ぎっくり腰 早期回復のコツ


皆さんおはようございます(^O^)/

2019年1月6日(日)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

年末年始に食べ過ぎたり飲み過ぎたりして

ぎっくり腰をおこしたという方も多いかもしれません。

あの痛みは経験したものでないとわかりません。

「いつになったら動けるのか」

「いつ痛みがなくなるのか」

「動きたいけど動けない」

存ね辛いぎっくり腰ですが、

まず私が言いたいことは、

 

ギックリ腰などの腰痛を怖がらないでください!

 

という事なのです。

時間がありましたらゆっくりお読みください。

 

 

目次

【不安に思わない】

【レッドフラッグ(命の危険)の症状】

【ぎっくり腰を早期回復させるコツ】

【ある調査の結果】

【イエローフラッグ】

【腰痛撲滅キャンペーン】

【まとめ】

 

 

 

不安に思わない

 

 

ぎっくり腰などの腰痛にみまわれると、痛みが治まったとしても「また痛くなるのでは?」

と言う様な不安を感じてしまします。

しかし、不安がかえって症状を悪化させることがあるのです。

ほとんどの腰痛は数日から数週間、長くても3か月で改善します。

むやみに安静にするより、日常生活をなるべく維持し、

できれば仕事にも行くほうが早く治ることが様々な研究ではっきりとしています。

しかし、現実には本来3か月以内で治っていくはずなのに、

長引いて慢性腰痛になってしまうという方もおられるのが事実です。

それは、ギックリ腰を起こした後の対応が悪かったのかもしれません。

そこで私は、海外の論文などの科学的根拠に基づいた情報を

ブログで紹介し、ギックリ腰から慢性腰痛にならないように、

より良い対応を皆様にお伝えしたいと考えています。

 

 

急性腰痛にとっては長期間の安静臥床(安静に寝ている)よりも、
痛みの許す範囲内で徐々に日常生活に戻る方が効果的(確証度B)。
4日以上の安静臥床は筋力低下を招くために急性腰痛の治療として推奨できない(確証度B)。
http://1.usa.gov/uhlYSO

 

腰痛のために仕事を休む期間が長くなると、仕事に復帰できる可能性は低くなる(★★★)。
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大半の患者は時に腰痛が再発する(★★★)。
しかし再発は普通に見られる正常なことであり、腰部に再度損傷を受けたり、
症状が悪化していることを意味するものではない(★)。
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レッドフラッグがない限り画像検査を行なうなと
各国の腰痛ガイドラインが勧告しているが、

基準が甘すぎるという議論が勃発。

腰痛は予後良好の疾患であり、

安静臥床は避けるべきという情報伝達を妨げ、

過剰診療に繋がる恐れがあるから。

http://1.usa.gov/iBFoXO

 

 

 

レッドフラッグ(命の危険)の症状

 

 

但し、ごく稀にですが、腰痛の陰に深刻な病いやけが、

いわば「レッドフラッグ(命の危険)」の腰痛が潜んでいる場合があります。

その場合は必ず専門の医療機関を受診する必要があります。

もし腰痛にみまわれた時に下記のような症状があらわれている場合は

早急に専門の医療機関を受診してください。

 

 

〇 発症年齢が20歳未満か55歳超
〇 最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)
〇 楽な姿勢がない、動作と無関係で絶え間ない痛みが続くとき
〇 胸部痛
〇 悪性腫瘍の病歴
〇 長期間にわたるステロイド剤の使用歴
〇 非合法薬物の静脈注射、ガンやHIVの病歴がある
〇 全般的な体調不良
〇 原因不明の体重減少
〇 発熱
〇 おしっこや便がもれる、お尻周りの感覚がない
〇 背骨をたたいた時の鋭い痛み(叩打痛)
〇 広範囲に及ぶ神経の症状(しびれる、冷感がする、チクチクする等)
〇 腰を軽く曲げるのもできないほどの制限

 
この様な症状が無いほとんどの腰痛は、3か月以内に自然治癒します。

いわばブルーフラッグの腰痛です。

 

 

ギックリ腰を早期回復させるコツ

 

 

「治らない」「良くならない」という方は、恐れ過ぎずにできるだけ日常生活を保つようにしましょう。

それがギックリ腰を早く治すコツなのです。

一度ギックリ腰を経験すると、痛みへの恐怖や不安から腰をかばいすぎるようになりがちです。

動けないほどの痛みがあったとしてもベッドなどで安静にするのは長くても2~3日にしましょう。

過去の多くの研究結果をもとにして作られた西欧諸国の腰痛ガイドラインには

「4日を超えるベッドでの安静を指示すべきでない」と書かれています。

 

急性腰痛にとっては長期間の安静臥床(安静に寝ている)よりも、
痛みの許す範囲内で徐々に日常生活に戻る方が効果的(確証度B)。
4日以上の安静臥床は筋力低下を招くために急性腰痛の治療として推奨できない(確証度B)。
http://1.usa.gov/uhlYSO

 

又、患者さんに「不安をあおらず安心感を与える」ことが治療として大変大事であると述べられています。

 

速やかに回復する、効果的な改善策、無理のない生活様式、再発の予防法、
レッドフラッグがなければ検査は不要、症状が長引く場合の検査法と治療法の有効性と危険性など、
患者に正確な情報を与える。(確証度B)。
http://1.usa.gov/uhlYSO

 

適切な情報とアドバイスによって、患者の不安を軽減し、ケアに対する満足度を向上させることができる(★★)。
http://amzn.to/Hk8veA

 

レッドフラッグ(命の危険)でなければ、「心配はいらない。すぐ治る。」と

考えてできる限り普段通りにカラダを動かしてください。

それが自己治療になります。

 

具体的には、ギックリ腰の発症直後であっても動かせる範囲でカラダを動かすことが重要だという事です。

痛み止めの薬は、短期間だけ使うほうが望ましいです。

飲み続けると効果も薄まりますし、依存してしまう事に繋がります。

薬を使いながらでも無理のない範囲でできるだけ日常生活を続けていただき、

可能ならいつものように仕事もしたほうがいいのです。

カラダを動かすことで血行が良くなり、回復が早まります。

傷口が治ると同じような感じですね。

 

 

ある調査の結果

 

ギックリ腰になったあと安静にしているほうがいいのか

できるだけ動いたほうがいいのかを比べる調査をした結果があります。

 

〇 3ヶ月以上の痛みが続いたのは、安静にしていた人で3割

〇 できるだけ動いた人はゼロ。

〇 ギックリ腰が2回以上再発した人は、安静にしていた人で約5割。

〇 できるだけ動いた人は、その半分以下の2割程度でした。

 

 

繰り返しますが、ギックリ腰を早く治し、再発することが無いようにするには、

安静にするのではなく、無理のない範囲でできるだけ動くことです。

また、ギックリ腰を一度経験すると、「またあの痛みがやってきたら怖いな」と不安を感じる方も多いのですが、

恐れ過ぎて神経過敏になるのは逆効果です。

腰に神経を集中し大事にしすぎるとかえってギックリ腰が再発したり、痛みがひどくなったりしやすくなります。

 

 

 

イエローフラッグ
 

 

 
ブルーフラッグの腰痛を悪化させたり治りにくくするものの正体は、

不安や恐怖、心理的ストレスだということがわかってきました。

つまりそれらは腰痛のイエローフラッグ(要注意状態)です。

 

体系的レビューとメタ分析の結果、慢性腰痛は年齢・性別・体重・教育レベルの影響をまったく受けておらず、
肉体労働・仕事の満足度・病欠などの影響も弱い。
最も重要なリスクファクターは心理学的・機能的領域と考えられる諸因子(イエローフラッグ)。
http://1.usa.gov/lr6fyx

 

職場など人間関係に悩んだり、イライラしたりした時に、誰かに相談したり、

楽しい思い出を思い返すなどすると気持ちが楽になることもあります。

家事をする時に好きな音楽を楽しんだり、趣味を楽しむと、脳内物質ドーパミンの分泌を促します。

ウォーキングなど適度な運動や深呼吸等は、セロトニンの分泌を高めます。

自分に合った方法でストレスに対処することで、腰痛につながる脳機能の不具合を予防することができるのです。

 

慢性筋骨格系疼痛・うつ病・不安障害の間には強い関連がある。
精神疾患の併存は過去3ヶ月の活動障害日数と関連し、
疼痛のみでは18.1日、疼痛+不安障害は32.2日、
疼痛+うつ病は38日、疼痛+うつ病+不安障害は42.6日。
http://1.usa.gov/vndBSW

 

 脳の「側坐核(そくざかく)」が良好に働いている状態を「楽観脳」、

「扁桃体(へんとうたい)」が必要以上に興奮している状態を「悲観脳」と呼ばれています。

これは、オックスフォード大学の心理学者であるエレーヌ フォックス教授が提唱したものですが、

「側坐核」がうまく働いている「楽観脳」の状態とは、

その名の通り困難な状況も前向きに捉えられる状態のことを指します。

健康に問題など全く無い状態の時、脳において「側坐核」へ正常なドーパミンとオピオイド分泌が起こり、

「楽観脳」の状態が維持され、腰痛が起こったとしてもすぐに治まります。

しかし、ストレスや不安が強い時は「扁桃体」が過剰興奮し

「側坐核」へのドーパミンやオピオイドの分泌に不具合が生じる「悲観脳」の状態となります。

この様に「悲観脳」になると腰痛が治りづらくなることがわかっています。

「悲観脳」は一般的に「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンの働きも低下している状態です、

この様な状態になると、うつ的になり睡眠障害も加わって、さらに痛みに過敏になるという悪循環になってしまいます。

つまり、「不安や恐怖」「心理的なストレス」は脳の機能の不具合を来し、慢性腰痛を引き起こすリスク因子となるのです。

 

 

 

腰痛撲滅キャンペーン

 

  
 現代のストレス社会によって腰痛で悩む人が増え続けていることは先進国共通の課題です。

この問題に正面から向き合い成果を出している国があります。それは、オーストラリアです。

 

 

オーストラリアのビクトリア州で「腰痛に屈するな」という大規模なメディアキャンペーンを実施し、
近隣のニューサウスウェールズ州と比較した結果、次の4点が明らかとなった。
http://1.usa.gov/mQ628O
http://1.usa.gov/qTkwry

 

(1)キャンペーン群では腰痛患者の動作恐怖スコアが改善した。

(2)キャンペーン群では腰痛による欠勤日数が減少した。

(3)キャンペーン群の労災申請件数は15%減少した。

(4)キャンペーン群の医療費は20%減少した。

   すなわち、正しい情報提供だけで33億円を超える

   経費(労災補償費と医療費)を削減できた。

 

オーストラリアで行われた腰痛撲滅キャンペーンでは、

有名人を使って「腰痛であっても安静にせず怖がらず動かせる範囲でカラダを動かす」

という事をテレビなどで大々的に発表した結果が上記のようなものです。

この様な事から、イギリスをはじめ西洋諸国の多くの腰痛診療ガイドラインに

「 過度の安静は指示すべきでない」といった内容が記されるようになりました。

しかし、日本では未だにギックリ腰で、病院へ行くと、「シップを貼って痛み止めをのんで安静にしておきなさい」と

間違った指導している所もあります。

日本では毎日の様にTVCMや番組で、検査を促し、腰痛予防のサプリメントやコルセットを着けましょうと言う様な

不安をあおるように流しています。

それでは一向に腰痛は治りません。

本来は「安静にせず怖がらず動かせる範囲でカラダを動かす」事が

世界中のガイドラインに沿った正しい治療の一環なのです。

 

 

 


まとめ

 

 

多くの人が一生に一度は経験するであろう「ギックリ腰」。

世界各国の腰痛診療ガイドラインなどは、「過度な安静は避け、不安を持たず日常生活を続ける」ことが大切と指摘しています。

しかし、未だに日本では、「痛いのだから安静が大事で、動けば大変なことになるかもしれない」という古い指導が行われ、

知らない人はそのように思い込みなかなか腰痛が治らない人が多くいます。

その事が、かえって慢性腰痛の患者を増やすという結果につながっていると考えられます。

 

痛みがあったとしても、無理のない範囲で怖がらずカラダを動かすことが早期回復の特効薬です。

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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