整形外科で手術を勧められた40代の女性患者さん


皆さんこんにちは(^O^)/
いつもブログをお読み下さりありがとうございます。
元々交通事故治療で来られていた患者さん。
当院の施術は終了しているのですが、先日、腰が痛くなり整形外科を受診。
後遺症認定を受ける為に、整形外科は通院を続けているのですが、あまり効果が無いそうでした。
リハビリを受診しているのですが、通り一遍等の施術で終わったら「どう?良くなったやろ?」と
毎回聞かれるそうです・・・(何の変化もないのに)
そんな腰痛が酷くなり、先日右足に痺れの様な、痛みの様な座る事も出来ない状態になり
整形外科では「そんなに痛いのであれば手術しかない」
と言われたそうで、手術は嫌だということで当院に来られました。
この患者さんの場合、座る時に右に傾く癖があり、右の臀部の筋肉が硬くなっていました。
ハムストリングスも硬結があり、血液の循環が悪い状態でしたので、腰から下肢の筋肉を緩め
骨盤のバランスを整えると、3回の施術でツッパリ感は残っているようですが、普通に歩いて座る
事が出来るようになりました。
最初に来られた時は、二足歩行のロボットのような状態でした(笑)
この方は、無事手術を回避することが出来ました。
『耐え難い腰痛を訴える椎間板に起因する腰痛患者は、
手術を受けなくても3年後には68%が改善し、労災補償患者でさえ80%が改善していた。
改善率が68%を超えられないのであれば、ある治療法を椎間板変性腰痛に実施すべきでない。』
http://1.usa.gov/LPB9IN
これは、世界の腰痛ガイドラインでも明らかになっています。手術が万能ではないのですね。
坐骨神経痛という名前は症状の名前です。神経痛と言っていますが実は血液の循環が悪くなって
足に痛みが出る状態です。痛みはお尻だけ・お尻から太ももの裏・お尻からふくらはぎ
・お尻から脛・お尻から第一趾と様々です。
基本的には座っている際、骨盤が後傾することで、殿筋で血管や坐骨神経を圧迫し起こる症状です
もし今、坐骨神経痛など腰痛が出ている方は、出来るだけ座る時は骨盤を立てて座るようにしてくださいネ。
2015-02-23-08-53-42-225x300悪い姿勢
2015-02-23-08-53-19-225x300良い姿勢
少し見にくい写真ですが、参考にしてくださいネ。