聞いたことがありません。

 

特に強刺激の整体やマッサージは、治すというより通ってもらうために

しているようなものです!

 

何度か書かせている内容ですが、

はじめての方もおられると思いますので、

マッサージが好きだという方は特にお読みいただいて

参考にして頂き、肩こりや腰痛でお奈むことが無くなれば良いのですが・・・

 

 

目次

【肩コリの原因】

【肩こりの症状】

【肩こりの対処法】

【マッサージが逆効果な理由】

【マッサージではなく肩こりを楽にする3つの方法】

【当院では】

【まとめ】

 

 

肩こりの原因

 

 

① 内臓疾患

② ストレスなどで肩に力が入っている

③ 冷え

④ 指の疲れ

大きく区別するとこの4つが考えられます。

内臓疾患の場合専門の医療機関を受診する必要があります。

実際当院に以前来られた肩こりの患者さんですが、

様子がおかしいので、内科を受診していただくと、

「狭心症」と診断されて加療されている方がおられます。

この様な事もあるので、単なる肩こりと安易に考えないほうが良いのです。

しかし、上記①のような方は多くはありません。

実際には②~④が原因の事が多いです。

 

 

肩こりの症状

 

 

単純に肩こりといっても様々な症状があります。

〇 首がこる

〇 首や肩が重たい

〇 肩甲骨の周りがこる

〇 頭痛

〇 吐き気

〇 めまい

〇 耳鳴り

〇 ギューとつかまれるような感じ

などが同時にあるいは肩こりに続いて感じる事があります。

それに続いて頭痛や吐き気、めまいなどが出る方も

おられるようです。

 

 

肩こりの対処法

 

 

肩こりを感じた時に皆さんはどのように対処するでしょう。

 

〇 肩を叩く

〇 マッサージに行く

〇 シップを貼る

〇 温かいシャワーを当てる

〇 ストレッチをする

 

などでしょうか。

確かに肩こりを感じる時に肩を押したりすると

気持がいいポイントがあります。

通常マッサージ等でそこを押すことで

一時的に血流を促し、その部分の体温が上がるので

こりが解消されたと感じる方も多いと思います。

しかし一時的な対応になることが多く

また酷い肩こりに悩む日々が続きやすいのです。

ここで憶えていただきたいことは2点。

 

 

湿布を貼ると血行が悪くなる

多くの肩こりの場合マッサージを受けると逆効果であるという事です。

 

という事です。

 

 

 

マッサージが逆効果な理由

 

 

肩がこる→マッサージ→血行が良くなる→肩こりが治る

という図式になるのであれば良いのですが、

 

多くの場合、

 

肩がこる→マッサージ→一時的に血行が良くなる→又すぐに肩がこる

 

となってしまいます。

 

 

なぜこのようになるかというと、

筋肉は細い筋繊維が束になったものです。

マッサージを受けるとその筋繊維が切れるのです。

マッサージを受けた後に筋肉痛のような感じになるのはまさにそれです。

お肉などを叩いて柔らかくするのと同じですね。

お肉などはそのまま調理して美味しく食べますから、

それでいいですが、人間のカラダは違います。

『自己修復力』が備わっている為、切れた筋繊維は再び結合します。

元通りに結合するだけならまだいいのですが、人間の脳は「筋繊維が切れる=ケガ」と

判断する為元の状態よりも硬く(強く)結合してしまいます。

その為、マッサージを受ければ受けるほど筋肉は硬くなるので、肩こりはよりひどい状態になるのです。

私がマッサージをしない理由がここにあります。

ではどのようにしたら肩こりが本当に楽になるのでしょう。

 

 

マッサージではなく肩こりを楽にする3つの方法

 

 

マッサージやシップで一時的に楽にするのではなく

根本から肩がこらないようにするためには、

手の指を整えることが大切 です。

あなたのように、日々スマホやパソコンを仕事や仕事以外でも

使うために手の指をよく使っています。

力仕事ではなく、微妙な指使いや緊張が、段々と指にストレスを溜めてしまうのです。

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この写真のように指の筋肉は、最終的には肩の筋肉とつながっています。

指は指だけで動いているのではなく

腕や背中や首の筋肉と連動して動いているのです。

首の姿勢も肩こりに影響しますが

手の指も侮れません。

実際当院の施術でも、

手の指の調整を行うことで手の指が動きやすくなると

肩に触ってないのに

肩や首、しいては背中の動きや張りが楽になる方が多いです。

前置きが長くなってしまいましたが、

 

自宅や職場で指の筋肉を調整するにはどうしたら良いかというと、

 

〇 手指を温める

足浴の手指バージョンです。
温めている間はゆっくりと何もせず、
じっくりと温めてください。
手首から指先をゆっくり40~45度程度のお湯に付けて下さい。
時間は5~10分程度です。

 

〇 指と前腕のストレッチ

絵の通りなのですが、前腕をゆっくりとストレッチします。
右に絵は前腕の一番太い部分を軽く握って、手をくるくる回します。
手指ではないですが、肩こりが楽になります。

※注意することは、痛くない程度に気持ち良く伸びている事と、呼吸を止めない事です。

 

〇 グーチョキパー

あくまでストレッチですのでゆっくり大きく行ってください。

 

指の筋肉が固くなって、動きがスムーズでないと

その指が肩や首の筋肉や骨格に影響していると考えます。

夜にハンドクリームを塗っている方もおられるでしょうが、

それよりも手指の筋肉をほぐすために上記の事を

おこなってみてください。(ハンドクリームは塗れば塗るほど乾燥します)

日々頑張っているあなたのカラダですから・・・

 

 

当院では

 

 

当院では肩こりのような慢性症状の場合、

マッサージなどは致しません

カラダのバランスを整える技を使い、

血行を良くし、根本改善を図ります。

 

 

まとめ

 

 

肩こりでお悩みの方は多いです。

肩こりには様々なっ原因がありますが、

その中の一つに「手指の筋肉の緊張」があります。

パソコンやスマホなどを使う方が特に多いのですが、

手指の筋肉を緩めるために、

手指を温めたり、ストレッチをしたり簡単な体操がオススメ。

日々がんばっているあなたのカラダを少しいたわってあげましょう。

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

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