痛いからと言って医者の薬にばかり頼っていたらあかんねんな~


本日の腰痛新常識
『腰部椎間板切除術を受けた患者45名の治療成績に影響を与える因子を分析した結果、
職場復帰状況は画像所見や臨床症状とは無関係で、
心理的因子(うつ)と職業上の心理社会的因子(職場での心理的ストレス)の影響が強いことを
確認。』

http://1.usa.gov/osP4XY

椎間板ヘルニアの手術の成績を左右するのは

イエローフラッグ(心的社会的因子)であることが再度証明されました。

画像所見や症状の強さは無関係です。

 

先日来られた60代の男性の患者さんですが、

3年ほど前から腰痛と右足のシビレで困っていたそうです。

整形外科に行っても痛み止めとちょっと腰をもんでもらうだけのリハビリ?だけを

繰り返しておられました。運転業務を行っているのですが、

車に乗っている間は大丈夫なのですが、

車から降りた途端腰の痛みと右足のシビレで歩くことも困難。

そんなことが続いていたのですが、

当院を紹介され車で40分かけて来院されました。

診させて頂くと股関節の動きが悪く、お尻の筋肉も硬くなっていました。

施術後、ベットから降りる時も腰の軽さを実感して頂き、

セルフケアをお伝えしました。

「痛いからと言って病院で薬にばかり頼っていたらあかんねんなぁ~」と

次回の予約を取って帰られました。

この方の様に、痛いからと言って痛み止めばかり飲んでいても良くなることはありません。

痛い原因となっている所を改善する必要があるのです。