本日の腰痛新常識
『有痛性の骨粗鬆症椎体骨折患者を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によると、
骨セメントを注入する経皮的椎体形成術群(38例)と模擬手術群(40例)の
術後成績に差は認められず、両群とも急速に痛みが軽減した。
椎体形成術はプラシーボに勝てず。』
http://1.usa.gov/jPz9Pb
骨粗鬆症による椎体圧迫骨折で痛みを訴える方がいますが、
その手術として行われる骨セメント注入療法ですが、
プラシーボ効果(偽薬)しかなかったという事です。
最近「いつの間にか骨折」と言って整形外科を受診するように煽っているCMがありますが、
受診する必要は全くありません。
昨日来られた40代の女性の患者さん。
5回目の施術でした。初めて来られた時は、
腰から下肢の痛みが繰り返しており痛みが出るたびに、
整形外科でシップと薬をもらうことばかりをしていたそうです。
しかし、繰り返す痛みが嫌で、根本的に治したいと思ったそうで、
当院に来てくださいました。
2回の施術では「まだ痛い」という事で、施術間隔を狭めて3回目、ほとんど痛みがなくなり、
2週間後の4回目では全く気にならず仕事にも集中できるようになったそうです。
それから1ヶ月経った昨日、お聞きすると「痛みが全くでなくなった」との事。
これからは、痛みが出ない上体が続くように、
月1回のメンテナンスに通われる予定です。
痛みが出るかもという不安がなくなると仕事や趣味にも集中できるので、効率UPですね。