本日の腰痛新常識
『腰痛で長期欠勤している患者975名を3年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、
200日後の復職率は教育プログラム(従来の常識はすべて忘れて怖がるなという指導)群が
70%だったのに対して、標準的治療群はわずか40%でしかなかった。』
http://1.usa.gov/mUEwJH
従来の治療群とは、安静にして鎮痛剤とシップを貼るというものです。
新しい腰痛概念に基づく教育プログラムの方が改善率が良かったという事です。
腰痛は恐れず日常生活を続けることが大切なのです。
先週ぎっくり腰をおこして来院された50代の女性の患者さんですが、
昨日2週間ぶりに来院されました。お盆という事で実家に帰っておられて
掃除や家事などバタバタしていたそうですが、
「全く腰の痛みを気にすることなく過ごすことが出来た」そうです。
痛みを恐れず日常生活を続ける事で早期回復に繋がります。
皆さんも安静第一はやめてくださいネ。