小さなお子さんの肩こりや頭痛の予防


皆さんこんにちは(^O^)/

2019年6月18日(火)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

早速ですが・・・

 

当院には、小学生で肩こりや頭痛に悩んでいて通っている方もおられます。

「えっ・・・そんなことあるの?」と驚かれるかもしれませんが、

 

小学生の肩こりや頭痛は年々増えています。

原因は、様々ですが、病院でクスリ漬けになっている子ども

も多い様です。

そんな、お子さんの肩こりや頭痛についてまとめてみました。

 

上の写真は、当院に通っているある小学校2年生の女の子の後ろ姿とかかとの写真です。

症状は「頭痛」

数年前から頭痛を訴えるようになり、

様々な検査をしても結果は「原因不明」

痛み止めを処方されただけで病院での治療は終わり。

様子を見る事になったそうです。

この子のおかあさんが当院を受診された時に、

「娘が頭痛を訴えるんですが、検査では異常が無いんです」

という事で私が診る事になりました。

 

※ 集中して施術した期間は半年ほど、
  今ではメンテナンスに2.3ヶ月に1回程度通う状態です。
  頭痛はほとんど感じない、もしくは頭痛を感じたとしても
  すぐに治まる程度になっているそうです。

 

(施術後の写真は最後にご紹介します)

 

目次

【子どもの肩こりや頭痛】

【学校での問題】

【頭痛の本当の原因】

【頭痛予防】

【まとめ】

【当院では】

 

 

 

子どもの肩こりや頭痛

 

 

10歳以下の子どもが肩こりを訴える率は25%だというデータがあります。

 

厚生労働省:国民生活基礎調査

 

私が子どものころには考えられなかったことですね。

ランドセルが重たいから「置き勉」を推奨する学校もあるとか・・・

私が学生の頃は「置き勉」してよく怒られましたが(笑)

根本的な改善にはならないと思うのは私だけでしょうか?

少し脱線しましたが、

なぜ、数十年前には考えられない10歳以下の子どもに

肩こりや頭痛が頻発するのでしょうか?

原因はいろいろあると思います。

 

・幼少期に外で遊ぶ場所が無い

・小さいころから塾などで勉強時間が長い

・ある一定のスポーツばかり行っている

・カラダにあっていない机やいす

・アゴの弱さ

・ハイハイの期間の短さ

 

等が考えられます。

 

小さい時に、週に何度も病院へ行って

おしっこの検査や血液検査、

挙句にMRIやCTなどで検査するのって

おかあさんはもちろんですが、

小さなお子さんにとってはストレスがかなりありますよね。

ましてや姉妹や兄弟がいたら、家で留守番をしているお子さんもストレスです。

 

 

学校での問題

 

 

お子さんが頭痛持ちである場合、

学校での対応が問題になる場合があります。

入学前からなら、申し送りすることも可能ですが、

ある日から突然頭痛を訴えるようになった場合、

いわゆる”さぼり”と勘違いされる場合もある様です。

「頭痛持ち証明書」を病院で発行してもらうなど

対応が必要かもしれませんね。

 

 

頭痛の本当の原因

 

 

病院で精密検査をしてもわからない頭痛の原因は

実はカラダのバランスの崩れや

自律神経の乱れにあります。

大人と同じ、緊張性頭痛や偏頭痛と同じですね。

以前に「なかなか改善しない頭痛 薬には頼りたくない」

にも書かせて頂いています。

合わせてお読みください。

 

〇 運動は体育の時間以外しない

〇 夜寝る時間が22時を過ぎる事が多い

〇 受験の為休日も塾に行っている

〇 スマホやPCをよく利用している

〇 ゲームをする時に背中が丸くなっている

 

と言う様な場合は自律神経が乱れやすくなっています。

生活習慣を見直し、少し息をつける環境を整える必要があるかもしれません。

実際当院に来られていた中学生の女の子は、

受験が終わると同時に、偏頭痛や首の痛みがなくなったと話してくれました。

 

他にも、

 

〇 使っているメガネがあっていない

〇 ヘルメットや帽子のサイズがあっていない

〇 机とイスのサイズがあっていない

 

 

等、頭部への刺激も関係が無いとは言い切れません。

「洋服がすぐに小さくなる」と多くの方が実感していると思いますが、

メガネやヘルメット、帽子などもこまめにチェックしてみてください。

又、小さな子どもの場合、大人の様に自分の症状を、はっきり伝えることが出来ません。

その為、眩しい光を嫌がる、大きな音に敏感などの変化に気を付けてあげてください。

 

 

 

頭痛予防

 

 

 

検査をしても異常のないお子さんの頭痛、

保護者の方は本当に心配ですよね。

痛み止めをのんでいても、

今度はクスリの副作用も心配になる。

仮病ではないとわかっていても

疑いたくなることもあるでしょう。

そんな頭痛の予防・改善方法を3つご紹介します。

 

 

〇 椅子に座った時に足の裏を床につける

特に食卓のイスが多いのですが、
お子さんがイスに座った際に
足がぶらぶら宙に浮いていることがよくあります。
足元に台を置くなどして足の裏がしっかり
床につく様にしてください。

 

 

〇 睡眠時間をたっぷりと

塾などに行っているとなかなか難しいかもしれませんが、
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
成長ホルモンの分泌によって疲労なども回復します。
出来れば10時には就寝する様にしてください。
夜遅くまで勉強するよりも、少しでも朝早く起きて
勉強するほうが集中できますし、受験にも向いています。
テストは朝にあるのですから。

 

 

〇 頭痛の誘発食品の摂り過ぎに注意

チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルトなどは頭痛の誘発食品と言われています。
これらの摂り過ぎには注意しましょう。

 

如何でしょうか?

他にも、

・ 休日に気分転換の為家族でウォーキングをする、

・ 今習っているスポーツ以外のスポーツをやってみる、

・ ゲームを1日休む。

等の方法もいいかもしれませんね。

痛み止めをのみ続けることなく、しんどい中病院で長時間待つこともなく

家でできる予防・改善方法です。

直ぐに効果はありませんが、日頃から気を付けていることで

「少しづつ痛みが軽くなった」「痛む時間が短くなった」

「痛みを訴える日が少なくなった」など改善していきます。

 

 

まとめ

 

 

小さなお子さんの頭痛がかなり増えています。

原因としては大人と同じで、

偏頭痛や筋緊張性の頭痛です。

様々な要因が考えられますが、

小さなお子さんは症状をはっきり伝えることが出来ません、

なので、強い光を嫌う、大きな音を嫌うなど

日常での観察も必要です。

しかし、改善方法もありますので、

上記の絵を参考にして下さい。

 

 

当院では

 

 

カラダのバランスを整えるための整体と

脳髄液の流れを良くする整体を行います。

施術後は

 

カラダのバランスが整い血行が良くなる為、

症状も軽減していきます。

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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