皆さんおはようございます(^O^)/
2019年7月1日 (月)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
先日、小学生の子どもが「かかとが痛い」という事で
来院されました。
治療をして良くなるのですが
暫くしてまた痛くなる。
「足底筋膜炎」なのですが、
それだけではないような感じでした。
今日は「足底筋膜炎」と「靴」について書いています。
目次
足底筋膜炎とは
足底筋膜とはかかとから足の指の付け根まで足裏全体に広がり膜のように覆っている腱組織で、
足の甲の骨のアーチ構造を支える働きをしています。
その足底筋膜に炎症が起こり主にかかとのあたりが痛むのが足底筋膜炎です。
スポーツをする人や、長時間の立ち仕事をする人等によく見られます。
足の裏に痛みがある人のうちの約10%程度の人がが足底筋膜炎と言われ、
朝起きた直後一歩目の痛みがおおきな特徴です。
原因としては、足底筋膜がかかとの骨に付着する部分に強い負荷がかかり、
損傷することが考えられます。
足底筋膜に強い負荷がかかる動きは、長時間の歩行やランニング、繰り返しジャンプをするなどです。
これらの動きで足底筋膜が繰り返し引っ張られたり、圧迫されたりすると損傷が起こると考えられます。
足底筋膜の働き
足底筋膜の働きは次の2つです。
〇 足の裏の衝撃を吸収する
歩行時などに受ける足の裏の衝撃を吸収して血管や神経、筋肉を保護します。
〇 足のアーチ(土踏まず)を維持する
足を蹴り出す時に足底筋膜に緊張がかかることで足のアーチを維持し、蹴り出しやすくする働き。
足のアーチ(土踏まず)とは、足を床につけた時に、
通常、足裏の中央の部分が地面から浮いている状態になります。
このような足の形状を足のアーチと呼びます。
この3本のアーチがあることで衝撃が吸収され、安定した歩行をする事ができます。
アーチが偏平足や外反母趾、内反小指になり、足が疲れやすくなったり痛みが出たりするとも考えらます。
アーチが崩れる原因には、
〇 足に合っていない靴の使用
〇 長時間の立ち仕事
〇 硬い地面の歩行などの
足底筋膜炎の症状
では足底筋膜炎に多い症状はどの様なものでしょう。
〇 特に朝起きてすぐの一歩目にかかと付近が痛む
〇 長時間歩いていると痛みが悪化する
〇 足裏のかかとの内側部分を押すと痛い
足底筋膜炎の特徴的な症状は一歩目の痛みです。
歩いているうちに痛みは少しずつよくなりますが、
長時間歩いていると、再びかかと付近の痛みが悪化します。
見た目の変化(赤くなったり腫れたり)などはありません。
では足底筋膜炎の原因は何なのでしょう?
足底筋膜炎の原因
足底筋膜炎の原因はズバリ!
足底への負担です。
足に合っていない靴を履いたり、長時間立っていたり、無理な歩行やランニングなどで
足底筋膜がかかとの骨と付着する部分に大きな衝撃が加わったりすることなどが原因になります。
足底筋膜炎を引き起こしやすい要因には次のようなものがあります。
・足の骨格の問題:扁平足・凹足・外反母趾・内反小指
・過度のスポーツ
・長時間の立ち仕事
・足に合っていない靴
年齢に伴って足裏やふくらはぎの筋肉が弱くなると、
足のアーチを支えられなくなり足裏への衝撃が強くなって起こる場合もあります。
又、最近では小さなお子さんでも足底筋膜炎を起こしているのです。
この原因は靴の選び方の間違いにあると思われます。
子どもはすぐに足が大きくなる事を知っていると思いますが、
その為にも、お子さんの成長に合わせた靴選びが大切です。
「すぐに小さくなるから」という理由で大きいサイズの靴を履かせていませんか?
子どもの足の成長は2歳くらいまでは半年で1cm、
それ以降は半年で0.5cmほど大きくなります。
だからといって2㎝も3㎝も大き目の靴を履かせていると
靴の中で足の遊びが大きくなってしまいこのブログのかかとの痛み以外にも
様々な問題がおこってしまいます。
・頭痛
・首の痛み
・側弯症
・腰の痛み
・生理痛
・集中力の欠如
その他原因のわからないカラダの不調・・・
そういう事にならない為にも
足長だけでなくウィズや足幅も計測して足に合った靴を選ぶことが大切なのです。
又、お下がりの靴を履くことはお勧めできません。
なぜなら1度でも履いた靴はその人の足の形にあってしまいます。
いくら姉妹・兄弟でも足の形は一人ひとり違います。
勿体ないと思いますが、後々の医療費の事を考えると
必要経費だと思ってください。
足底筋膜炎のセルフケア
〇 安静
やはりまずは安静にすることが大切です。
痛みをガマンして、無理をすると直りは遅くなります。
特に長靴やスリッパをはいて仕事をする方は注意してください。
ランニングやウォーキングは控えてください。
〇 温める
炎症ではありますが、
温めて血行を良くすることで、
発痛物質が早く流れてくれますので
お風呂などで温めましょう
〇 青竹踏み
昔はどこの家にもあったように思いますが、
最近はプラスチックのものはありますが、
青竹はあまり見かけないですね。
プラスチックで構いませんので、
出来ればイボイボのついていないもので
足踏みをしてください。
痛い時は中止してください。
足底筋膜炎の治療
当院では、足の裏だけではなくカラダ全体のバランスを整えます。
その上で、ストレッチやテーピングで足裏の負担を減らし、
必要に応じて
超短波治療
足のサイズの測定・インソールの作成
を行います。
柔道整復師 村西謙一 監修
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【和泉市 岸和田市 堺市 忠岡町で腰痛・肩こり・坐骨神経痛等でお困りでしたら笑福整骨院にお任せください】
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当院は保険治療のようなお手軽さはありませんが、お一人お一人の痛みの原因を追究し症状に丁寧に向き合い、
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「出来て当たり前のことが痛みの為にできない(我慢している)」と思われるあなたの為に根本的に症状を改善する
「完全予約制」の整骨院です。
当院の治療詳しくはこちら→【当院について】
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