ヘルニア≠手術⁉


本日の腰痛新常識
『坐骨神経痛を訴える椎間板ヘルニア患者60名を対象に、
ラブ法群と顕微鏡下髄核摘出術群の術後成績を1年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、
術中の出血量、合併症、入院日数、欠勤日数、改善率など、いずれも両群の間に差は認められない。』
http://1.usa.gov/p43qmF

例えヘルニアと診断されても手術する必要はありません。
手術ばかりを勧める病院は数十年遅れています。
腰下肢痛があっても保存療法で痛みは無くなるのです。
先日来られた40代の女性の患者さん。
以前から肩こりに悩んでおられて、週に3日ほど近所の整骨院に通っていたそうですが、
相変わらず肩がこる毎日。
そんな時健康保険組合から、回答書が来たので、
整骨院で相談すると「そんなものは出さなくていいです」と言われたそうです。
しかし、ほっておくわけにもいかず、
整骨院に行った理由を「肩こり」と書いて出したら、
整骨院から「何で出したんですか!」と怒鳴られたそうです。
まだそんな整骨院があったんですね・・・。
整骨院は急性のケガに対して健康保険を使ってあくまで応急処置をする医療機関です、
慢性症状については健康保険が使えない事をご理解ください。
この患者さんは、当院が自費治療をしていることをネットで調べて来院くださいました。
施術後、「今までもんでもらっていた時より、一番軽くなっています」と喜んでくださいました。
この状態を維持するためのセルフケアをお伝えしましたので、肩こりも軽減していくでしょう。
来週のご予約を取って帰られました。