お子さんの側弯症でお悩みの方が来院されました


皆さんおはようございます(^O^)/
いつもブログをお読み下さりありがとうございます。
先日来られた「側弯症」の患者さん。中学2年生で学校の検査で「病院で検査を受けてください」と言われて、
病院には年明けに行く予約だそうで、少しでも何かしてあげたいとお母さんがネットで色々と
調べた中で当院を見つけて来院されました。
以前にも「側弯症」と言われて整形でレントゲン検査を受けたいたが「様子を見ましょう」の
一言で終わった事に不安を感じた方が来院していたので、そのことをかいたブログを見たそうです。
今回の患者さんはかなりカラダのバランスが崩れていた為、背中の筋肉の左右差がとても大き
く骨盤の歪みもありました。
聴いていると、頭痛、肩こり、腰痛、便秘、などとても中学生とは思えない症状が出てきました。
側弯症の原因の80~90%は原因不明の「特発性側弯症」と言われ特に思春期の女性に多いと言われています。
その他にも、機能性側弯(一時的なもの)不良姿勢、脚の長さに差があるためのもの、
坐骨神経痛による側弯など「先天性股関節症」などにみられるものもあります。
中には「脊椎空洞症」などの疾患として「構築性側弯症」や「神経線維腫瘍による側弯症」
「先天性側弯症」等は整骨院での治療は出来ません。
整骨院で治療が出来るものは「先天性股関節症」による側弯症、「特発性側弯症」などです。
整形外科で「様子を見ましょう」と言われたものは、整骨院で治癒する可能性が高いと思われます。
脊椎の歪みから引き起こされる、背中の痛みや肩こり、頭痛等は
運動器の専門家である柔道整復師の得意分野といえます。
自然に治る可能性が高いものは乳児期側弯症(0歳~3歳に発症)です。
学童期側弯症(4歳~10歳に発症)、思春期側弯症(10歳以降に発症)に関しては様子を見るだけ
でなくお子さんの負担を少しでも軽減し、カラダのバランスを整えることが大切だと考えます。
今回の患者さんも、「姿勢を正す」という事がどんなことなのかわからず、足を組んだり、猫
背姿勢で勉強したりカラダに負担をかけていました。
骨盤を整え、背中の左右の筋肉を緩め、血流を良くすることでカラダの負担は取り除くことが出来ました。
レントゲンでの確認が必要になりますが、角度が浅くなっていれば治る可能性が高いと思われます。
年明けの結果が楽しみです。