皆さんおはようございます(^O^)/
いつもブログをお読み下さりありがとうございます。
腰痛の原因は”脳”にあると言われて久しいです。
未だに腰に原因が・・・と言っている医療関係者はいないと思いますが、一般には浸透していません。
レッドフラッグ、イエローフラッグ、グリーンフラッグと分類されますが、
イエローフラッグについてはニュージーランドの事故補償公団が七つのカテゴリーに分類していますので、
ご紹介します。
○不適切な態度と信念
1.痛みは腰にとって有害だと信じ込んでいる、あるいは痛みを恐れて
回避行動(動作恐怖と極端な用心深さ)をとり続けている為、ほぼ寝たきり状態にある
2.完全に痛みが消えなければ、日常生活に戻れないと信じ込んでいる
3.痛みは動いたり仕事をしたりすることで強くなると思っていて、元の生活に戻る自信が ない
4.カラダの状態を誤って解釈し、最悪の事態だと考えて絶望している
5.痛みを消すことは出来ないと信じ込んでいる
6.積極的に社会復帰しようと思わない
○感情の問題
1.動いたり仕事をしたりすることで強くなった、痛みに対する恐怖心がある
2.抑うつ状態(気分が落ち込んでいる)にあり、楽しいと思える事が無い
3.普段より怒りっぽくて、いつもイライラしている
4.不安感が強く、身体感覚が過剰(交感神経の興奮)になっている
5.大きな心理的ストレスを感じている
6.対人恐怖や引きこもりなどの社会的不安障害がある、あるいは社会的活動に興味が無い
7.自分は役立たずで、誰にも必要とされていないと感じている
○診断と治療の問題
1.機能回復を目指す治療は行わず、安静にするようアドバイスされた
2.腰痛について異なる診断や説明を受けて混乱したことがある
3.絶望感と恐怖心を抱かせる(車いす生活や寝たきりを連想させるような)
4.治療への依存を強化し、受け身的な治療を継続させようとする、脚色された説明を受け た
5.この1年間、腰痛以外の問題で何度か医療機関を受診している
6.治療者に対してカラダを機械の様に扱う事を求めるなど、治療技術への期待感がある
7.これまでの腰痛治療に不満がある
8.仕事を辞める様に忠告を受けた
○不適切な行動
1.いつまでも安静にしたり、必要以上にカラダを休めている
2.日常生活動作を避けている為に、活動レベルが低下している
3.運動を進められても従わないか、あるいは定期的に運動をしないので、
運動量の変動が激しい
4.これまでの活動を避けるようになり、生産的な活動から離れていくような生活に変わっ てきた
5.0~10までのペインスケール(痛みの尺度)で10を超えるほどの過剰な痛みをうったえる
6.治療者や医療機器に対する依存心が強い
7.腰痛になってからあまり良く眠れない
8.腰痛になってからアルコールやサプリメントなどの摂取量が増えている
9.煙草を吸う
○家族の問題
1.配偶者やパートナーが必要以上に気遣ってくれるものの、かえって痛みに
対する恐怖心をあおったり、あるいは絶望的な気持ちにさせたりする
(大抵は善意からのもの)
2.配偶者が心配して、なんでも代わりにやってくれる
3.無視されたり欲求不満をぶつけれたりして、配偶者からひどい仕打ちを受
けている
4.職場復帰に向けたあらゆる試みに家族の協力が得られない
5.様々な問題について相談できる相手がいない
○仕事の問題
1.農業、漁業、林業、建設業、看護師、トラック運転手、作業員といった重労働の職歴
2.頻繁に転職を繰り返していたり、あるいはストレスの多い仕事、
不満のある仕事、同僚や上司との関係がうまくいかない、やりがいの無い仕事などの職歴
3.仕事は腰を傷つける危険で有害な物だと信じ込んでいる
4.非協力的で不幸な職場環境にある
5.学歴が低く、社会的・経済的地位も低い
6.物を持ち上げる、重いものを取り扱う、座りっぱなし、立ちっぱなし、
車の運転、振動、無理な姿勢や同じ姿勢を強いられる、休みが取れない
柔軟性の無い勤務スケジュールなど、生体力学的影響を強く受ける仕事
7.24時間シフト勤務、あるいは夜間、早朝、週末などの時間帯で働いている
8.職場復帰する際、軽い仕事から始めて、段階的に作業量を増やすことが許されない
9.腰痛になったことを報告するシステムが無い、報告が禁じられている
経営者や上司からの懲罰的反応など、腰痛に対する職場の対応で嫌な思いをしたことがあ る
10.経営者が関心を持ってくれない
○補償の問題
1.職場復帰に対する経済的動機が乏しい
2.受給者資格審査が難航していて、所得手当てや障がい保障の給付が遅れている
3.別の障がいや痛みの問題で補償請求をしたことがある
4.別の障がいや痛みの問題で長期欠勤(3ヶ月以上)をしたことがある
5.前回の腰痛でも補償請求と長期欠勤をした
6.効果の上がらない治療を受けたことがある(親身になってくれなかった、酷いことをされ たと感じた)
昔から日本では「病は氣から」という言葉もある通り、氣持ちが大切なんですね。
腰痛が起こったとしても、重大な病変が無い限り必ず元通り動くようになりますので安心してくださいネ。