本日の腰痛新常識
『腰痛患者161名を時代遅れの小冊子群と新たな腰痛概念に基づく小冊子群に割り付けて
1年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、
新たな小冊子群は動作恐怖が低下すると共に回復が早いことが判明。
従来の考え方を改めるのは有効な治療法である。』
http://1.usa.gov/mP29eM
牽引をしたり、湿布や鎮痛剤を出したり、
安静を促したりという治療がいまだに行われたり、
レントゲンを撮って「あなたの腰はこうなっているから痛いんです」と言う様な治療?は
50年前から欧米では科学的な根拠がないという事でされていない治療です。
間違った常識を捨て去り正しい知識で腰痛を怖がらないでくださいネ。
先日、ぎっくり腰で来られた29歳の女性の患者さんですが、
当院は完全予約制ですので、
普段は飛び込みで来られた方はお断りをしているのですが、
ご主人に支えられて歩くのもつらそうな状況でした。
次の予約まで少し時間があったので、受け入れ施術させて頂きました。
元々腰痛はあったようですが、ぎっくり腰は初めてという事で歩くのは勿論、
座った後立ち上がる事も、ベッドに上がる際も降りる際もかなりゆっくりでないと
動けない状態で普段は問診でしっかりお話を聴くのですが、
そんな状態ではないので、施術しながらお話を聴き原因を追究。
筋肉を触るとかなりガチガチになっていたので、お腹周りと臀部の筋肉を緩めました。
施術後も動くのが怖いと言っていましたが、次回のご予約を取って帰られました。
普段は1週間ほど間隔を開けるのですが、
この方の場合続けて施術した方が良い為翌日にもう一度来て頂きました。
すると院の玄関を一人で入ってこられ「まっすぐ立てます~」と仰ってくださいました。
痛みがきつい場合はすぐに痛みがひかないことがありますが、
翌日には何らかの変化が現れます。
この方の場合は根本原因がかなり根深いので痛みがなくなってからが勝負です!