本日の腰痛新常識
椎間板ヘルニアと診断された腰下肢痛患者46名と健常者46名をMRIで比較した結果、
症状の有無は職業上の問題(心理的ストレス・集中力・満足度・失業)と心理社会的問題
(不安・抑うつ・欲求不満・夫婦関係)の影響が大きい。』
http://1.usa.gov/q8PXfR
腰痛を経験したことがない人でも約80%にヘルニアが見つかります。
症状の出る出内の違いはイエローフラッグ(心理社会的因子)の有無にあると
国際腰椎学会でボルボ賞を受賞した研究で明らかとなっています。
昨日来られた40代女性の患者さん。
月に1度のメンテナンスに通われているのですが、予定では来週で1ヶ月でしたが
予定を前倒しにして昨日来院されました。夏休みで、子ども達と帰省したり、
仕事を始めた為カラダのつかっれが取れない感じで、
昨朝起きた際に動けないくらい腰が痛くなったそうです。
「来週までは持つと思ったんですが、
無理して仕事を休むより早めにメンテナンスをしてもらって、
明日からまたがんばろうと思って・・・」という事でした。
カラダを触ってみるとかなり冷えていました。
今年の夏はかなり暑かったので、冷たいものを呑みすぎたり食べ過ぎたりして
体調を崩してしまいがちです。
1ヶ月に1度のメンテナンスですが、このように予定を前倒しにしたり、遅らせたり患者さんご自身の体調に合わせています。
胃腸が冷えて疲れるとぎっくり腰をおこしやすくなります。
腰に原因の無い腰痛はかなりこの時期発生していますので、
皆さんも気を付けてくださいネ。