外反母趾・内反小指について 原因と予防


皆さんこんにちは(^O^)/

2019年 3月 4日 (月)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

先日、「これは何でこんなになってるんですか?」

と患者さんに聞かれたのですが、

見ると「外反母趾」でした。

20代の女性の方でしたが、

主訴は首の痛み。

しかし、足の指が最近気になるという事で

来られたついでに聞いたそうです。

特に痛みはないそうですが、

見た目が気になるという事でした。

何度か書いている内容ですが、

外反母趾や内反小指でお困りの方が最近増えています。

 

痛みもなく、気にならないのであればそのままでもいいと思いますが、

痛みがあったり、変形を気にされる方は対処法も書いていますので

お時間のある時にお読みください。

 

 

目次

【外反母趾・内反小指とは】

【外反母趾・内反小指の原因】

【病院での治療(手術)】

【外反母趾・内反小指の予防】

【当院では】

【まとめ】

 

 

外反母趾・内反小指とは

 

 

外反母趾の特徴は、足の親指の先が第2指の方に「くの字」に曲り、

親指の付け根の関節に痛みが出る事です。

ひどくなると炎症を起こし靴を履けなくなったり、

第2̪指と重なって歩けなくなったりします。

内反小指も同じで足の小指が第4指方向に「くの字」に曲ります。

小指の場合は大きな変化を見つける事は難しいかもしれませんが、

小指の爪が外を向いていたら変形していると思ってください。 

 

 

外反母趾・内反小指の原因

 

 

元々は靴文化の欧米の症状でしたが、

日本人も靴を履くようになり、増えている様です。

原因としては、下記のようなことが考えられます。

 

・足の裏の筋力の低下

・足の指の挟む力の低下

・自分の足に合っていない靴を履く事

・カラダのバランスが崩れている

・足への血行不良

 

等です。

 

 

病院での治療(手術)

 

 

 

手術

 

変形が進むと指の筋肉も変形を助長するように働き、

体操や装具ではもとに戻りにくくなる方がいます。

その様になると手術を選択される方も多くなります。

外反母趾の手術法にはいろいろありますが、

最も一般的なのは中足骨を骨切りして矯正する方法で、

変形の進行の程度により方法を選んで行っています。

手術は腰椎麻酔か局所麻酔下に1時間以内で、翌日から歩行が可能ですが、

従来の靴が履けるようになるのには2ヵ月間ほどかかります

 

そうなる前に、予防が大切になってきます。

 

 

外反母趾・内反小指の予防

 

 

 

〇 自分の足のサイズに合った靴を履く

「ちゃんと測って履いてる」という方もおられると思いますが、
足のサイズは足長だけではなく、ウィズや足囲を計測する必要があります。
専門の靴屋さんで計測できない場合は当院でも計測しています。
「可愛いから」「安いから」「横がゆったりしているから」
という安易な理由で選ばないでくださいね。
特にお子さんの靴を選ぶのは重要です。

 

 

〇 グーチョキパー体操

お風呂につかりながら、足の指をグーチョキパーと動かしてください。
チョキはなかなか難しいですが、動かそうとするだけでも効果的ですよ。
お風呂の中で温まった状態で行うと動きやすいですよ。

 

 

〇 青竹踏み

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出来ればイボイボのついていないものが望ましいです。
外反母趾は足底筋の低下によるものですので、
偏平足の方にも青竹踏みはお勧めです。 
上の図のような足のアーチを整えることが
外反母趾の予防には大切になります。

 

 

予防法としてよく見かける指に挟むだけのサポーターなどがありますが、

指だけの問題ではありませんので、そのようなサポーターを使用しても

効果は期待できません。

又、痛みがある方の中には、大き目のサイズの靴を履く方もおられますが、

靴の中で足が遊んでしまい、逆効果ですので、

しっかりと自分の足のサイズに合った靴を選んでください。

 

 

当院では

 

 

私は、外反母趾・内反小指は足の指だけの問題ではないと考えています。

カラダ全体の問題がたまたま足に出ているだけだと思うのです。

なので、カラダ全体のバランスを整える事から始めます。

カラダのバランスが整い、血行がよっくなった状態で

テーピングで足の指のバランスを整えます。

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この様にして早期回復を図っております。

 

 

まとめ

 

 

足の親指の付け根が変形し炎症を起こし外反母趾。

最終的には手術を選択することも多いです。

その為予防が大切になってきます。

予防のためには、足に合ったサイズの靴を選び、

足の裏の筋肉を鍛える日登用もあります。

当院ではカラダ全体の問題ととらえ、

まず、カラダのバランスを整えたうえで足のバランスを整え、

テーピングを行います。

 

 

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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