レントゲン検査が必要なのは⁉


本日の腰痛新常識
『腰痛患者421名をX線撮影群と非撮影群に割り付け、9ヶ月間にわたって追跡調査した結果、
非撮影群に比べるとX線撮影群は痛みの持続期間、活動障害、健康状態の成績が悪く、
受診回数も多かった。不安や恐怖は治癒を妨げている。』
http://1.usa.gov/ihdsPJ

レントゲンを撮る必要のある症状はレッドフラッグ(命の危険)がある場合で大丈夫です。
感染症や癌、馬尾神経症候群などのレッドフラッグは全腰痛症状の数%ですので、
レントゲンを撮る必要は全くありません。
まずは整体や鍼灸治療を受けてみましょう。
昨日来られた30代の女性の患者さん。
2週間あけて3回目の施術でした。
前回まで腰の痛みが強く、2週間も明けるのが不安そうでしたが、
どうしても家庭の都合で開いてしまうので、
自宅で出来る簡単なセルフケアをお伝えしていました。
するとあれだけ不安がっていたのに来られた時に「全然大丈夫でした~」との事。
聞くと、次の日には腰の痛みが軽減しどんどんと調子が良くなってきたそうです。
時間のかかる症状でもあきらめなければ回復します。
そのお手伝いが出来て私も嬉しかったです。