本日の腰痛新常識
『腰痛経験もなくX線所見も異常のないボランティア受刑者50名を対象に、
腰部椎間板造影を行なったところ、全例に異常所見が確認された。
重大な合併症の危険を冒してまで侵襲的な椎間板造影を行なうメリットはどこにあるのか? 』
http://1.usa.gov/iUPQWz
何度も書いていますが、腰痛の原因はヘルニアや腰椎の変形ではありません。
なぜ腰痛で整形外科を受診すると「レントゲンを撮りましょう」となるのか?
レッドフラッグ(命の危険)以外のレントゲン撮影は全く必要ありません。
レッドフラッグ(命の危険)は腰痛の5%にも満たないことも覚えておいてください。
昨日来られた30代の男性の患者さん。
寝違えたのかわからないが首が痛いとの事。
検査をすると首はそんなに悪くないのですが、
股関節が気になる・・・そこで股関節を調整してバランスを整えると、
「首が回る」と驚いていました。
どこに問題があるのか調べてみると、
患者さんが思っていることと違う結果も出たりします。
治療をしていてそれも面白いですね。