心理社会的因子が与える慢性腰痛への影響⁉


本日の腰痛新常識
『イギリスの腰痛診療ガイドラインは心理社会的因子について
次の4つの事実を指摘している。
(2)心理社会的因子は自覚症状や他覚所見よりも
慢性化の危険因子である。』
http://bit.ly/nfz2B2
昨日の続きです。
AHCPR(アメリカ医療政策研究局)を引き継いだ形の
腰痛診療ガイドラインです。
欧米では、2001年の時点ですでにここまで言及していたのです。
日本ではどうでしょうか?会社の儲けも必要ですが、

本当に国民の為を考えると医療費は簡単に削減できそうです。

 

 

 

 

昨日来られた40代の女性の患者さん。
ぎっくり腰でした。過去に何度もぎっくり腰を経験している様で、
その度に整骨院でマッサージと電気を当てていたそうですが

昨日は日曜日でいつも行く整骨院が空いていないという事で、

ネットで調べてお電話をくださいました。

昨日は結構予約が埋まっていたのですが、時間を調整して来て頂きました。

来られた時は、腰が伸びず壁を伝いながらでしか歩けない状態でした。
色々とお話をきかせて頂いて、根本から改善してこんなぎっくり腰の痛みが出ないように

したいという事でしたので、健康保険対応の応急的な施術ではなく

自費でしっかりと施術させて頂きました。

施術後は「痛みはあるけど、腰が伸びてまっすぐ立てるようになりました」と

笑顔で話されていました。
痛みはすぐになくなることは少ないですが、感受性を高めることで回復力が早くなります。

皆さんも、もし痛みがある場合「まだ痛い」「こうしたら痛い」と考えるより、

「これだけ良くなった」「こうしても大丈夫」というように考えるようにすれば回復は早まりますよ。