本日の腰痛新常識
『椎間板変性疾患というレッテルは科学的根拠のある診断名ではない。
椎間板に異常があってもほとんどの患者は手術をしなくても回復するため、手術は優先順位の低い選択肢と考えて、保存療法で症状が改善しないごく一部の患者に限定すべき。』http://1.usa.gov/sJxrHg
腰痛診療ガイドラインの勧告している保存療法を2年間行っても改善しない場合、
もしくは耐え難い腰下肢痛が持続している場合は手術を考えるといいでしょう。
先日ひざを痛めて来院された60代の女性の患者さん。
インディアカというスポーツで、ひざを痛めて1ヶ月程整形外科で電気を当てたり
マイクロ波で温めたりしていたようですが、
一向に良くならない為ご主人がネットで検索して当院を見つけ
岸和田市から車で20分ほどかけて来院されました。
先週診させていただいた時は膝に力が入らず、
踏ん張れない状態でしたが、昨日来られた時は「体重がかけられるようになりました」と
話してくださいました。まだねじる動作に不安がある様で、
インディアカには参加できていないようですが、
先日は京都に観光に行き友人に「ホンマに膝痛めてるの?」と
疑われるくらいだったそうです。
これからもっと回復を早められるように精進します。