本日の腰痛新常識
『腰痛のない大学生25名を対象に腰への負担に対する心理テストと性格特性の影響力を
調べた結果、心理的ストレスは単独で腰痛の原因になり得るだけでなく、
内向型と直感型の性格特性は心理的ストレスによって腰痛発症リスクが増大する。
(2)心理社会的因子は自覚症状や他覚所見よりも慢性化の危険因子である。
(3)心理社会的因子は慢性腰痛や活動障害において重要な意味を持つ。
(4)心理社会的因子はこれまで考えられていたよりもはるかに早い段階で重要な意味を持つ。
ゆえに、患者の心理的・職業的・社会経済的因子に目を向ける必要がある。』
http://bit.ly/nfz2B2
AHCPR(アメリカ医療政策研究局)を引き継いだ形の腰痛診療ガイドラインです。
2001年の時点ですでにここまで言及していたのです。
それに比べて日本はどうでしょう。腰痛の原因は腰にはありません。
腰が痛い⇒整形外科⇒レントゲン撮影⇒湿布と鎮痛剤
と言う時代遅れの治療ともいえない作業はやめませんか?
当院に来られている50代の女性の患者さんですが、
元々腰が痛くて過去にさまざまな整骨院や整体に行かれていたそうです。
行った時は痛みがマシになるのですが、次の日にはまた痛くなるの繰り返しで、
「私の腰はもう治らん」と思っていたそうですが、
紹介され当院に来られて施術を受けた時に、「
こんな軽くさすられるだけで痛みがなくなるわけない」と思っていたらしいのですが、
施術後次の日にも痛みがなく「あれっ痛くない」と思っていたそうです。
それから1ヶ月腰の痛みは無く、途中で「外反母趾」の相談も受けたので、
「外反母趾」の施術もしているのですが、その足の痛みも無くなった様です。
根本原因を改善すると痛みは無くなります。
1回の施術で痛みがなくなっても原因を取り除かないとまた痛みが出てくる場合が
ありますので、
当院では治ってから痛みが出なく成る様に計画的に施術させて頂いております。