本日の腰痛新常識
日常的に評価しても疼痛治療の質は向上しなかった。
疼痛評価が臨床転帰に影響を与えるという
エビデンスはほとんどない。】
http://1.usa.gov/pYo6OL
カラダの痛みにフォーカスしていても、治療効果は表れません。
痛みの根本原因を取り除く事で、徐々に痛みは改善していきます。
痛みがあると辛いですが、負けないで日常生活を続けてください。
昨日来られた30代の女性の患者さん。
1週間前くらいに寝違えて首が全く動かなくなり、近くの整形外科を受診、
レントゲンを撮っても異常がなかった為、痛み止めを処方され飲んでいると、
痛みはマシになったそうですが、電話の受話器を首に挟む際痛みが出るとの事で、
当院を受診されました。痛み止めはあくまで痛みを止めるものであり、
根本改善には至らないので、カラダの不調が残っているのだと思います。
カラダのバランスを整えると、首をかしげても痛みがなくなり「あっ首を曲げても痛くない」と驚いていました。
その後、首の筋肉がかなり強張っていたので、
少し緩めると肩にかけてあった放散痛も無くなったようです。
皆さんも、痛みがある時についつい痛み止めと考えがちですが、
それだと改善するどころか、逆に悪くなることもあります。
安易にクスリを使うと「健康の前借り」でしかありません。
どうしてもという時だけにしましょう。