本日の腰痛新常識
『腰痛患者101名を早期X線撮影群と教育的介入群に割り付けたRCT(ランダム化比較試験)の結果、
両群間の重篤疾患・改善率・機能障害・満足度に差は認められなかったことから、
患者の不安・不満・機能障害を招かずにX線撮影をやめて医療費の削減は可能。』http://1.usa.gov/qlCXOP
腰痛⇒整形外科⇒レントゲン⇒湿布・鎮痛剤と言う様なルーティーンは
世界各国の腰痛診療ガイドラインではやってはいけないとなっています。
日本以外ではレントゲンを撮っているのは30%ほどです。
もし日本がガイドラインの勧告を受け入れれば、医療費の削減に繋がるでしょう。
先日来られた40代の女性の患者さん、慢性の腰痛で長年お困りだったそうです。
今まで色々な整骨院に行ったけども一向に良くなることがなく、
困っていたところ友人の紹介で当院に来られました。
お話を聴いてカラダを診させていただき、
原因が股関節の使い方にあると思いましたので、
股関節の調整をして全身の血流を良くする整体を行いました。
すると「ここまでしっかり診てもらったことがない」と喜んでくださいました。
「整骨院って保険でマッサージしてくれるところだと思っていました。
ここだと自費はかかりますが、治りそうな気がします」とも。
整骨院とは急なケガに対して健康保険で治療出来る医療機関です。
我々柔道整復師は一定期間国が定めた施設で
カラダの運動器(骨・筋肉・関節)などの事を様々勉強し、
国家試験に合格し国家資格を持っているので、
慢性の痛みに対しても対処することが出来るのです。
健康保険では症状に対しての処置しか出来ませんが、
慢性の痛みは原因をしっかりと見極め対処する事で根本的に改善することが出来るのです。